チェロ好きなるままに

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チェロアンサンブルとカルテット

2013年03月30日 14時08分47秒 | 音楽関係
チェロアンサンブルとカルテットの、それぞれの第一回目の練習があった。

チェロアンサンブルは、4月20日 西川アイプラザにて(岡響ゾリステン 室内楽演奏会に出演)。曲は、アルベニスのタンゴと、ビートルズのミッシェル。どちらも親しみやすい名曲だと思います。アルベニスのタンゴは、チェロの1番はすべてト音記号でハイポジションだらけ。これ、МIさんにお願いしてしまいました。本番までの練習期間が短く2回だけ集まって練習して本番に臨むという無謀な計画。そして、このアルベニスのタンゴはチェロ1とチェロ2が三度でずっとはもるところがあるので、集まっての練習をとれないぶんを、メンバーのI夫婦にチェロ1、チェロ2をご自宅で二人で仕上げていただくというもくろみ。
ご近隣の方は、ぜひ、いらしてください。

カルテットVIONの方は、ベートーベン連続演奏会の練習。ベート-ヴェンのカルテット最後の曲、16番。これまで、ベートーヴェンのカルテットは譜面づらが簡単でも、いざやってみると、こりゃえらいこっちゃとなるパターンがあったので、非常に構えて、臨んだのだが、やや、ひょうしぬけ。これまでやったものと比べると、難易度は↓。そして、曲が長くないので、それも助かる。14番なんか、はたしていつ終わるのか、ページをめくってもめくっても続いて、苦闘したのだが。しかし、今回は、これまでの反省をもとに、あなどらず、入念に準備するつもり。なにせ、ベート-ヴェン最後の曲。ベートーヴェンの晩年、人生最後の思いを少しでも汲み取りたいと思うのだが、どうだろうか。4楽章に入るところで、「ようやくついた決心」というベートーヴェンによる書き込みがあある。さらに、「そうでなければならぬのか(ヴィオラ、チェロ)」という問いかけののち、「そうでなければならぬ」という言葉をふったフレーズを演奏する。なにやら意味深だ。
計画では、6月 倉敷中央病院で本番、そのころ同曲でレッスン受講、7月に天神山での本番といった筋書。天神山では、ボロディンのカルテットもやるが、こちらは以前、一度本番をしてるので、だいぶ気が楽。といっても、大好きなボロディンなので、気を抜かず、とりくむつもり。