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巨大仏に魅せられて【東日本編】

2020-05-02 15:45:12 | 日記
巨大仏が好きだ。存在自体が尊いのにも関わらず圧倒的で物理的な大きさがたまらない。足元から見上げた時のゾクっとする感覚や、それと同時に「物理的に小さい自分なんて大したことない存在で抱えている悩みとか不安ってちっぽけだなー」といういろいろなモヤモヤをも吹き飛ばしてくれる圧倒的な存在感が魅力だと自分は思う。

10年以上前、日本全国を旅することに狂っていた時期がある。
旅すると言ってもリッパな観光地に行くわけではなく、その陰に埋もれてしまったかつては賑わっていたが今は失ってしまった場所、一般人の理解を超える日本各地にいる創作主の理想郷、産業遺産遺構などなど…。
毎週のように上記のようなスポットに発見する喜びと興奮を求めて友人たちと旅行に出かけていた。

巨大仏もその目的のひとつだった。
信仰のために巡っていたわけではなく、当時はただ「デカイ仏像をみたい!」その一心で他のスポットと同じように巡っていた。
旅行プランの設定はだいたいメインの場所を設定し、その周辺にある「珍スポット、ローカル博物館・遊園地、大仏・大観音、産業遺構、廃墟、グルメ、温泉」を調べルートを組んでいた。

巨大仏がメインになることは少なかったが、紹介できる程度にはPCにたまっているので、この機会に放出するとともに、コロナが収束した際にはぜひ皆さんの旅行プランの選択肢として「巨大仏」を入れていただけたら嬉しい。

1.北海道大観音(北海道芦別市) ※現在は閉園

北海道の方ならご存知?リゾート施設「北の京 芦別」に建てられた大観音。現在は閉館し、立ち入りもできない。当時は五重の塔、三十三間堂を模したホテルに宿泊でき、そのホテルからモノレールで大観音まで行くことができた。
大観音の内部は豪華絢爛な中華風。胸のあたりにある展望台の眺めは最高だった。





2.田沢湖金色大観音(秋田県仙北市)

田沢湖の近くに建てたら金ピカの観音様。観音様の地下にある「幻想宮殿」という仏教テーマパーク?が最高。水や光を使った演出で訪れた人を楽しませつつ仏教の世界を表現している。





3.仙台大観音(宮城県仙台市)

仙台の方はおなじみの大観音。100mあり日本で2番目に大きい巨大仏である。内部も見応え十分!



3.会津慈母大観音(福島県会津若松市)

会津のシンボル?的大観音。こちらも内部に入ることが可能で会津を一望することができる。

4.牛久大仏(茨城県牛久市)

説明不要。日本一大きい大仏。足がすくむほどの存在感。まわりには小動物と触れ合えるコーナーもあるのでご家族連れでも楽しめます。

5.白蛇観音(群馬県太田市・スネークセンター内)

スネークセンターの端にあるので知らない人も多い。スネークセンター自体めちゃめちゃ楽しい。ヘビを見れるのはもちろんのこと、採毒ショーやヘビの生態を知れるコーナーなどなど(予約すればヘビの踊り食いもできたような…。あと立ち入り禁止だが廃墟化した恐竜洞窟なんかも…)。訪れた際には忘れずこちらの観音様にもぜひ行っていただきたい。

6.鳥居観音(埼玉県飯能市)

山一体が境内になっておりトレッキング感覚で巡れる。大観音内部も美しい。

7.百尺観音(千葉県安房郡)

鋸山山頂にある岩を削り出した大観音。すぐ近くにある「地獄のぞき」が有名。ロープウェイに乗れば麓からすぐに行くことができます。

8.日本寺大仏(千葉県安房郡)

百尺観音から山道を少し降りたところにある日本寺の大仏。顔が好きです。


9.東京湾観音(千葉県富津市)

東京湾にむけてにっこり微笑む観音様。海の安全をいつも見守っています。腰あたりの展望台からの眺めは最高。

10.鉄造仏頭(千葉県松戸市)

なぜこんなところに仏頭が?……この敷地は翠雲堂という仏壇仏具店の工場なのです。ナルホドね!


11.東京大仏(東京都板橋区)

庭などとても綺麗なお寺に鎮座する大仏。板橋区美術館や板橋区郷土資料館も近くにあるのでご一生にどうぞ。

12.世界平和観音(長野県下高井郡)

台座下の大悲殿も充実の内容で一見の価値あり!

13.谷厳寺の仏像群(長野県中野市)

山の中に点在する8体の金ピカの仏像群。緑とのコントラストが素敵。

おまけ.巨大聖徳太子(静岡県伊東市・まぼろし博覧会内)

珍スポッターはご存知のまぼろし博覧会内の聖徳太子。(もともとは大阪のイベントで使われたものだったっけ?忘れた。。)



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