16日付けの信濃毎日新聞の記事を掲載します。
東御市「舞台が丘整備計画」第2期の市民説明会
屋根付き歩道見直し―市道新設方針は変わらず
東御市県の市役所本庁舎を増改築し、周辺の図書館などを再配置する「舞台が丘整備計画」の第2期事業について市は14日夜、死因説明会を市中央公民館で開き、当初予定していた施設間を結ぶ屋根付き歩道の設置を見送ることを明らかにした。2月に市内5地区で開いた市民説明会やパブリックコメント(意見公募)で出た反対意見などを受けて決めたとし、歩行者の安全確保を再検討する考えだ。
同計画は、総事業費が概算50億6千万円余。第1期事業は、本庁舎の増改築などで本年度までに実施し、総事業費は同23億7千万円余。第2期事業は、中央公民館の増改築や本庁舎北側を通る東西320メートルの市道新設などを2013~17年度に実施する。総事業費は同26億9千万円余。
屋根付き歩道は、同公民館と本庁舎に隣接する旧商工会館までを結ぶ長さ約100メートル。市は工事費を約4500万円としていた。1月20日から1カ月実施したパブリックコメントで、市民から「屋根は不要」「どの程度(歩道の)利用者がいるか分からず、無駄」との意見が寄せられていた。
説明会には約130人が参加。花岡利夫市長はあいさつで「市民益にかなう形で、この計画を完遂できるよう協力をお願いしたい」と述べた。この後、市の担当者が屋根付き歩道を計画から除外する方針を説明。東御清翔高校の一部校舎の移転新築を伴う市道新設については実施したい考えをあらためて示した
市民からは「高校をどうしたいかという教育理念を示さず、校舎の再構築を進めようとしている」「2月の市民説明会やパブリックコメントを踏まえたと言うが、反対意見が多かったはずなのに計画があまり変わっていない」などと批判的な意見が目立った。一方、「計画は市の活性化につながる」と評価する声もあった。
東御市「舞台が丘整備計画」第2期の市民説明会
屋根付き歩道見直し―市道新設方針は変わらず
東御市県の市役所本庁舎を増改築し、周辺の図書館などを再配置する「舞台が丘整備計画」の第2期事業について市は14日夜、死因説明会を市中央公民館で開き、当初予定していた施設間を結ぶ屋根付き歩道の設置を見送ることを明らかにした。2月に市内5地区で開いた市民説明会やパブリックコメント(意見公募)で出た反対意見などを受けて決めたとし、歩行者の安全確保を再検討する考えだ。
同計画は、総事業費が概算50億6千万円余。第1期事業は、本庁舎の増改築などで本年度までに実施し、総事業費は同23億7千万円余。第2期事業は、中央公民館の増改築や本庁舎北側を通る東西320メートルの市道新設などを2013~17年度に実施する。総事業費は同26億9千万円余。
屋根付き歩道は、同公民館と本庁舎に隣接する旧商工会館までを結ぶ長さ約100メートル。市は工事費を約4500万円としていた。1月20日から1カ月実施したパブリックコメントで、市民から「屋根は不要」「どの程度(歩道の)利用者がいるか分からず、無駄」との意見が寄せられていた。
説明会には約130人が参加。花岡利夫市長はあいさつで「市民益にかなう形で、この計画を完遂できるよう協力をお願いしたい」と述べた。この後、市の担当者が屋根付き歩道を計画から除外する方針を説明。東御清翔高校の一部校舎の移転新築を伴う市道新設については実施したい考えをあらためて示した
市民からは「高校をどうしたいかという教育理念を示さず、校舎の再構築を進めようとしている」「2月の市民説明会やパブリックコメントを踏まえたと言うが、反対意見が多かったはずなのに計画があまり変わっていない」などと批判的な意見が目立った。一方、「計画は市の活性化につながる」と評価する声もあった。