C E L L O L O G U E +

ようこそ、チェロローグ + へ!
いつまでたっても初心者のモノローグ
音楽や身の回りを気ままに綴っています

クールピクスP330で津田沼のK2形蒸気機関車を撮る

2013年08月24日 | その日その日



 最近は『機関車トーマス』以外機関車を見ていないので、クールピクスP330を持って津田沼まで足を延ばしました。
 地元の公園に佇む、在りし日の鉄道連隊のK2形蒸気機関車を見に行きました。もちろん、シャッター優先モードは使えないので、いつもの絞り優先モードでF値をいっぱい開けての撮影です。

 この機関車の見どころは3つ。

  1.動輪が5つあること。
  2.真ん中の動輪のフランジ(脱輪防止用の出っ張り)がないこと。
  3.左右の主連棒が欠損していること。

 1は粘着抵抗を増し、牽引力を上げるため。2はフランジレスによって曲線を曲がりやすくするため。3は不明です。なお、エクセントリックロッドも欠品でしたが後で製作、取り付けられました。
 実は、もうひとつ大きな特徴がありました。レールの幅が60センチしかないのです。これは、戦場で使用するため、車両の小型・軽量化、線路敷設の容易化を図るためでしょう。しかし、戦後に払い下げられたときに本機のように標準サイズに改修されています。

 いつもこういった公園のSLを見ると哀しくなります。ここは比較的保存状態はいい方なのですが、無粋は柵を設けないと機関車は荒れ放題。いたずら書き、破壊、盗難のやられ放題です。ものの哀れの前に公共心のなさに胸が痛みます。K2形機関車は屋根もあり、比較的幸せなのではないでしょうか。走れれば言うことはないのですが。。。

 さて、クールピクスは本日サービスセンターに連絡し、目出度く、故障認定されました(笑)。来週早々に宅急便でピックアップの予定です。さすがニコン、ここまでのサービスは悪くはありません。

 (タイトル写真は24㎜で撮影。この画角なら汽車に近付いても気持ち良く収まる。下の写真は動輪周りのクローズアップで、右端のクロスヘッド(人の顔のような部品。口の部分に主連棒が取り付けられる)から動輪第3軸まで伸びているはずの主連棒(メインロッド)がなく、クロスヘッドには空しく穴が開いたまま。シリンダーから動輪に力を伝えるロッドがないと蒸気機関車としてはとても虚しい絵になってしまう)



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。