緑茶の思い出

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私が嫁いだのは、兼業農家。

主人は会社員でしたが、義両親は農業を営んでいました。

お米、野菜は自家製。

結婚した当初は、５人家族で食費が３万円かからないという

驚くべき自給自足ぶりでした。

そして、実は。。。

お茶の木までも、畑にはあったのです！！

なので、私、茶摘みも体験しました～。

義母に「新芽だけを摘み取ってね。」と言われても

どれが「新芽」かもわからないド素人の私。

とにかく一生懸命に柔らかい葉（コレが新芽だったんですけど）を

摘み取りました。

ウチの方では、摘んだお茶の葉は、蒸してから

手もみし、ゴザの上に広げて乾かして

ほうじ茶として１年分を保存していました。

その作業中に、手もみした生のお茶の葉で飲んだ

お茶の美味しかったこと！！

これぞ、生産者の特権！！

本当に風味豊かな一番茶が、年に一度の大きな

楽しみでした。

今は、義母も体が弱くなり、茶摘みも休止中。

時期があえば、茶摘みの頃に実家に帰って

あの「一番茶」を味わいたいな～。


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