まだ蚊が飛んでいるみたい。
暖房を点けているから蚊にとっても環境が良いのでしょう。
人間にとって室内環境が良くなると害虫や害獣も住みやすいというのも当然です。
さて、トイレの床がボコボコと沈むので見て欲しいと言われて早速見に行きました。
どうやら数十年前の物件をリフォームした家なのか、フロアの下に捨て張りを張っていないようです。
当時は捨て張りを張らなくても持つものと思われていました。
経年劣化でキッチンのシンク前や洗面化粧台の前など大体、人がよく立ち止まる部分がボコボコになりやすいようです。
下地の垂木は大丈夫なのでこのフロアを捨て張りとして上に張りましょう。
まずトイレを撤去。
縁周りの巾木も撤去します。
排水口の床フランジが素直に取れてくれてよかったです。
匂い防止のため大体ボンド付けにして固定してありますが、ボンドがもう劣化していたようでコネたら取れました。
トイレ撤去後の縁周りに湿っている跡がありますがこれは排水時による漏水ではありません。
ほとんどが便器を伝ってくる漏水が原因と思われます。
例えば水が貯まるロータンクに繋がっている給水部分が水漏れしていたりロータンクと便器の間のパッキンが弱っていたりという・・・。
特に多いのはシャワートイレの給水部品が劣化して漏れているということが多いように思います。
目で見てもわからない漏れなので縁周りが滲んでいるようであれば便器を手で触ったりライトを当ててみたりと確認してみましょう。
上にフロアを張ったらしっかりしました。
手前にはつまずき防止の段差スロープを付けて縁周りの巾木を取り付けて完成です。
後はトイレを元通りに戻すだけ。
設置完了しました。
これで気持ち良く床を歩くことができます。(^_^)