PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

中古マンションのすすめ11

2012-11-01 18:24:51 | 日記
 マンションは、住戸の位置で価格も住み心地も変わってきます。

最上階の南東の角住戸は、そのマンション内で一番価格が高い設定となります。

マンションは上層階に行くほど高くなります。鶴見・城東区付近のマンション

では、同じ諸条件の室内状況だと一階上がるごとに約20万円~50万円程、

価格がアップすると考えていいでしょう。

 では、上層階や最上階の南東角住戸がいいことずくめなのでしょうか?

実はそうとは言い切れません。最上階は天井のコンクリートが外気に接しているため、

中間の住戸より断熱性が劣ります。その結果、夏に天井から熱気が、冬に冷気が

伝わりやすいんです。

 冷暖房の事を考えると上下左右の住戸に囲まれた、中間の住戸の方が断熱性が

高いので光熱費を節約出来ます。また、屋上には避雷針やアンテナが立っているので

風の強い日には騒音に悩まされる心配も出てきます。

 低層階の特に1階は、価格は割安です!

専用庭が付いているのでその分価格を高くなる場合もあるのですが、1階は床が

地面に近いので、冬場冷える恐れがあります。また、泥棒に狙われやすいのも1階の

住戸です。(最上階も住まわれている方が油断して泥棒に入られているケースも少なくないです)

ただこれらについては対処法もあります。冷えに関しては、床暖房の設置も考えて

みてはどうでしょうか?防犯については、窓に防犯フィルムを張るとガラスを割るのに

時間がかかりますので泥棒はその事を嫌がるので効果があります。いずれも費用が

かかりますので、1階を選ぶ場合は、その事を考えておきましょう!

 方位については、南向きを希望される方が多いのですが、この場合ですと北側の部屋に

結露が発生しやすくなっています。(築年数の古いものは断熱材を使用していない場合があります)

出来れば少し東か西に振れているとその恐れが少なくなりますが、そう都合よく配置されていません。

どの住戸も良い所もあればそうでない所もありますので優先順位を用意されて十分に検討

して下さい。

 では、本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。