センチュリー21集住企画のスタッフブログ

センチュリー21集住企画のスタッフが物件情報や日々営業での出来事などをお伝えします。

日本語は難しいです(´~`;)

2011年09月09日 | 日記

 

こんにちは スタッフ石○です

朝夕めっきり過ごしやすくなってきましたね♪

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

昨日は、毎週欠かさず見ている連ドラ“ワタオニ”こと

【渡る世間は鬼ばかり】の放送日でした。

20年も放送しているので、一度くらいご覧になったことがありますでしょうか!?

 

橋田壽賀子先生が脚本を執筆されると、役者の台詞が長いことで有名です。

それに加えて、助詞(いわゆる「てにをは」)一字の言い間違いも許されず

アドリブも一切禁止と言われています。

橋田先生の『きれいな日本語を、テレビだけでも使いたい』という思いからだそうですが

それが、他のドラマとは異なる “独特のセリフ回し” を生み出しているのです。

 

たとえば・・・

“ワタオニ”のドラマでは、「料理を作る。」とは言いません。

さて、ここでいきなり 問題です(笑) 

では、いったいなんと言うでしょう?

正解は

「料理をこしらえる。」と、表現されます。

他にも・・・

「ただいま~!」 →ではなく→ 「ただいま戻りました。」

「~やるしかないじゃん!」 →ではなく→「~するほかないの。」

「~できるわけないじゃん!」 →ではなく→「~できる道理がない。」

「○○さんに悪い。」 →ではなく→「○○さんに申し訳が立たない。」 などなど・・・

ベテラン役者だけではなく、小学生のちびっ子出演者までもが、このようなセリフ回しになるので

次世代の“えなりかずき君”のような子が、たくさん見られて新鮮です(笑)

 

“ワタオニ”に出てくるような日本語を、日常で使うことはそうそう無いとしても

ビジネスマナーとして、正しい日本語は必須ですよね

 

わたしは入社以来、様々な研修に参加させていただいたのですが

なかでも 【JALアカデミーの電話応対】 という研修は強烈でした

 

まず、電話では相手が見えない分 “声の印象” が大切だということを学びました。

相手が見えなくても “笑顔” がイメージできるような声のことを 笑声というそうで

笑声で話せているかどうか、電話応対している自分の声が録音されます。

さらに、それを再生しながら講師の先生に一語一句

言葉のチェックをされるのです

 

電話音:トゥルルルル

わたし:ありがとうございます!センチュリー21集住企画、石○です!

     お名前を頂戴できますでしょうか?

先 生:ハイ、STOP!(一時停止)

     お名前はあげられませんから、“頂戴できますか”では誤りです。

     正しくは “おうかがいできますか” または “お聞かせいただけますか” です。

わたし:○○様でございますね。

先 生:ハイ、STOP!(一時停止)

     人は物ではないから、“ございますね”では誤りです。 

     正しくは “いらっしゃいますね” です。

わたし:あいにく○○の方は外出いたしております。

先 生:ハイ、STOP!(一時停止)

     “方”という表現は、方角や、こちらの方ですか?という選択肢のときだけです。

     正しくは “方”を省いてください。

 

というように

『ハイ、STOP!(一時停止)』、『ハイ、STOP!(一時停止)』の連続で

普段いかに“いい加減な日本語”をつかっていたのか痛感させられました

 

そして、この研修が強烈だったからなのか

数日後・・・

店長から『日本語がおかしいぞ』とのご指摘を受けたのです

えっ!Σ

 

わたしは、使い慣れない“尊敬語”やら“謙譲語”やら

言葉遣いを意識しすぎるあまり、頭の中がゴチャゴチャになっていたのです。

 

『丁寧に話すことを心がけるだけでいいから』と

店長のアドバイスを受け、今は少し落ち着きました

正しい日本語は少しづつ使い慣れるとして

 

とにかく精一杯の笑声で 

皆様からのお問い合わせを、心よりお待ちいたしておりまーす