![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/4c/c9892445d110bd9e755d73c2fdad2a65.jpg)
「UKパブ紀行」から帰国して
2週間弱。
今も、瞳を閉じれば、
・現地のパブで
・地元のエールを片手に
・お客さんたちと交わした会話が
鮮やかに蘇ります。
ロンドン北部の
"The Southampton Arms"では、
10種類のエールを並べる僕を
常連さんが次々と取り囲みます。
「へい兄ちゃん、
まさか全部飲むのか?」
「こんなヤツ、初めて見た!」
「写真撮らせてくれ」
目の前のエールたちを
ひと口飲みたくて仕方ない僕を
遮る常連&店員さんたち(苦笑)
→記念撮影やら何やらから
解放!?されて、
テイスティングを開始できた
のはおよそ10~15分後。笑
★今回訪ねた20軒のパブの中で
居心地の良さ(人懐っこさ)、
ナンバーワン!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/d3/dfee20692bcfb60c3f5102ab654a11d2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/fb/41bf6b2066eb7c782f702830aa2e5d43.jpg)
また、バーミンガムの
"Post Office Vaults"では、
厚地のダブルスーツと
ハンチングキャップの着こなしが
めっちゃくちゃ格好いい
70代の紳士が、
いつもの銘柄を啜りながら
1980年代に来日した思い出を語ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/8b/4dfdbe4d58ad3e6cce4c8fc833cfd1a5.jpg)
・・・・・・・・・
今回の旅の目的は、
「本場のリアルエール飲み歩き」。
世界のビアスタイルのほとんどを
(主にボトルで)飲んでしまった僕は、
一種の"不感症"にかかり、
"本物の本物でなければ
感動できない"カラダ(ビアギーク)
になってしまいました・・・
ならば、それぞれのビアスタイルの
本国を訪ねてみよう!
こうして、昨年は、
出張先ドイツ・デュッセルドルフで
アルトの名店を巡り、また、
米国でのIPA弾丸ツアーも敢行!
"本場で本物"の感動を通じて
ビールへの愛情/情熱を
回復する中、
今年のターケッドは、UK/英国の
"ぬるくて、炭酸がほとんどない"
リアルエールに決定!
※英国の伝統的なエールは、
Alc.3~4%の弱ボディが主流で
ホップもそれほど利かせません。
そのため、ボトルビールだと、
エンペリアルスタウトや
アメリカンIPA、ボディの強い
ベルギービールなどと異なり、
(特に、定温管理されない状態の)
輸出品で品質を維持することが
とても難しいのです。
※国産の"やさしい味わい"の
ビールを海外輸出することが
難しい状況と似ているかもしれません。
さらに、リアルエールは、
「ろ過、殺菌、ガス添加」を
行わない原酒をカスク(樽)内で
2次発酵させ、
自然発生した炭酸ガスを抜き、
パブ側でベストな状態を見極め、
"ハンドポンプ"で提供する
手間隙を要します。
整理すると、
・最適なコンディションで輸入
・カスク内での2次発酵(=熟成)
・ハンドポンプなどの設備投資
といった労力も
少なからず要するため、
日本国内で(UK銘柄の)
"本物の"リアルエールを飲むことは
決して易しくありません。
※原酒の元々の値段が
決して高価ではないため、
強気な価格を設定しにくい点も
(日本の)パブ側の辛いところです。
上記のような事情から、
僕は日本で"本物"を味わうことが
おそらく最も困難なクラフトビール
"リアルエール"を求めて、
UK/英国を訊ねることにしました。
・・・・・・・・・・・
"何を"味わうか&"どこ"に行くかが
決まったので、次のステップは
"どのように"体験するか、です。
リアルエールを
最適なコンディションで
提供するのが"パブ"。
どこでもいい、
という訳にはいきません。
今回、最初のとっかかりとして
"Ratebeer"のスコアを参考に
UK全土から抜群に評価の高い
パブを選出しました。
その第1位が、
ロンドンとエディンバラの
中間地点に位置するHuddersfield/
ハダースフィールドの"The Grove"。
続いて、第2位・第3位と、
評価の高いパブを
リストアップしていくと、
最南部のロンドンから、
バーミンガム、リバプール、
マンチェスター、シェフィールド、
ハダースフィールド、リーズ、
最北部のエディンバラまで、
8都市のパブが決まりました。
・・・・・・・・・・・
それでは、
各都市間をどのように移動するか。
最長距離の、
ロンドンからエディンバラまでは
400マイル超(約650km)...
※(さらに)長くなるので、
次回に続きます!!
【付記】
"リアルエール"についての
ご説明は、こちらのサイトが
とても丁寧です↓↓
「リアルエール用語集」 by
日本でも「リアル」リアルエールを飲みたい
※このサイトの管理者さんに
ぜひお会いして、
お話をたくさん伺いたいです!
2週間弱。
今も、瞳を閉じれば、
・現地のパブで
・地元のエールを片手に
・お客さんたちと交わした会話が
鮮やかに蘇ります。
ロンドン北部の
"The Southampton Arms"では、
10種類のエールを並べる僕を
常連さんが次々と取り囲みます。
「へい兄ちゃん、
まさか全部飲むのか?」
「こんなヤツ、初めて見た!」
「写真撮らせてくれ」
目の前のエールたちを
ひと口飲みたくて仕方ない僕を
遮る常連&店員さんたち(苦笑)
→記念撮影やら何やらから
解放!?されて、
テイスティングを開始できた
のはおよそ10~15分後。笑
★今回訪ねた20軒のパブの中で
居心地の良さ(人懐っこさ)、
ナンバーワン!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/d3/dfee20692bcfb60c3f5102ab654a11d2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/fb/41bf6b2066eb7c782f702830aa2e5d43.jpg)
また、バーミンガムの
"Post Office Vaults"では、
厚地のダブルスーツと
ハンチングキャップの着こなしが
めっちゃくちゃ格好いい
70代の紳士が、
いつもの銘柄を啜りながら
1980年代に来日した思い出を語ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/8b/4dfdbe4d58ad3e6cce4c8fc833cfd1a5.jpg)
・・・・・・・・・
今回の旅の目的は、
「本場のリアルエール飲み歩き」。
世界のビアスタイルのほとんどを
(主にボトルで)飲んでしまった僕は、
一種の"不感症"にかかり、
"本物の本物でなければ
感動できない"カラダ(ビアギーク)
になってしまいました・・・
ならば、それぞれのビアスタイルの
本国を訪ねてみよう!
こうして、昨年は、
出張先ドイツ・デュッセルドルフで
アルトの名店を巡り、また、
米国でのIPA弾丸ツアーも敢行!
"本場で本物"の感動を通じて
ビールへの愛情/情熱を
回復する中、
今年のターケッドは、UK/英国の
"ぬるくて、炭酸がほとんどない"
リアルエールに決定!
※英国の伝統的なエールは、
Alc.3~4%の弱ボディが主流で
ホップもそれほど利かせません。
そのため、ボトルビールだと、
エンペリアルスタウトや
アメリカンIPA、ボディの強い
ベルギービールなどと異なり、
(特に、定温管理されない状態の)
輸出品で品質を維持することが
とても難しいのです。
※国産の"やさしい味わい"の
ビールを海外輸出することが
難しい状況と似ているかもしれません。
さらに、リアルエールは、
「ろ過、殺菌、ガス添加」を
行わない原酒をカスク(樽)内で
2次発酵させ、
自然発生した炭酸ガスを抜き、
パブ側でベストな状態を見極め、
"ハンドポンプ"で提供する
手間隙を要します。
整理すると、
・最適なコンディションで輸入
・カスク内での2次発酵(=熟成)
・ハンドポンプなどの設備投資
といった労力も
少なからず要するため、
日本国内で(UK銘柄の)
"本物の"リアルエールを飲むことは
決して易しくありません。
※原酒の元々の値段が
決して高価ではないため、
強気な価格を設定しにくい点も
(日本の)パブ側の辛いところです。
上記のような事情から、
僕は日本で"本物"を味わうことが
おそらく最も困難なクラフトビール
"リアルエール"を求めて、
UK/英国を訊ねることにしました。
・・・・・・・・・・・
"何を"味わうか&"どこ"に行くかが
決まったので、次のステップは
"どのように"体験するか、です。
リアルエールを
最適なコンディションで
提供するのが"パブ"。
どこでもいい、
という訳にはいきません。
今回、最初のとっかかりとして
"Ratebeer"のスコアを参考に
UK全土から抜群に評価の高い
パブを選出しました。
その第1位が、
ロンドンとエディンバラの
中間地点に位置するHuddersfield/
ハダースフィールドの"The Grove"。
続いて、第2位・第3位と、
評価の高いパブを
リストアップしていくと、
最南部のロンドンから、
バーミンガム、リバプール、
マンチェスター、シェフィールド、
ハダースフィールド、リーズ、
最北部のエディンバラまで、
8都市のパブが決まりました。
・・・・・・・・・・・
それでは、
各都市間をどのように移動するか。
最長距離の、
ロンドンからエディンバラまでは
400マイル超(約650km)...
※(さらに)長くなるので、
次回に続きます!!
【付記】
"リアルエール"についての
ご説明は、こちらのサイトが
とても丁寧です↓↓
「リアルエール用語集」 by
日本でも「リアル」リアルエールを飲みたい
※このサイトの管理者さんに
ぜひお会いして、
お話をたくさん伺いたいです!