退廃的な気持ちだから煙草を吸うのか、煙草を吸うから退廃的な気持ちになるのか。
その答えを求めることは極めてナンセンスだろう。煙草の燃焼時間そのものが空虚なものなのだから。
自室のひんやりとした床に寝転がりながら。
ベランダで虚空を見つめながら。
カフェの喫煙席で周りの煙たさと自分の煙を溶け合わせながら。
ニコチンの作用で頭が冴えるなどと自己肯定するつもりなどない。私は人生が灰と化すことを承知でライターを擦る。
一日460円の出費はボディブローのように懐事情をいたぶる。
呼吸器の授業でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)のレントゲン写真を見せられる。喫煙者は戦々恐々とする。
それでも僕らは吸い続ける。
いったい何と戦っているのか。
最後に、我が大学の留年者の喫煙率が半分を超えているという事実をここに書き残しておく。
一般の大学生でも昨今は喫煙率が下がり、たったの1割だとマイナビのアンケートにあった。医療系の大学ならばなおさらその傾向は強まるだろう。
うちの大学では5パーセントくらいだろうか。主に部活の悪い先輩の影響を受けているようだ。
私は大学入学前から喫煙の習慣があるが・・・
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