カード現金化業者を利用しようと考えている人が
最も重視するのが、還元率だと思います。
還元率とは、クレジットカードのショッピング枠に対して、
いったいどれだけの比率で現金化できるかということなので、
クレジットカードを利用して現金を手にしたいと思っている人にとっては
最大の関心事です。
そのため、業者は高い還元率を提示して
自分のところが選ばれるようにしています。
還元率の最大は100%です。
しかし、100%というのは実際のところは有り得ません。
なぜならクレジットカードを現金化する際に決済すれば
決済手数料がカード会社より請求されることになりますので、
最低でもそれを差し引いた金額でないと赤字になってしまいます。
その上に業者の取り分である現金化手数料を差し引かないことには
商売にならないので、利用者のところに還元されるのは、その後の金額です。
色々な業者のサイトや広告を見ていると、
だいたい93%だとか95%だとか、
ほとんど100%に近い数字が並んでいます。
これを単純に計算すると、
ほとんどロスなく現金を手にすることができるので早速依頼を・・・、
ここでちょっと待ってください。
クレジットカードを飲食店などで決済した時には手数料が
上乗せされるのをご存知だと思います。
特に女性が接客するような店や風俗に近いようなお店になると、
その上乗せ分は大きくなることが通常です。
少ないところで5~10%、多いところでは30%程度上乗せされることすらあります。
普通に飲食をしただけでもこんな手数料が請求されるのに、
現金化だと、こんな数%の手数料で良いのでしょうか?
私はまず、この点に疑問を感じました。
例えば、現金化する金額によって還元率が変わるという場合があります。
100万円以上であれば92%となっているとしても、
実際のところクレジットカードの現金化をしようとしている人が
限度枠100万円のカードを持っているとは考えにくいので、
現実味に乏しいケースを想定した還元率提示に注意するようにしてください。