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HATCH's HEAD ROOM

ヒヨコハイスクールのBASSIST、Captain HATCHの独り言、無駄話、覚書、日々の感動、ロックなあれこれ…。

パンクだったら…クラッシュかなぁ

2005年05月19日 01時17分53秒 | 日々覚書


おいらがボウイのコピバンをやってた話は、もしかしたら意外だっただろうか?これまでもコピバンをやった話はいくつか書いたけど、コピーしたアーティストはまだまだたくさんある。大体がスタジオの中で音を出して終わりだったり、ライブを一回やって終わりだったり。でも数回のライブを重ねてレギュラーバンドっぽく活動することも度々…。

学校の仲間とクラッシュのコピバンを組んだときがそうだった。そのときの担当パートはドラム。今思い出すと、俺のドラムは相当ヘタッピだったはずなんだけど、メンバーや観客は結構盛り上がってくれて、うれしかったなぁ。

そのバンドでドラムに誘われた理由は、ただ単に「ドラムを叩ける奴がおいらしかいなかった」から。すでに10日後にはライブが控えていて、リーダーに「お願い!頼む!」といわれて、それから初めてクラッシュの曲を聞いて、必死にコピーしたことを思い出すね。で、必死に聞いたからなのかなんなのか、クラッシュのサウンドや雰囲気が自然に体に染み付いてくれて、気がついたら好きになっちゃってた。それがおいらとクラッシュの出会ったころだなぁ。で、メンバーをチョコチョコ変えながら、ライブハウスや学園祭など、4~5回ライブをやった。パンクは単純に気持ちよくなれるのがイイ。やるのも、聞くのも頭使わなくっていいし。ときどき、映画のBGMやCMソングに使われることもあって、不意にクラッシュの音が聞こえたりすると、思わず表情がゆるむ。そんな感じの好き具合。おいらのエフェクターボードには『ロンドンコーリング』のステッカー貼ってあるのだよ!

クラッシュはパンクの王道に数えられるストレートなバンドのイメージがあるかもしれないけど、スカやレゲエのリズムを取り入れたり実験的なサウンドがたまに登場する辺りが憎いね。またセックスピストルズが「カンケーねーぜ」「ぶち壊せ!」と叫ぶ一方で、クラッシュは政治的なメッセージを盛り込んで「俺たちは何と戦えばいいんだ?」と、熱く歌い上げている辺りも、グッとくるね。うん。

好きな曲は『ホワイトライオット』『ロンドンコーリング』『反アメリカ』『I Fought The Law』とかかな。他にも一杯あるけど、曲名しらねーや。…って、ファン失格だな。アルバムなら「白い暴動」かな。なんか一番イキオイがある気がするし。でも、まず1枚目に買うならベスト盤がいいね、多分。有名な曲が一杯入ってるから「これもクラッシュの曲だったのか!」なんて感動もあるかもね。

リーダーのジョー・ストラマーはもう死んじゃったけど、彼をリスペクトするアーティストは数多い。おいらも、それほどクラッシュに詳しい訳じゃないけど、その一人っていうことになるのかな。MICKEYには「キャプテンの作る曲って基本的にパンクっぽいですよね」ってこないだ言われたし…。ヘヴィなリフで曲を組み立てても、構成がパンクっぽくなっちゃうんだよね、自然とさ。コピーバンドを経験すると、やっぱりそのアーティストのイズムが体の中に残るものなんだ。

クラッシュは、音楽に行き詰まった時に自分の原点を見つめなおすべく聞く音楽って感じだろうか。っていうことで『♪ぼくパンクロックが好きだ!』。

BOΦWYはライブ盤が最強!

2005年05月17日 23時26分36秒 | 日々覚書


ビートルズを聞かず嫌いしていたおいら。他にも同様に聞いてもいないのに「嫌い!」と言ってたアーティストがたくさんいる。ボウイもそんなアーティストのひとつ。初めてボウイを耳にしたのがB・BLUEだったりしたもんで「売れ線狙いのポップロックバンド」かと勝手に決めつけ、周囲で流行していたせいもあって「俺は絶対に聞かないぜ!」と、無駄にツッパっていたんだけど。

世の中にボウイを真似した亜流が氾濫したり、コピーバンドがあふれかえったりしたのも、おいらの嫌悪の理由になっていた気がする。子ども時代は「反主流」がカッコいいって、物事の価値もわからないくせに、そういうスタンスだったもんでね。

で、友人に「どうしても」とすすめられて見たライブ映像「CASE OF GIGS」を見て、一気に印象が変わった。ボウイってライブバンドなんだよね。ライブでこそ魅力がはじけるバンド。こんなにストレートでカッコいい日本語のロックがあったのか、と目からウロコが落ちるような思いだった。何よりもカッコよかったのが「ロンドンゲーム」「BABY ACTION」「BAD FEELING」だなぁ。自由にギターを操る布袋と、客席のパワーを吸収して爆発する氷室のパフォーマンス。それまで写真などで「おっさんじゃーん!」って思ってた高橋さんのヤンチャなドラム、そして、鬼のダウンピッキングを炸裂させる松井!いや、松井さんのダウンピッキングは、あれは神業だよ。まずあんなに正確に、しかも激しくダウンピッキングをコントロールできる人は、そうそういないんじゃないかな。

ボウイっていうと、ついつい氷室と布袋に目が行きがちだけど、実はリズム帯の2人がすごいんだよね。その辺りに注目してみると、彼らが本当にハイパーだったっていうことがわかるね。彼らのようなライブバンドには本当にあこがれるよなぁ。やっぱ、CASE OF GIGSはジャパニーズロック界のマスターピースだよ。

ボウイを好きになってから…っていうか、ライブ映像をみてから、スタジオ盤を聞くと、その対比や、ライブでは再現できない演奏などをジックリ楽しめるようになり、それまで「軽薄」に思えていたサウンドに「深み」を感じるようになったりしてね~。不思議なモンです。個人的に一番好きなアルバムは『JUST A HERO』だなぁ。好きな曲が一杯入ってるし、スタジオならではの音の工夫も一杯詰め込まれているから。あと音の軽さが気になる『MORAL』っていうアルバムも、ライブで演奏されるととたんにアッパーチューンに早変わりする、ヤバイ曲たちだ。デビュー直後の新宿ロフトでのライブ映像(海賊版?)に入っている「MASSAGE」や「ゲリラ」は相当ヤバイ!

解散してからファンになったから、ライブを一度も体験できていないっていうのは、相当悔しい。そういえば以前コピーバンド組んでライブやったッけなぁ。その時はボーカルでした、しかもギターも担当してソロだけおいらが弾いちゃうって言う、「氷室と布袋を独り占め」状態。エゴ丸出しで、メンバーには申し訳なかった…。その数年後にベースでもコピバンやったなぁ、その時はTRAVISTARがVOだったね。何気にボウイとも縁が深い。『大人たちの言うことは信用できない』っていうスタンスも含めて…ね!?

マジカルでミステリーなビートルズが好きっす

2005年05月17日 05時58分48秒 | 日々覚書


前回、モンティ・パイソンつながりでジョージ・ハリスンな名前を出したってことで、今回はビートルズについてちょっと語らせておくれぃ。プログレだの、アバンギャルドだの、アイドルだの、コアだのと大騒ぎしているおいらだが、やっぱりビートルズは避けて通れないアーティストなんだな。

その昔は、なんとなく軽薄なイメージを持っていて聞かず嫌いだったんだよね。初期のビートルズってスリーコードで単純だし、声も甘いしナンパな曲が多い気がしてさ。でもね、あるとき街中の有線で聞いたスゲーカッコいい曲が気になって、フレーズを覚えて友達に聞きまくって曲を調べたらそれが「COME TOGETHER」だった、っていう。そんなことがきっかけで、アビーロードを聞いて、ぶっ飛んだね。コイツはスゲーと。って、おいらなんかが、リリースされて数十年たってから言っても意味ないんだけどさ。とにかくそれからしばらくはアビーロードを聞きまくったな。

それから、中期以降の作品をあさってみたら、どうやらおいらのビートルズのイメージは間違っていたなと徹底的に思い知らされ、逆にそれから初期の作品を聞きなおしてみたら、アーティストとしてのルーツの深さみたいなものに気付かされ、さらに打ちのめされたりしてね。アルバムごとに変革を遂げた彼らって本当にすごいよ。コード進行や、歌詞が取りざたされることが多いけど、彼らはリズムアレンジにたけた集団だったっておいらは思うんだよな。だからこそ、たくさんの曲調にオリジナリティを宿らせながら作り続けることが出来たんだと思う。そう言う部分で、ベースマンとして、バンマスとして、ソングライターとして、本当にアタマが下がる。リバプールが港町だったせいで、船乗りや外国人づてに少年時代のジョンとポールはたくさんのリズムを聞くことが出来たっていう逸話があるらしい。途中、ドラッグの力やインドの神秘に傾倒したりもしたけど、そういったことも含めて、彼らこそが世界で最初のミクスチャーだったんじゃないかと思うんだよね。有名じゃない曲でぶっ飛んでる奴とか、たくさんあるし。

それから何よりビックリするのが、レコーディングが8トラックだったってことかな。いま、おいらが持ってるマルチトラックレコーダーでさえ16トラックあるのに、その半分でやってたんだよね、彼らは。本当にすごいと思うよ。いろんな苦労や、工夫を詰詰め込んで初めて作品には魂が宿るのかもなぁ。

ビートルズで一番好きなアルバムは…アビーロードか、リボルバーか、ラバーソール、サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンドか…ホワイトアルバムもいいし、と悩んだ結果、たったいまものすごく聞きたい「フールスオンザヒル」と「アイムザウォルラス」が収録されている「マジカルミステリーツアー」を、暫定ベストに選定!本日の画像にしてみました。ストロベリーフィールズフォーエバーも、聞きたいなぁ。CD見つけるの面倒だから、とりあえず自分で歌っておこう。

♪れっとみーていきゅーだーん、こーずあいむごーいんとぅー~…。


前に一緒にバンドを組んでたドラムの大ちゃんはマジカルミステリーツアーを聞いて「ケッ!」とかいってたけど、ま、そう言うキャラだからね。OK、OK。

モンティパイソンで笑おう!

2005年05月16日 02時08分55秒 | 日々覚書


今回は音楽じゃなくって、コメディ番組を…。きのう書いた有頂天のケラが好きだといっていた影響で、英国コメディ『モンティパイソン』が大好きになった。モンティパイソンは、60年代後半から70年代にかけて、イギリスの国営放送BBCで放送された30分番組。「スケッチ」と呼ばれるショートコントやアニメーションで構成されるコメディプログラムだ。日本でいうなら「夢で会えたら」や「とぶくすり」、「はねるのトびら」なんかをイメージしてもらえれば、近いって言えば近いかも。でも、シナリオはもっと緻密かなぁ。スケッチ同士の連動性や、スケッチの間を繋ぐカットバックの手法などがいちいちエキセントリックなんだよね。

モンティパイソンのメンバーは全員が放送作家。自分たちで書いて、自分たちで演じているのが特徴。ちなみにメンバーの中には後に映画監督として「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」などを撮ったテリーギリアムも。差別ネタや、階級ネタなどもバンバンやるし。ハダカや破廉恥な映像もボチボチ。国営放送なのに!残念なのは、当時の世相や、時事ネタなどがわからないので理解できない部分が結構あること。でも、それを差し引いても充分笑える。

一番好きなスケッチは…悩むなぁ。「バカ歩き省(Silly walk)」かな。英国国歌が人々のバカ歩きを推奨しているっていうくだらない設定で、ジョン・クリースとマイケル・ペイリンがバカバカしいやりとりをするんだけど、ジョン・クリースのバカ歩きが本当にくだらないんだよね。

他にもマイケル・ペイリンのおかまのランバージャックとかも好きだね。チーズショップ、スパム、モスキートハンター、スペイン宗教裁判、ルピナス、とか、面白いモンが一杯だ。でも、どんな風に面白いかは文章じゃかけないし、書いても意味ないから省略ね。お笑い好きの人は一回見てみることをオススメするよ。

音楽の使い方も結構うまいんだよね~。エリック・アイドルがスケッチの中でEL&Pの曲を弾き語りしたりさ。ビートルズのジョージ・ハリスンが「俺をパイソンのメンバーに入れてくれ」と頼んだ、なんて逸話もあるのだとか。エリックが参加していたビートルズのパロディバンド「ラトルズ」も気持ち悪いくらいビートルズ風で、ビートルズ自身もその活動を絶賛していたんだって。ラトルズ、まだ聞いたことないんだよなぁ。

モンティパイソンは通常版「空飛ぶモンティパイソン」(VOL.1~12)や、映画作品も多いけど、まず初めて見るなら「ベスト」が一番いいと思うな…ジャケットはこのエントリーの画像ね。笑いたいときにオススメ。最初は独特のテンポや映像に戸惑うかもしれないけど、慣れればはまること間違いなし。何がすすごいって、30年以上も前に作られた作品にもかかわらず、いまみても新鮮っていうことかなぁ。

TRAVISはモンティパイソンのブラックなジョークを見て「怖い」って言ってたけどね~。

いつもは字幕版でみてるんだけど、日本語吹替え版も相当面白いらしい。今度どこかで見つけたらぜひとも見てみたいっす。

有頂天を忘れちゃいかん

2005年05月15日 02時12分32秒 | 日々覚書


トランスレコードのアサイラムを紹介したイキオイで、大好きなZOAやYBO2の話もしたいところなんだけど、当時のインディーズ界をトランスレコードとともに席巻したナゴムレコードの看板バンド「有頂天」についても、どうしても語りたくなったんで、今回は有頂天。VOのケラが、自分でライブハウスに足を運んで気に入ったバンドの音をリリースしていたっていうのが、ナゴムだ。つまりケラは有頂天のVOでもあり、ナゴムの主催者だったんだよね~。そういう仕事っぷりや存在感にあこがれたのも有頂天にハマった理由のひとつ。

語り始めたら、またまたキリがないんだけど、このバンドは本当に大好き過ぎて、一時期ベース、ギター、ドラムを全曲コピーに挑戦したりして、ヘヴィに聞きまくってたですよ。その昔コピーバンドを組んでたし最近も、ネットで出あった仲間とコピバンを新結成したばかり。かつてはドラム担当だったんだけど、今のバンドではベースやってます!

有頂天も独特の世界観があって、リーダーでVOのケラはテクノポップ志向、他のメンバーはロック志向って言う感じなので、サウンドは…ピコピコロック?とにかく文章で説明しにくい、オンリーワンなアーティストだ。

特にアルバムごとのコンセプトワークも秀逸。今回の画像は「カラフルメリィが降った街」っていう活動後期のアルバムなんだけど、架空の国「余白府」の謎の王女「カラフルメリィ」にまつわる、伝説や寓話を詞にするという虚構を通じて、リスナーに出会いの喜びや、恋の素晴らしさ、別れの切なさを説いていくっていう、立体的な構造。アルバムを聞くことで、自分のアタマの中に毎回違った「カラフルメリィの物語」が浮かんでは消え、消えては浮かぶ。そういうのって面白くね?

また、カラフルメリィっていうキーワードはデビューアルバムでもある「ピース」ではじめて登場していた。アルバムのラストに「カラフルメリィ」っていう曲がクレジットされているんだけど、ジャケットを良~く見ると「この曲は今回収録されていません」というただし書きがされていて…ファンを「?」な気持ちにさせたのだった。その、落とし前を、自身の後期アルバムで自らつける、このふざけっぷりが見事。

そんな虚構作りや、スタジオワークが大得意なかれらだけど、実はライブバンドでもある。デビュー前後のライブハウスは女の子で一杯だったみたい。トランスギャルは「トラギャ」だったが、ナゴムギャルは「ナゴギャ」。新宿ロフト周辺に、チェック柄の洋服にお団子アタマとラバーソール…といったらナゴギャの典型的なファッションだ(いま思えばミニモニ。にそっくりだ!真似した?)。ナゴギャに辟易したケラが「黙れブタ!」とMCで言い放ったのは最早伝説か。さて、ライブ音源「BOIL」を聞けば、彼らのハードな縦ノリロックを感じることが出来るだろう。曲順も最強だしね。

とにかく全アルバムが名盤。一瞬「捨て曲?」と思うような曲も、別の大事な曲の伏線になっていたりしてね。本当に奥が深い。このサイトで一部アルバムの試聴やダウンロード購入できるみたいだね。有頂天も、手元にない音源が多いから、ゲットしちゃおうかなぁ。

ちなみにナゴムレコードには「筋肉少女帯」や、電気グルーヴの全身となった「人生」、いまは俳優として大活躍の田口トモロヲがVOを務めていた「ばちかぶり」などなどが在籍。石野卓球も、ピエール滝も、田口トモロヲも、大槻ケンヂも…ケラなくしては表舞台には立たなかっただろう。あ、イカ天で有名になった「たま」や「マサ子」さんもナゴム。すげーなぁ、ナゴム。もうひとつオマケに、ケラはいま劇団で脚本・演出をやってます、ケラリーノ・サンドロヴィッチの名前で。ステキな生き残り方っす。

隠れた存在だが、アサイラムはすごいんだってば!

2005年05月14日 00時19分04秒 | 日々覚書
きのうキングクリムゾンについて語ったもんで、きょうは頭の中がプログレモードだった。で、メロトロンの音が聞きたくなってしまったんだけど、真っ先に思いついたのが「ASYLUM」!このバンド、すごーくマイナーな存在なんだけど、おいらの中ではかけがえのない存在。ベースをはじめた頃に、全曲コピーもしたし、いまの自分の手癖や作曲についての原点がココにあるといっても過言ではない。

ASYLUMは、インディーズって言う言葉が誕生して間もない80年代中盤のバンド。当時のシーンを席巻した3大レーベル、キャプテンレコード、ナゴムレコード、トランスレコードのうち、トランスレコードからリリースしていたアーティストで、ポジパン(ポジティブパンクね!この言葉、いまでは死語?)の流れを汲むアバンギャルドロックバンドでした。ルックスは結構妖艶な感じ…いまでいうところのビジュアル系のような感じかなぁ。衣装はみんな黒いし、客もトランスギャル略して「トラギャ」と呼ばれ、真っ黒な服ばかり。そういうファッションは、アバンギャルドシーンのステイタスだと思ってたんで、ビジュアル系というくくりや、ソレに伴うポップなサウンドにはいまだに違和感を覚えているのですよ、おいらは。

話がそれた、アサイラムだよね。このバンドはボーカルGazelleの声がすごく存在感があっていいんだよね。独特な世界観もあるし、ハードな曲とバラードのメリハリも良い。一番好きな曲は「Nothing to be a friend」かなぁ。これは、オムニバスライブアルバム「GOLDEN DEATH VALLEY」に入ってるライブテイクが最高にカッコいいのだよ。メロトロンの音が聞けるのは「FINALE」とか「FEREWELL」で聞ける。弾いているのはトランスレコードの主催やYBO2のベースボーカル、北村昌士大先生。「FEREWELL」の激しい曲調にメロトロンが不思議なからみをしてて面白い。

でも、本当に一番好きなのは「Tybe Vatamia Platami」っていう超プログレッシブなナンバー。この曲はバンド名を「THE CHORI3」っていう風に変えてリリースされるなど、変わった趣向も面白かった。

今回の投稿に当たってネット上で都合のいい画像がないか検索していたら…Gazelleの回想録?みたいなものを大発見!アルバムリリースやレコーディング秘話満載で、いや、大感動ですよおいら。うんうん、大変だったんだね~。やっぱり、いろんな苦労や工夫をして作っていたんだなぁ。俺らも頑張らなきゃ。

で、その日記の中で「!」って気分になったのは「Tybe Vatamia Platami」っていう曲名が、Bass有賀さんの中学時代のインド人転校生の名前だってこと。そーか、人の名前だったかぁ!どーりで、辞書とかいろいろ調べてもわかんないわけだ。

ASYLUMはすでに解散しちゃってるけど、Gazelleはボチボチソロ活動しているんだよなぁ。いつかライブを見に行かなきゃ。対バンとか、個人的にはしてみたいけど…あー、でも本人に会ったらスゲー緊張しちゃうんだろうな、おいら。ということで、アサイラムを聞きたくてしょうがないのですが、いま手元にCDが一枚しかない(聞きながら書いてます!)。他のはどこに行ってしまったんだろう。全部持ってたはずなんだけどなぁ。もうほとんど絶版なんだよねぁ。絶対に手元に置いておきたい作品ばかりだから、ヤフオク駆使してでも買い揃えねば!

キングクリムゾンだったらこれかな。

2005年05月12日 22時02分25秒 | 日々覚書


きのうは大槻ケンヂの特撮について書いたけど、本当に彼からはいろんな影響を受けた。雑誌やラジオなどでの彼の言葉一つ一つが貴重で、彼が「いい!」というレコードや本は片っ端からあさった。キングクリムゾンもそんなきっかけで聞き始めたアーティストのひとつ。クリムゾンがきっかけでその他のプログレもガツガツ聞き込んだりもしたね。

キングクリムゾンっていうと「21世紀の精神異常者」が収録されているアルバム「クリムゾンキングの宮殿」がもっともメジャーだけど、おいらが一番好きなのは今回の画像「太陽と戦慄」っす。「宮殿」も大好きなアルバムの1枚だけどね(もちろん「ポセイドン~」や「RED」もね)。

「太陽と戦慄」、曲は難解だし、サビやメロがあるわけでもないんだけど…全体に漂う緊張感がヤバイ!メンバーチェンジが多かったこのバンドに置いて、このアルバムの時期のメンバーは最強だしね。デヴィッド・クロスのバイオリンもすごいし、ジョン・ウェットンの下品なベースも型破りですばらしい。さらになんといっても、このアルバム以降隠遁生活に入ってしまったというパーカッショニスト、ジェイミー・ミューアの奇想天外なプレイには真剣にびびる。

ミューアは、当時のライブステージで…「よくわからないトゲトゲの金属球がついた鎖を振り回しながら、演奏し、ステージから落ちてもそのアクションをやめなかった」とかなんとか、そんな伝説を持つ奇人なのだという。そう言う人においらもなりたいもんだ。ま、なりたいとあこがれた時点でその人には叶わないわけだが…このアルバムを聞いて、その魂だけはジックリ受け止めたい。だがしかし、このアルバムもCDがなくなってる。ケースの中がカラだったぞ!どうなってんだ。

リーダー、ロバート・フリップの変人ぶりはいわずもがな。このアルバムでも冷静な狂気を奏でている。エンディング曲「太陽と戦慄pt2」での、ざらついたギターサウンドは、もうその音色だけで素晴らしい。メロトロンの物悲しい音色にもトキメク。ちなみに、おいらが好きなのは70年代のクリムゾンだなぁ。90年代の復活以降は、ほとんど聞いてないんだけど…どんなもんだろう?


と、プログレでは“キングクリムゾン派”なおいらだが、ヒヨコハイスクールのリハスタジオでギター陣が指慣らしに奏でるのは「YES」なんだよなぁ。きっと、俺に対する挑戦なんだろうな。たぶんそうに違いない。

やっぱ「特撮」だね。

2005年05月12日 00時16分24秒 | 日々覚書


ガスタンクの「ジェロニモ」を特撮がカバーしたって、きのうブログに書いたもんで、特撮を聞きたくなったんだけど、家の中どこを探してもない!…って思ったら、こないだMICKEYにアルバム全部貸したんだった。落ち着け俺。

特撮はね、おいらがいま一番リスペクトするアーティストですな。大槻ケンヂがいなかったらいまのおいらはないね、マジで。本当に昔っから、困った時には彼の言葉に助けられてきた。筋肉少女帯もたくさん聞いたし、空手バカボンだって、おいらの音楽に多大な影響を与えているよ、本当に。

話し戻って、特撮。大槻の詞と歌もいいけど、エディのピアノがいいんだよな、これまた。「爆誕」に収録されている「マリリンマラソン」とか、「ヌイグルマー」に収録されている「爆弾ピエロ」とか。彼なしでは考えられないもんね。マジで鳥肌立ちますわ、特撮。ギターの音も轟音系で良い。ドラムもテクニカルだし、ダイナミックだし。本当に隙がない!ベーシスト募集してないのか?(←問題発言?)

でもね、特撮を聴くとあまりにも胸に響きすぎて泣いちゃうんで、実はあんまり聞いてないのだよ。及川光博が岡村靖幸の「家庭教師」を『好き過ぎて聞けない』とコメントするかのごとく、おいらも特撮が『好き過ぎて聴けない』んだね、まいった。特に今回の画像『オムライザー』に収録されている「ルーズ・ザ・ウェイ」は、本当に泣ける。サウンドがバンドのイメージとかけ離れていることもあって、そのコントラストに余計に打ちのめされる感じ。

特撮の事書き始めたら止まらんよ、おいらは!

いまのおいらのヒヨコハイスクールでの夢のひとつは『特撮との対バン!』これだね。多分緊張して話し掛けたり出来ないんだろーな、俺。で、これまでは「大槻」と呼び捨てだったけど「大槻さん」とさん付けで呼ぶようになるんだ!ダメだ、妄想がとまんね―や。


ところで、MICKEYの特撮についての感想はいかがなモンだっただろうか。今度聞いてみよう。

GASTUNKが聞きたいのだが。

2005年05月11日 02時13分16秒 | 日々覚書


ガスタンクを聞きたいのだが、家に音源が見当たらない。80年代のメタルシーン、ハードコアシーン両方を唸らせたこのバンド。いくつものシーンをひっくるめてムーブメントを起こせるような、ガスタンクはのような強烈なバンドになりたいもんですな。とっくに解散しちゃってるけど、いま聞いてもそのサンドは強烈なんだよね。ベースはじめたての頃に、何度も聞いて、全曲コピーしたりしてたんだけど。テープがどこかいっちゃったし、アナログ盤は再生するのに気がひけるし。CD買うかね。

やっぱ最強のアルバムは「DEAD SONG」だね。この写真のジャケの奴ね。初期の名曲「DEVIL」「SEX」もヤバイ。大槻ケンヂの特撮が「ジェロニモ」をカバーしてるけど、やっぱガスタンク版が最高(特撮は大好きなんだけどね)。後期、UNDER THE SUN以降は曲が小ざかしくって、あまり好きじゃなかったけど、そんな中にも名曲が潜んでいて、すげーことにはかわりが無かった。いま改めて全曲聞きなおしたいけど、聞きなおすのが怖い気もする。あー、ガスタンクのこと考えてたらベース弾きたくなってきた。

リセット

2005年05月11日 02時00分57秒 | 日々覚書
ちょっと、思うところがあって、これまでのブログ記事をぜーんぶ削除してみた。リセット!このブログでは高校生らしい日常や、音楽への思いをガツガツぶつけていこうと思ってる。っちゅーことで、どうでしょうか、みなさん。