シカゴ② / Gibsons Italia, Chicago

2019-12-12 | その他の料理 / Other style's cuisine
お待たせいたしましたー!
~続・シカゴレポート~

・・・・・・・・・

シカゴ滞在4日目、
仕事を終えたぼくらは、
「Gibsons Italia」へ。

著名なステーキハウス
「Gibsons Bar & Steakhouse」
の姉妹店。

流行の発信地、
ウエストループ地区に
2017年にオープンした同店では、

ヴィーガン対応や
グルテンフリーパスタも。

なにより、3Fの
レストランから眺める
マンハッタンの夜景が壮観で、

カップル席がまぶしい!


※男性3人組の僕らは、
 残寝ながら(!?)窓際から
一番離れたボックス席。笑

注文した内容は、もちろん、
この夜の最大の目的
「ポーターハウスステーキ」


さらに、ご同行いただく
お客様の大好きなロブスターや、
タコのサラミ等々。




気になるワインは、
白と赤を1本ずつ開けましょう!
(予算は各100ドルほど)

せっかくなので、
「米国の銘柄でのマリアージュ」
をウェイターさんにリクエスト☆

そして、やって来ました、
クリーム色の厚手のジャケットを
羽織ったソムリエさん。

タコやロブスター、サラダに
合わせるのは・・・

カリフォルニア・ソノマの
ワインメーカー
「Nickel&Nickel」のシャルドネ、

"Truchard Vineyard Chardonnay,
Carneros, Napa Valley 2017"

(95$)

※ナパに所有する
 SINGLE-VINEYARD(=単一畑)の
 ぶどうによるエレガントな銘柄。

フルボディでミネラル感も強く、
上品な味わいの魚介&サラダに
少し勝ってしまうけれど、

グルメな社長さん&会長さんから
「おおーっ!」という
感嘆&笑顔がこぼれる、

リッチなボトルでございました。
→さすがソムリエさん★

さぁ、お次はメインの
「ポーターハウスステーキ」


※2日前に訪ねた本家、
"Gibsons Bar & Steakhouse"
と同じく

「ミディアム」ながら
表面は真っ黒!!

※それを見越して「レア」を
提案するも、ご同行いただく
社長さんより見事に却下。苦笑

そして、いよいよ
赤の"マリアージュ"ワインの登場。

ソムリエ氏、
「大変申し訳ないのですが、
 リストにございます
 米国の銘柄では、お客様の
 ご期待にお応えすることが
 おそらく困難かと存じます」

エエーッ!!

※確かに、2日前に訪ねた本家で
"ウェイター"さんの選んだ銘柄は
少しだけピントがズレていて、

※(ステーキを食べ終えた後の)
 2本目にリクエストした、
 「より優しい」銘柄の方が◎

その、いきさつ&銘柄を
ソムリエ氏に伝えると、同氏、
「なるほど、この銘柄ですね」

写真を確認し、
表情が一瞬かげるのを
目撃してしまう。笑

というわけで、同氏が提案する
仏・ブルゴーニュ、ボーヌの
プルミエクリュ、

Domaine Albert Morot
1er Cru "Les Cents-Vignes 2016"

(117$)をいただきます
 
おおっ!ソムリエ氏の仰る通り、

"土"のキャラクターが
ステーキの熟成感や表面の焦げた
ニュアンスと響きます。

なるほどですねー!
お肉と寄り添う素敵なペアリング。
さすがです☆

だけど、僕が期待したのは、
80点の"無難な"満足度ではなく、
90点超の「わお!」という感動。

敢えて厳しい意見を述べると、

・直前の、白ワインがもたらした
 「エレガント&リッチ」な
 残像/余韻を越えられない...
 (※構成ミス)

・火の通し方が素晴らしい、
 上質なステーキの旨みを
 流してしまう...
 (※求む、第三の味わい!)

もちろん、
ワインそれ自体の完成度は高く、
美味しくいただきました☆

・・・・・・・・

マリアージュ、難しいなぁ

単純に、
「素晴らしい料理×ワイン」を
合わせるだけでは、ダメ。

お互いの魅力を引き立て合い、
「第三の感動」を生み出すこと。

前菜の「白&魚介」は助走、
メインの「赤&ステーキ」に
ピークを持っていく構成も大切。

などなど、
とっても勉強になりました。

食後のドルチェ&
素晴らしい熟成ポートワイン、
接客のサービスなど、





いずれもクオリティが高く、
素晴らしいお店です。
「Gibsons Italia」


特に、ロマンチックなカップル席!

※どのカップル席にも、本当に
 絵に描いたような美男美女たちが
 楽しんでおられました。笑

ご馳走さまです☆
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