早朝6時・・・6時にです
夫があたしに申します
『○○(←息子)がさ・・・ぽつりとつぶやいてたぞ・・・』
ピーン
とっさに身構える母だが
まぁいい、聞くだけ聞いときますか
フムフム・・・
硬式のバットは練習でも試合でもチームのものを使っている
もちろん自前の道具を用意してもいいんだけど
監督も別に購入の必要無しと言ってるし、我が家でも買ってない
で、何人かはチームのバットを預かってお持ち帰りしている
従ってどの子も等しくお気に入りを預かるというわけではない
そりゃそーだ
んでもって、息子が預かっているバットもどうやら彼のお気に入りではないらしい
試合の時はどれでも選べるんだけどね
が、しかし
息子は自分の好きな自分のバットで練習をしたいと
よーするにだ
バット買って欲しい!!
んだそうだ
夫が『オレ、金ねぇし。ママに頼め』と言うと、その息子
『だって、最近ママ俺に冷たいんだもん、お父さんから言ってよぉ』
つうかさ・・・冷たいって・・・
恋人かっ
思えばこのやりとりは少年野球時代から幾度となく繰り返されてきた
ある時はネットでセミオーダー
またある時期はイチローモデルの木製
これだって何本もボキボキ折った
しまいにゃ、拾ったとか言って父子で結託
キラキラの
新品ゴールドバットを手に入れたり・・・
軟式のバットは増え続け
バット屋が開けると人からからかわれた
あたしが
『バットが変われば打てるようになるんかい
』と言えば
『だからよぉ、打てないからこれで打てるようになるかもしんないじゃ~ん
』
とのたまう
あぁ、この場面デシャヴ・・・
かつて夫が棒っこを振り回して静止しているちっこいボールを打つという
遊びに熱中していた時期にも同じ会話が繰り返された
あたしの息子に対する
『愛』を逆手に取ったようなあの言い方・・・
クソッ
つぶやくって何よ、つぶやくって・・・
知らんわっ