2013年3月16日(土)14時
読売日本交響楽団
東京芸術劇場マチネーシリーズ
指揮=シルヴァン・カンブルラン
マーラー:交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
コンサートマスター:ダニエル・ゲーデ(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の元コンサートマスター)
さすがは大編成を強いるマラ6。
所狭しと管楽器奏者が居並ぶ様相は圧巻ですがホールに鳴り響く音もさすがに豪快。
座席は3階席の前のほうでしたが思った以上にスッキリとした響き。
改装前はもう少し「もやもや感」があったような記憶がありますがけっこう響きが変わったのでしょうか
あと視覚効果を意識したハンマー台、まるでスーパーウーハーからユニットをはずした箱みたいな状態で真ん中に鎮座しておりました。
現物は白木の材木ですがこんな感じ・・・
これをハンマーでドカンとやるわけですから目立つ目立つ
マラ6は金管楽器がとにかく奮闘する曲ではありますがちょっとびっくりしたのがヴァイオリンの音。
読響のヴァイオリンってこんな音だった?
コンマスのゲーデ氏の存在はあまり意識してなかったのですがけっこうふくよかな響きがしておりました。
この日がたまたまそういう響きだったのかそれとも・・・、その辺りは春ごろのコンサートで再確認してみたいと思います。
演奏時間1時間30分ぐらい、マラ9を聞くときのような妙な緊張もなく久々にマーラーを楽しみました。