振り返り(2)
🍀ローズマリーの生活
原作では鳥と花が好きで、旅や自然を愛し、格式ばったアードレー家を憎み、駆け落ちする行動力のある強い人。アルバートに影響を与えた。
上流社会のお嬢様に染まりきっていなかったですよね、きっと。人や物の本質を見抜いていた頭の良い方。
隠蔽生活を強いられる弟を常に気にかけとても心配していたでしょう。自分が男だったらアルバートの代わりになって、自由になる羽をあげて、アードレー家の縛りから解放してあげたいと思っていた方ですから。
弟を母の代わりに懸命にお世話をして、一緒に楽しく過ごせる時間を作っていたんだろうな🐔🐤
アルバートのことを「ちっちゃなバート」と時々呼ぶのは、可愛くて仕方ないんでしょうね💕
容姿も心も綺麗なので、子息達やメイド達の憧れの存在だったのでは✨
名門の家柄の大富豪の何不自由のない、メイドがたくさんいる生活をしていたお嬢様が、駆け落ちして船乗りの奥さんになって庶民的な生活をするって、大変だったろう。(でもヴィンセントの愛があるから大丈夫よね💗)
🍀アルバートの生活
父が亡くなった後、直系の後継ぎがまだ子供ではまずいと架空の身代わりを立てて隠蔽生活を強いられた。アードレー家の大人の都合で。(ひどいわ😢)
将来の大総長としてのエリート教育が秘かになされ、バートは健気に懸命に励んでいたでしょう。
FINALSTORYで、17歳の段階で、選りすぐりの何人もの家庭教師から経営学から法律まで 教わっていたことがわかる。(これからもっと勉強が大変になるのね。賢いから大丈夫だろうけど❗️)
ここでは姉と裏庭に遊びに行ったり、部屋の一角でもの作りを楽しんだり、姉の演奏をメイド達と聴いたり、ちょっと自由な時間を作りました🌷
バグパイプをバートが演奏しているシーンを入れても良かったな。
母はアルバートを産んですぐに亡くなり、父は8歳の時に亡くなった。このことから母の顔やぬくもりを知らないアルバートにとって、姉の存在はかなり大きかったはず。姉を頼り、心の慰めや支えになっていたでしょう🌹
” ローズマリー 出ていかないでー バートの側にずっといてー ” と私は叫びたくなりましたよ。
(後の色々な展開を考えたら😢これまた辛いが(TдT))
小説で、バートは囚人のような生活とか、ジョルジュ以外話し相手がいない、同じ年の友人がいない、ことがわかる。(泣ける😭)
後に、アードレー家から離れて自由になってあちこち旅をしながら、自分の人生と向き合うのは自然な流れだと思う。
次回は、書斎の本と、象嵌細工の宝石箱についてです。