というわげで3月20日に新国立劇場に行ってきました。
前回公演は2011年1月7日に鑑賞して、同じ年の7月16日にもコンサート形式で聞いてるので本当に久しぶりの生公演
今回の公演の愁眉は何といってもオーケストラの響き
前回公演の時はもっと脂ぎった分厚い音が欲しいという印象でしたが、今回はとにかく響きが美しかった。
弦も独奏木管も本当に素晴らしかった。
タイトルロールの主役二人が交代ということで心配されたけど、普通に安定してました。
気持ちの半分以上がオーケストラの方に持っていかれてしまって声楽陣の詳細はうろ覚え
ブランゲーネ役の藤村実穂子さん、日本人女性としてはそれなりの体格なんですが並ぶとやっぱり大分違うよね
でもカーテンコールでは一番盛大な拍手をもらってました
公演から数日経ってますが、あれから何度か楽譜とにらめっこ。
こんな譜面をよく書くよなぁとかこんな譜面をよく振れるよなぁとか感心しきり。
動画サイトでこの曲の解説してる人が何人がおりますが、冒頭のトリスタン和音の解説には高度過ぎて付いていけません。
単なる愛好家は難しく考えずに舞台をそして音を楽しみましょう
新国立劇場の10月公演で「夢遊病の女」を上演するようです。
軽いオペラだけど、とにかく歌が楽しいオペラ。
これは絶対に行く