ワールド・ビア・カップ(1996~2016) / World Beer Cup (about Japanese beer)

2017-10-21 | (クラフト)ビール / (Craft) beer
“Photos © Brewers Association”

World Beer Cup/
ワールド・ビア・カップは、

1996年にスタートした
米国で、2年に1度 開催される
ビールの品評会。

11回目となる2016年には、
世界55カ国、1,907醸造所から
6,596のビールがエントリーされ、

31カ国から選出された
253名の審査員が参加しています。

※ご参考までに、
今年9月に、日本で開催された
インターナショナルビアカップは、

世界24カ国/地域から
554のビールが出品され、
審査員は18カ国/地域から64名。

・・・・・・・・・・・


World Beer Cup/
ワールド・ビア・カップ
(1996年~2016年)全11回における

日本のブルワリーの受賞結果を
調べてみました。
その結果が、こちら↓↓です。

金賞
(※銀賞、銅賞の3つあります)の
最多受賞は、

ベアードビールが3回(2010年)。
銘柄は、
沼津ラガー、セゾンさゆり、
カントリーガールかぼちゃエール。

受賞した3銘柄がすべて金賞。
すごい。

※なお、同ブルワリーの受賞は、
その前回、2008年と2回きり。

2008年は、2つとも銅賞で、
ニドビール&
ビッグレッドマシーン
フォールクラシックエール。

見事にリベンジ!

続く、2回の金賞受賞は、
那須高原ビール&ネスト&
箕面ビール&スワンレイク。

ちなみに、那須高原の受賞銘柄は、
2016年が「Nine-Tailed Fox」
(Aged Beer、※熟成年数不詳)、
2000年が「Forein Style Stout」。

ネストは、2004年&2000年の
「ホワイトエール」。

箕面ビールは、
2016年「スタウト」&
2012年「ゆずホ和イト」。

スワンレイクは、
2006年&2000年の「ポーター」。

そして、
上記のブルワリー5社のみならず、
金賞を受賞しているブルワリーは、

2016年、小西酒造の
「有馬麦酒ジャパンエール」。
2016年、シャトーカミヤの
「桜満開ラガー」。
2016年、デビルクラフトの
「Arch Devil Imperial Stout」

2014年、アサヒの
「スーパードライ」

2012年、富士桜高原ビールの
「ラオホ」。

2008年、湘南ビールの
「湘南リーベ」。

2006年、モクモクビールの
「春うらら」。

2000年、上州森のビールの
「森の妖精」。

以上、「金賞」受賞は、
上記13のブルワリーです!

※もちろん、銀賞/銅賞を
受賞されたブルワリーさんは
たくさんあります。

→「World Beer Cup
  Award Winners」と検索。
さらに、サイト内で
年度&国別でソート(検索)
できる仕様になっています。
(※素晴らしい!!)

・・・・・・・・・・

World Beer Cup/
ワールド・ビア・カップは、
1996年にスタートしました。

その第1回に入賞しているのは、
エチゴビール(銅賞)。

第2回目の1998年は、
9銘柄が入賞するも
銀賞3つ、銅賞6つ。

第3回の2000年に、
4つ(!!)のブルワリーが
金賞を受賞しています。

・那須高原ビール
・ネスト
・スワンレイク
・上州森のビール

※なお、この2000年は
全部で14のビールが入賞する
日本史上最大の受賞イヤーと
なっています。

これらのことから、
World Beer Cup/
ワールド・ビア・カップは、

なんだか日本の(20年と少しの)
地ビール/クラフトビールの
歴史を

そのまま映しているようで
感慨深いものがあります。

※受賞ブルワリーの中には、
 現在、営業を行っていない
 ところもあります。

ただけん個人的に
かなり興味深いデータ
発掘作業でした!

【御礼】
リサーチに当たり、
日本のビール事情に詳しくない
ただけんは、

ビアクルーズさんの情報を
参考にさせていただきました。
慎んで御礼を申し上げます!
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