![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b3/15c3df32d501e8aa9a95be128ebfca31.jpg)
市民の会は監査請求を事務局長に提出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/f9/1edf22a9348a01375f327782dfe0580f.jpg)
監査請求について記者会見を実施しました。
ご案内のように、東御市の「舞台が丘整備計画を考える市民の会」では、
「舞台が丘公共施設整備事業(第2期事業)の見直しを求める請願」を
市民の賛同署名8616筆を添えて提出しました。残念ながら請願項目のうち
「15億円道路の抜本見直し」は不採択となり、道路の「調査・設計費」を
含む補正予算が可決されてしまいました。
しかし、この「15億円道路」には今まで指摘してきたとおり、多くの問題
があり、「市民の会」有志41名で8月20日、「住民監査請求」を
東御市監査委員に提出しました。請求の趣旨、請求の理由は下記の通りです。
● 請求の趣旨(要約)
6月補正予算のうち、市道「県東深井線」(あがた・ひがしふかい・せん)
の設計・調査料として計上された3400万円について、その執行を差し止めること。
● 請求の理由(要約)
(1)本計画では、東御清翔高校の用地にひっかけるように道路を計画し、
建物補償金10億円を支払い、校舎建替え費用に充てるものである。
地方財政法27条の3は県立高校の建設事業費について、負担転嫁を禁じており、
違法な計画である。
(2)15億円のうち10億円が高校への補償費である。地方自治法、
地方財政法は、「最小の経費で最大の効果をあげ、効率的に運用すべき」と
定めている。本計画では校舎を避けるルート選定するなど、幅広い調査、
検討が行われていない。
(3)本計画における「15億円道路」は「防災」道路というものの、
災害想定、被害想定のデータもなく、庁議も防災会議も行われていない。
名目だけの「防災」道路であり、国からの補助金を引き出すため、
「防災」という形をとっただけの「防災」道路である。
(4)「15億円」道路は東御市の「総合計画」「道路整備計画」にも
全く掲載されていない道路であり、交通量調査、事前アセスメントを
実施していない。
● 住民監査請求とは?
地方自治とは住民が自分の住んでいる地域を自主的に治めるという
ことです。首長、議員を直接選挙するほか、条例の制定、リコールなどの
直接請求や監査請求が認められています。
現在市長は「地方自治は二元代表制をとっており、議会が決定する」と
言っていますが、地方自治の本旨を踏まえた発言とは思えません。
住民監査請求は地方自治法242条で認められており、監査委員による
公正な判断が下されるものと確信しています。
どうか今回の「住民監査請求」に皆様のご理解とご支援をよろしくお願いします。
● 報告会のお知らせ
下記により「住民監査請求」提出の
報告集会を開催します。
お誘いあわせてご参加ください。
日 時 9月2日(日)午後6:30~9:00
場 所 中央公民館講堂
第1部 報告会(6:30~)
第2部 映画会(7:00~)