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メラノーマとの付き合い方

悪性黒色腫(メラノーマ)との告知を受けてしまいました
結構珍しい病気らしいので闘病記を記しておこうと思います

頭皮拡大切除手術 その後

2013-11-08 19:10:30 | 通院
手術後の確認のため病院へ

頭皮の植皮箇所を確認すると1人で来たのかと聞かれた
母と一緒だと話すと看護師さんが待合にいる母を呼びに行った
何だか嫌な感じ・・・
案の定、皮膚の生着が宜しくないらしい
腫瘍が出来たあたりは頭蓋骨が変形していて
かなりの凹凸がある
どうやらその凹凸のせいで皮膚がくっついてないようだ
6割の生着とのこと
もうしばらく様子を見て、今後を考えたいとの事だった
そうなると問題はシャンプーで、この際髪を切ることを提案された
髪の毛が無ければケアがしやすく、患部もガーゼで固定しやすい
少し考えたが同意することにした
どうせ抗がん剤治療を始めれば抜けるだろうと考えていたし、
帽子をかぶればそんなに気にならない
抜糸も終わっていない頭で、美容院でカットして貰えるはずもなく
主治医の先生がカット&シャンプーをしてくれることになった

バリカンで毛を刈上げられ、低刺激のシャンプーで洗髪してもらったのだが
かなり思いっきりシャワーをかけられ、シャンプーされたのでビックリ
痛みはあまり感じなかったがちょっと心配してしまった
1週間ぶりの洗髪でスッキリ
頭はスースーするが、まぁ仕方がない
丸い顔が益々丸く見えるのが困ったものだ
帽子を被っても、どこからどう見ても立派な癌患者に見える
ちょっとショック

皮を取ったお腹は問題なく抜糸
抜糸後はまたテープで固定されたけど、こちらは順調のようだ

1週間ぶりの出社

2013-11-06 19:44:34 | 日記
1週間ぶりに会社に出社した
病気のことはごく一部の人にしか言ってないのだが
みんなが心なしか優しい
特に支店長はとっても優しかった
私って重病なんだな~

とりあえずこの1週間を有給休暇にしてもらって
金曜日からの3日間も有給にしてもらうよう
届けを出しておいた
後は11日の診察結果次第
休職が良いのか、休暇が良いか
気分転換にもなるのでたまには出社したいんだけどな

PET検査

2013-11-05 19:17:19 | 通院
今日はPET検査を受けてきた
私が診てもらっている病院には設備がないので
協力病院に予約を入れてもらった
普通ならかなり時間が掛かるらしいのだが、
異例の早さで予約が取れたらしい

病院に行って、まずは診察
開口一番「珍しい病気になってしまいましたね」
と、言われてしまった
これまでの経緯を話して検査の概要を説明してもらった
やはり10ミリというのはかなり深いらしい
あ~返す返すも、もっと早く病院に行けば良かったと後悔

検査室はとても綺麗で、待機の個室も結構豪華
部屋に入ると早速検査着に着替えて、リクライニング椅子でくつろいだ
中々座り心地が良くて、寝心地も良い
エアコンもあるし、テレビもある
これなら1時間と言わず、何時間待っても良いや

静脈注射をして準備完了
最初の待機時間中は持って行った小説を読んでくつろいだ
持って行ったのは東野圭吾の「加賀恭一郎シリーズ」
夢中になって読んでいるとあっという間に時間が経ち
検査に呼ばれた
検査前にトイレに行くと、トイレも綺麗
こういう所なら入院も悪くないかも

検査室も綺麗で広かった
2回に分けて検査をするとのことで、まずは下半身の撮影
15分くらい動かないのは楽勝だと思っていたのだが
動いちゃいけないと思うと、何だか余計なところに力が入り
ちょっと辛かった

2度目の待機&撮影も順調に終わり、あっという間
この病気になった以上、これからもこの検査受けなきゃいけないんだろうな
まぁ悪くはないな

ちゃび

2013-11-04 19:00:47 | 病気について思うこと
私は結婚していない
子供も産んでいない
家族は父と母と、岡山にいる弟と、結婚している弟と、
そしてヨークシャーテリアの男の子「ちゃび」

ちゃびは今6歳
2月12日が誕生日で持病がある
5歳の時にてんかんの発作を起こし、
大学病院でのCT&MRI検査の結果
水頭症と判明した
以後、ずっと薬を飲み続けている
幸い薬を飲み始めてからは発作は出ていない

ちゃびは私が育てた
ご飯を食べさせるのも、歯磨きさせるのも、
躾をするのも、悪さをした時怒るのも、
病院に連れていくのも、散歩に行くのも
シャンプーするのも、カットするのも、爪を切るのも
ちゃびの世話は私が全部1人でしてきた
そのせいか、ちゃびは私にべったりだ
私が出掛けるときは大きな声で泣き喚き、
家にいるときはお風呂の時も、トイレにも付いてくる
私もちゃびも、お互いに依存しきっていた

そんな私が思わぬ病気になってしまった
自分でも深刻な病気だと言うことはわかる
この先どうあっても入院は避けられないだろう
入院どころか、後どれくらい生きられるのか

私が居なくなった後も、ちゃびが幸せに暮らせるように
今から少しづつ準備はしておかないといけない

仕事のこと

2013-11-03 18:39:46 | 病気について思うこと
私の仕事は事務仕事で、主にパソコンを使った作業だ
専用ソフトを使った売上の管理やExcelを使ったり、
PDFを作成したり、まぁ普通の事務仕事だろうと思う
Ecelマクロを作成するのが好きなので
自分の仕事を効率よくする為にあれこれマクロも使っている

これまで私の勤務する職場は事務員2名体制で
平日に1名休むとてんてこ舞い
かなり大変なことになっていた
それがこの10月より、近場の事業所が1つ廃止になったことで
事務員3名体制で仕事をすることになっていた
1名増えると格段に楽になるので、あれもやろう、これもやろうと
計画を立てていたのだ
これまで手が回らなかったことをする予定だった

今回、できものを切除する事になり何日か休みを取った
3名体制だったので比較的休みが取りやすくなり助かった
その後、悪性黒色腫かもしれないと言われて
慌てて引継ぎ作業を始めた
わずかな期間で引継ぎをしなくてはならず
私よりも後任の方はさぞ大変だったろうと思う
私が前任者から引継ぎをしたときは1か月の期間があったのだ
それをわずか2週間余りで終わらせようというのだから
無理な話だったろう
何とか引継ぎをして10月30日の運命の日を迎えた

結果、悪性黒色腫が確定し、手術やら検査やらで休みを取っている
5日はPET検査なので仕事を休む予定だが
問題はその後
仕事、どうしようかな
一応11日の検査結果&治療方針決定までは有給を貰えるよう
職場には連絡済みだ
同じ病気を抱えている人のブログを見ると
みんなちゃんと仕事をしながら治療しているようだ
凄い、尊敬する
私はまだ治療に入ってないし、自覚症状も特にない
それなのに気持ちが凹んでしまって職場に行けずにいる
病気かもしれないと言われてから気持ちの浮き沈みが激しい
もう長くないんだとピーピーと泣いてみたり、楽観的になったり
職場に行けば気が紛れて良いのかもと思ったり、
元気に働いている人を見て自分との違いに悲しい気持ちになりそうだし
何だか色々と考えてしまう
告知前に調べたところでは7か月まで休職期間がある
休職させて貰おうかと思ったのだが、たまには気分転換に職場に行きたいような気もする
う~ん、どうしようか