goo blog サービス終了のお知らせ 

こんな医学生にならないでほしい

医学部再受験を経験した精神未成熟な20代後半の大学生の日常と雑感

医学生とタバコ

2016年05月15日 | 散文

退廃的な気持ちだから煙草を吸うのか、煙草を吸うから退廃的な気持ちになるのか。

その答えを求めることは極めてナンセンスだろう。煙草の燃焼時間そのものが空虚なものなのだから。

自室のひんやりとした床に寝転がりながら。

ベランダで虚空を見つめながら。

カフェの喫煙席で周りの煙たさと自分の煙を溶け合わせながら。

ニコチンの作用で頭が冴えるなどと自己肯定するつもりなどない。私は人生が灰と化すことを承知でライターを擦る。

一日460円の出費はボディブローのように懐事情をいたぶる。

呼吸器の授業でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)のレントゲン写真を見せられる。喫煙者は戦々恐々とする。 

それでも僕らは吸い続ける。

いったい何と戦っているのか。

最後に、我が大学の留年者の喫煙率が半分を超えているという事実をここに書き残しておく。 

一般の大学生でも昨今は喫煙率が下がり、たったの1割だとマイナビのアンケートにあった。医療系の大学ならばなおさらその傾向は強まるだろう。

うちの大学では5パーセントくらいだろうか。主に部活の悪い先輩の影響を受けているようだ。

私は大学入学前から喫煙の習慣があるが・・・


----------

ブログランキングに参加中です。クリックで応援!

 にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ

にほんブログ村

 

 


晴れただけでこれだけ嬉しい

2016年05月12日 | 散文

曇天雨天が続いていると何日ぶりかに覗いた晴れ間に驚くほどの爽やかさを覚える。

これだけで私は幸せだ。しょせん束の間の幸せだけれども。


川上弘美の「センセイの鞄」という作品を読んでいる。

純文学らしい、何気ない日常の風景を切り取ったセンスのある作品だと思う。

まだ一編しか読んでいないのに偉そうなことを言う。

純文学が心を震わせるのは、皆が見落としがちな視点、発想を的確に拾い集めてカタチにしてあるからだろう。

つまりは観察眼を注意深く持てば、素人とてさぞ文学的な日々を過ごすことができるのではないだろうか。

何気ない日常に喜びを、何気ない会話に可笑しみを。

そう思って今朝の晴天を手放しに喜んでみた。

文学的な朝を過ごせたかと問われれば苦しいが、これからこれから


何気ない日常を楽しめればそれは生き方上手になれたということだ。

おもしろき こともなき世を おもしろく

雨天でも楽しいし晴天でも楽しい。

すべては自分の心次第なのだろう。 


----------

ブログランキングに参加中です。クリックで応援!

 にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ

にほんブログ村


悪天候が続くせいで誤変換

2016年05月11日 | 散文

近頃調子が良いか悪いかで言えば、とことん悪い。

GWが始まる前の週くらいから調子は悪く、五月病の先取りだと思えば少しは気持ちがファッションモンスターだろうか。

調子が悪い、とタイピングすると「超雌」と誤変換されるのは医学部のPCルームの仕様です。

ほーら、また「止痒」って変換された。

ちなみに超雌とは「トリプルX症候群」の別名で、X染色体を3つ(計47本の染色体)を持っているらしい。ソースはgoo辞書。  


そんなわけで超雌が悪い。

3、4日雨の日が続き、 

私の天パはフワフワフワライド。いつにも増して醜い容姿になる。

誰に格好つけたいわけでもないが周りの視線は気になる。 大学へ向かう足取りは重たくなる。

これから梅雨の時期に突入したら私は学校に行かなくなるのではないか。

ヘアアイロンとドライヤーを持ち込むしかないのだろうか。


----------

ブログランキングに参加中です。クリックで応援!

 にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ

にほんブログ村


映画・SHAMEを通じて性依存症をちょっとだけ思う

2016年05月10日 | 散文

今夜は映画・SHAMEを観賞した。

過去のトラウマから性依存症となった主人公兄妹の、己との向き合い方を描く作品だが、肝心の主人公たちのバックボーンの描写が乏しく、ネット検索で解説に頼る羽目になった。

考察ならともかく、設定までも客の想像に委ねるとはなんと不親切なのだろう。説明しすぎる作品はしばしば凡作とされるので難しいところだが。

ともかく私の読解力では作品の全容の半分も掴みきれず、ネットで拾い読みした素晴らしい解説郡に助けられて私の映画鑑賞は完結した。

その素晴らしい解説の中のひとつに、性依存症とただのポルノ好きの違いについて「ストレスの捌け口にしているか否か」と「罪悪感を感じるか否か」がポイントとしてあげられていた。

私は自分自身が性依存症のケがあるのではと疑ってしまったのだ。

「罪悪感を感じるか否か」についてはNoだが、「ストレスの捌け口にしているか」については完全にYesだ。

昨晩の日記でも記したように、私は鬱屈とした感情の気晴らしのために月1、2回の頻度で男を癒すサービスに通っている。

言い換えればストレスの解消法なのだが、決して健全だとは言えないだろう。

さらに言えばこの傾向は経験上、恋人がいるいないに関わらず存在する。

このままこの頽廃的な性質を放し飼いにして生きていけば、SHAMEの主人公同様に普通の恋愛において人を愛せなくなってしまうのではないかという可能性を考えてしまった。

さすがに普段から大風呂敷を広げることはしないが、こういった作品に触れるたびにふと我を思うのだった。

そこから具体的に何かを変えていこうなどとはまだ思わないけれども。


----------

ブログランキングに参加中です。クリックで応援!

 にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ

にほんブログ村