まずは昔を振り返る前に、今年に入ってから個人的に訪れた屋上緑化を紹介したいと思います
第1弾として紹介するのは『新宿・伊勢丹 アイ・ガーデン』です
大手百貨店・伊勢丹新宿店に屋上庭園が今年6月1日にオープンしました
噂を聞きつけ、新宿に行った際フラっと足を運んでみました。
すると・・・ビックリ仰天
す、すばらしい・・・!
扉を開けるとそこは別世界
子供達が芝生広場を駆け回り、お年寄りの方は植物をゆっくり見て回っている
ここは新宿だよな??と疑うような光景がありました。
一周してみて、アイキッズクラブの担当の方がいらっしゃったのでお話を伺ってみました
この屋上では様々な工夫やおもしろい取り組みを行っているそうです
まず、一番特徴的だと思ったものが「ユビキタス・コンピュータ」というハンディ端末とネームプレートをあわせて草花のガイドを行ってくれるというものです
→詳しくはこちらの記事を読んでみてください
http://ascii24.com/news/i/net/article/2006/06/01/print/662568.html
それとアイキッズクラブでは子供達と一緒にオーガニックコットンを育てるもので菜園スペースが用意され、定期的にイベント等も催されるようです。
またアイ・ガーデンステージという場所ではアイ・ガーデンについてや屋上緑化の基本的な説明、東京都の取り組みなどがパネルを使ってわかりやすく説明されていました
庭全体としては「春の庭」「夏の庭」「秋の庭」と分かれており、朝日弁財天や藤棚もあり、ぐるっと回るだけでも様々な庭を楽しむことが出来ます。
施工は法政屋上と同じ㈱日比谷アメニスだそうです
さらにいくつか質問をしてみました。ただし、お話を聞いたのが1ヶ月前くらいなので少し内容に間違いがあるかもしれませんがご了承ください
Q「なぜ屋上をこのように活用しようと思ったのですか?」
A「都会の中にはこのようにくつろげるスペースが少なく、百貨店の屋上のあり方も近年見直されてきているため、ここにある屋上空間を一新しようと思いました。」
Q「実際、屋上を緑化してみてお客様の反応はどうですか?」
A「緑化したことによって、屋上に足を運んでくださるお客様が確実に増えました。この周辺には緑があってくつろげるスペースが少ないので、そういった意味で幅広い層の方に利用していただいています。」
Q「具体的にどのような層のお客様が屋上に来られますか?」
A「平日はOLの方を中心に会社員が多いですね。土曜・祝日は家族連れのお客様やお年寄りの方にも多く来ていただいています。屋上にいるとお客様によく声をかけていただくんですよ。「緑が多くていい場所ですね~」って。」
Q「百貨店の屋上利用ということでいい集客効果につながるのではないですか?」
A「はい。実際この屋上緑化スペースが出来たことが宣伝になったこともあると思います。店内では園芸用品も扱ってますし、食品等も扱ってますのでお店で買ってこの屋上に来て食べるという方は多いみたいですよ。」
Q「周辺の百貨店や建物も伊勢丹さんの影響を受けて、緑化への取り組みに動くのではないですか?」
A「確かにそれはあるかもしれませんね。緑化する前の屋上は庭木等の売り場だったんですよ。それと大きな空調機器があったり。でもそれが時代の変化とともに、技術が発達したり、ニーズが変化したりと、このような形で生まれ変わることができて多くの方に喜んでいただけたと思います。周辺の建物でもこういった取り組みが盛んになっていくと良いですよね。」
どうもありがとうございました。
僕の感想としては、新宿という過密な地域にこれだけのオープンスペースが出来たことに正直驚きました
そしてこのスペースにいたほとんどの人が笑顔だった気がします
百貨店の屋上空間を有効活用した先駆的な事例と言えるのではないでしょうか。
お買い物に+αの付加価値をつけてお客様に満足していただく。
そんな精神が反映された屋上緑化だと感じました
是非新宿に寄られた際は足を運んで、緑に囲まれ一息ついてみてはいかがでしょう
第1回はこんな感じです
今後もこのような形で更新していきたいと思います
次回は『アークヒルズ』をリポートします
第1弾として紹介するのは『新宿・伊勢丹 アイ・ガーデン』です
大手百貨店・伊勢丹新宿店に屋上庭園が今年6月1日にオープンしました
噂を聞きつけ、新宿に行った際フラっと足を運んでみました。
すると・・・ビックリ仰天
す、すばらしい・・・!
扉を開けるとそこは別世界
子供達が芝生広場を駆け回り、お年寄りの方は植物をゆっくり見て回っている
ここは新宿だよな??と疑うような光景がありました。
一周してみて、アイキッズクラブの担当の方がいらっしゃったのでお話を伺ってみました
この屋上では様々な工夫やおもしろい取り組みを行っているそうです
まず、一番特徴的だと思ったものが「ユビキタス・コンピュータ」というハンディ端末とネームプレートをあわせて草花のガイドを行ってくれるというものです
→詳しくはこちらの記事を読んでみてください
http://ascii24.com/news/i/net/article/2006/06/01/print/662568.html
それとアイキッズクラブでは子供達と一緒にオーガニックコットンを育てるもので菜園スペースが用意され、定期的にイベント等も催されるようです。
またアイ・ガーデンステージという場所ではアイ・ガーデンについてや屋上緑化の基本的な説明、東京都の取り組みなどがパネルを使ってわかりやすく説明されていました
庭全体としては「春の庭」「夏の庭」「秋の庭」と分かれており、朝日弁財天や藤棚もあり、ぐるっと回るだけでも様々な庭を楽しむことが出来ます。
施工は法政屋上と同じ㈱日比谷アメニスだそうです
さらにいくつか質問をしてみました。ただし、お話を聞いたのが1ヶ月前くらいなので少し内容に間違いがあるかもしれませんがご了承ください
Q「なぜ屋上をこのように活用しようと思ったのですか?」
A「都会の中にはこのようにくつろげるスペースが少なく、百貨店の屋上のあり方も近年見直されてきているため、ここにある屋上空間を一新しようと思いました。」
Q「実際、屋上を緑化してみてお客様の反応はどうですか?」
A「緑化したことによって、屋上に足を運んでくださるお客様が確実に増えました。この周辺には緑があってくつろげるスペースが少ないので、そういった意味で幅広い層の方に利用していただいています。」
Q「具体的にどのような層のお客様が屋上に来られますか?」
A「平日はOLの方を中心に会社員が多いですね。土曜・祝日は家族連れのお客様やお年寄りの方にも多く来ていただいています。屋上にいるとお客様によく声をかけていただくんですよ。「緑が多くていい場所ですね~」って。」
Q「百貨店の屋上利用ということでいい集客効果につながるのではないですか?」
A「はい。実際この屋上緑化スペースが出来たことが宣伝になったこともあると思います。店内では園芸用品も扱ってますし、食品等も扱ってますのでお店で買ってこの屋上に来て食べるという方は多いみたいですよ。」
Q「周辺の百貨店や建物も伊勢丹さんの影響を受けて、緑化への取り組みに動くのではないですか?」
A「確かにそれはあるかもしれませんね。緑化する前の屋上は庭木等の売り場だったんですよ。それと大きな空調機器があったり。でもそれが時代の変化とともに、技術が発達したり、ニーズが変化したりと、このような形で生まれ変わることができて多くの方に喜んでいただけたと思います。周辺の建物でもこういった取り組みが盛んになっていくと良いですよね。」
どうもありがとうございました。
僕の感想としては、新宿という過密な地域にこれだけのオープンスペースが出来たことに正直驚きました
そしてこのスペースにいたほとんどの人が笑顔だった気がします
百貨店の屋上空間を有効活用した先駆的な事例と言えるのではないでしょうか。
お買い物に+αの付加価値をつけてお客様に満足していただく。
そんな精神が反映された屋上緑化だと感じました
是非新宿に寄られた際は足を運んで、緑に囲まれ一息ついてみてはいかがでしょう
第1回はこんな感じです
今後もこのような形で更新していきたいと思います
次回は『アークヒルズ』をリポートします