調子にのるな。 ２００５.４.１６（生後１０ヶ月２４日）

今日はしつけ教室へ。
天気も最高に良かったので気分も高揚していた。

が、調子にのってる自分に気付かされた日でもあった。

早く言えば今日のベリーはさんざんで、それはもう教室が始まる前から感じていた。
いつも以上に落ち着きがないし、座っては立ち動き、ごほうびにも反応しない。
嫌な気はしていた。

結局それは、教室が終わるまでずっと続いて、ツケもスワレも最悪な出来だった。
　　
最後は広い公園に移動してそこで終わることとなったので、各々犬を連れて移動。
私は人通りの少ない裏路地を通って公園へ行った。

ベリーと２人きりで歩いていると、くやしさと情けない感情がこみ上げてきた。
おとといと昨日、以前よりもお利巧になったベリーの様子を日記に載せた自分。
確かにそれは嘘じゃない。ベリーは成長している。

ただ、そんな自分の犬に対して勝手に自己満足だけして、今日の結果がこれである。
「もうベリーは大丈夫、ちゃんと号令通り動けるし・・・」　
　調子にのっていた。　

‘時間がかかってもベリーのペースに合った訓練をしていこう‘
以前、こう言ってくれた先生の言葉を私は忘れていた。　

犬はロボットじゃない。人間と同じ感情のある生き物。
改めて、ベリーとの関係を考え直した一日でもあった。

先生と愛犬たくみ。デモンストレーションとしていろんな技を見せてくれた。
一番印象的だったのが、すごく『楽しそうに』先生の横についているたくみ。
今日のベリーは一度もそんな顔をしなかった。