スポーツ少年、特に”野球少年”にオススメの本を見つけました。この作者、おそらくソフトバンク(昔の福岡ダイエーホークス)のファンに違いない!?ところどころにそれが感じられておもしろかったです(笑)。
チャンスにめっぽう弱く、ホームランを打ったことのない主人公の塁くん。「始める前からあきらめるのかい。夢を見るだけにしとくのかい。やってみないとわからんだろう。オレだってまだあきらめてないぞ」と、塁くんを励ます高校球児だった仙ちゃん。スポーツをしている子ども達なら、この二人の心の葛藤をストレートに感じることができると思います。
「ホームランを打ったことのない君に」 作・長谷川集平
ISBN4-652-04048-2 理論社
「”告白”」という本を読みました。いやぁ、この本はホントにすごくおもしろかった。章ごとに登場人物の感情が細かく描かれていて、それぞれの視点から「ある事件」について迫っていく。決して横道にそれず、きちんと一本の筋が通っているから、読み手側はどんどん引き込まれてしまいます。ラストシーンの「そうきましたかっ!」という後味の悪さには、すっかりヤラれてしまいました(笑)。この人の本、また読みたいなぁ。
「告白」湊かなえ ISBN978-4-575-23628-6
「告白」湊かなえ ISBN978-4-575-23628-6
夜中に読んでいたんですけど、思わず”号泣”してしまいました。久しぶりに帰省した主人公が、故郷の町並みを見ながら、少年時代に出会ったある男の子のことを思い出していく…。淡々とした文章で綴られているのに、その言葉ひとつひとつが心に響いてくるのです。最後の一節は、本当に泣けてきます。「信さん」、絶対にオススメの一冊です。
「信さん」辻内智貴 ISBN4-09-387463-8
「信さん」辻内智貴 ISBN4-09-387463-8
平日の朝7時半から「アルプスの少女ハイジ」が再放送されています。だめですね、あの手のアニメ。忙しい時間というのに、すっかり見入っております(笑)。子供の頃から何度となく観ているはずなのに、どうしてクララのお家にきちゃったのかとか、そもそもなぜハイジがおじいさんのところで暮らすようになったのかとか、私、全く記憶にないんです。
…ということで、原作を読んでみました。本を読んでいるだけでも、ハイジやおじいさん、ペーターやクララ、そしてあの怖~いロッテンマイヤーの声まで聞こえてくるんですよ、不思議なことに(笑)。”天真爛漫”なハイジの姿は、いつの時代でも皆に元気と勇気を与えてくれますよネ。
「アルプスの少女ハイジ」ヨハン・シュピリ ISBN4-04-207002-7
…ということで、原作を読んでみました。本を読んでいるだけでも、ハイジやおじいさん、ペーターやクララ、そしてあの怖~いロッテンマイヤーの声まで聞こえてくるんですよ、不思議なことに(笑)。”天真爛漫”なハイジの姿は、いつの時代でも皆に元気と勇気を与えてくれますよネ。
「アルプスの少女ハイジ」ヨハン・シュピリ ISBN4-04-207002-7
「「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法」を読んでいました(笑)。この本、図書館ではとても人気があるらしく、ようやく私に順番が回ってきたのですって言うか、予約していたことも忘れてたんですけどネ。
「できる子はここが違う」「できなくなるには理由がある」などのテーマを、実例を挙げながら述べられているんですけど、どうなんでしょうねぇ(苦笑)。今の私の親っぷりなんて、まさに悪い実例そのものです。
この作者は、「自分のお子さんを”部下”にしたいですか?」と、父親によく質問するそうです。さて、イチゴ氏はどう思っているのかしら(笑)。
「「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法」小林公夫 ISBN978-4-569-70753-2
「できる子はここが違う」「できなくなるには理由がある」などのテーマを、実例を挙げながら述べられているんですけど、どうなんでしょうねぇ(苦笑)。今の私の親っぷりなんて、まさに悪い実例そのものです。
この作者は、「自分のお子さんを”部下”にしたいですか?」と、父親によく質問するそうです。さて、イチゴ氏はどう思っているのかしら(笑)。
「「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法」小林公夫 ISBN978-4-569-70753-2
「もう、100かいもいったでしょ!」ってママはいうけど、キフキフには、なんのことだかわかりません。あれのことかな?これのことかな?でも、いわれたことって、たくさんありすぎるよ。いつもママのくちから、あぶくみたいにでてくるもん。ママが100かいもいったことって、なんだろう。
そうなんです!ママの”小言”は、あぶくのようにブクブクと次から次へと出てくるもんなんです(笑)。でも子供は何のことで怒られているのかを全くわかっていないというから、これまた悲しい現実でして…(笑)。
この本では、そんな親子模様を見事に表現しています。結末はね、内緒にしておきましょう、とっても可愛いから。心の温まるお話ですよ。
「100回いったでしょ」ガブリエラ・ケセルマン ISBN978-4-06-283036-2
そうなんです!ママの”小言”は、あぶくのようにブクブクと次から次へと出てくるもんなんです(笑)。でも子供は何のことで怒られているのかを全くわかっていないというから、これまた悲しい現実でして…(笑)。
この本では、そんな親子模様を見事に表現しています。結末はね、内緒にしておきましょう、とっても可愛いから。心の温まるお話ですよ。
「100回いったでしょ」ガブリエラ・ケセルマン ISBN978-4-06-283036-2
ここ最近、”石田衣良さん”の本を立て続けに読んでいます。昨日読み終えたのは、「5年3組リョウタ組」で、今は「再生」という「短編集」を読んでいるところです。どちらの本もおもしろいですが、特に「5年3組リョウタ組」は、心の残るフレーズが多い。先生も生徒も、そして親も、それぞれの悩みや葛藤と戦いながら生きているということを、大げさに表現せずに、さらっと書かれているところがいいなぁ…と。勉強になります!
「5年3組リョウタ組」石田衣良 ISBN978-4-04-873837-8
「再生」石田衣良 ISBN978-4-04-873943-6
「5年3組リョウタ組」石田衣良 ISBN978-4-04-873837-8
「再生」石田衣良 ISBN978-4-04-873943-6
定期的に図書館で本を借りるようにしています。で、王子の最近のお気に入りは、「100かいだてのいえ」という絵本。”100かいだて”のてっぺんに住む誰かから、遊びにきて~とおてがみをもらい、会いに行くというお話。いったいそこには誰が住んでいるのでしょうか…。描かれている絵は可愛く、お話の展開はおもしろく、オトナの私でも楽しめます。優しいキモチになれるステキな絵本ですよ。是非読んでみてください!
「100かいだてのいえ」岩井俊雄 ISBN978-4-03-331540-9
「100かいだてのいえ」岩井俊雄 ISBN978-4-03-331540-9
『ひらがななどでも、「い」を書き続け・見続けたりすると、ある点において「これ、ほんまに、いぃ?」と定点決まり切らぬようになってしまうあの感じ…略』 ⇒これは、第138回芥川賞受賞作の「乳と卵」の一節。この「これ、ほんまに、いぃ?」という感覚、すごくわかる。「そうそう!」と、本にツッコミを入れてしまいました。それにしても、この本のタイトルは、かなり衝撃的ですよね。「乳と卵」って…”凄”すぎるわ~(笑)!
「乳と卵」川上未映子 ISBN978-4-16-327010-4
「乳と卵」川上未映子 ISBN978-4-16-327010-4
以前から気になっていた方の本を読んでいます。それは”白洲次郎さんと白洲正子さん”。このお二人の生き様には、一本筋が入っていて、夫婦のあり方がとても進歩的。言葉でうまく表現できないけれど、深い部分でお互いが繋がっているというか。その当時から何歩も先を進んでおられる夫婦関係に、驚くやら憧れるやら…。ホントにステキです。私もお二人を見習って、一本筋の通ったオンナになってやるぞ(笑)!
「白洲正子自伝」白洲正子 ISBN4-10-137907-6
「おとこ友達との会話」白洲正子 ISBN4-10-310712-X
「白洲次郎と白洲正子」牧山桂子他 ISBN978-4-10-303753-8
「白洲正子自伝」白洲正子 ISBN4-10-137907-6
「おとこ友達との会話」白洲正子 ISBN4-10-310712-X
「白洲次郎と白洲正子」牧山桂子他 ISBN978-4-10-303753-8
2年程前の本ですが、五木寛之さんの”林住期”を読んでいました。お話の内容は知っていたんだけど、図書館で目に止まったから借りてきちゃった…。古代インドでは、人生を四つの時期に区切ってそれぞれの生き方を考えたそうで、”林住期”とは、50歳から75歳までをさすんだって。まだまだ私は”林住期”ではないけど(笑)、いずれやってくるその時の参考になったような気がします。おもしろかったなぁ、この本!!