日本橋で、そばを巡る冒険 / SOBA in Nihonbashi

2020-08-04 | 日本料理 / Washoku
夏になると、
「冷たいそば」が食べたくなる!

・好みの硬さ
・まともな麺つゆ
・とろろ&ネギ

が揃えば、もうご機嫌★

実家に帰れば、
「昼メシは自分で用意するよー!」
と、ほぼ毎日とろろそば。笑

1.乾麺を茹でる
2.その間に、山芋をすりおろす
3.長ネギを刻む
4.茹で上がったそばを洗う
5.冷水でよーくしめる
6.できるだけ早く、食べる

このルーチンが大好きで、
沸騰した鍋フタが
"カタコト"踊り出すと、

テンション上がりMAX!! (笑)

そんな幸せな実家生活から
東京へ戻って来たので、
再び、外食生活。

さて、「どこで」食べようか?

※いたずらに高くて
 大したことないお店は大キライ。
(元・そば職人見習いキビしいぞ~)

それならば、クオリティの高い
"チェーン店"で充分!

~「日本橋」編~

【吉そば】
最初に、訪ねるのは、
コレド室町から徒歩2~3分の
『吉そば 日本橋店』


冷かけそば(310円)
+とろろトッピング(150円)
 =納得の「460円」

お値段に見合うクオリティの
「冷とろろそば」
純国産なのが嬉しい☆


【そばよし】
次に、訪ねるのは、
そこから徒歩2~3分の
『そばよし 本店』


冷かけ(320円)

つゆが抜群に美味しく、
よーく冷やして
キリリと背筋の伸びた麺との
相性/バランスが素晴らしい!


「1杯320円の冷かけそば」
として、史上最強★

【補足】
本来、僕は
産地の見えない食品は
食べたくないのですが・・・

※そばよしは、
 明記していないので
 おそらく中国産かな??

だけど、
1杯のクオリティ&コスパが
ここまで高いと、

まぁいっか!!(笑)

※お財布に優しいので
 我々ビンボーなサラリーマンの
 つよい味方!!

【最後に】
なぜ、2店舗を巡るかというと、

『吉そば』は、"とろろそば"
トータルの完成度は高いけれど、
麺のクオリティは、至極残念。

※一度茹でてある、いわゆる、
 "玉そば"を使っているので
 風味&食感のレベルは低い。

そこで、
"麺の満足度"、すなわち、

「冷たいそば」ならではの
"キリリ"と背筋の立った麺を
いただくために

(今度は、安全面が
気になるけれど、苦笑)
「そばよし」へ!

こうして、2店舗を巡り、
2杯いただくと、
めちゃくちゃ満足☆

夏にピッタリ!
総額 780円で楽しめる
「日本橋 冷たいそばツアー」

【Q&A】
・『そばよし』で「とろろそば」
  食べればいいじゃん?
→なぜか「刻んだ山芋そば」で
 520円もします・・・

・『そばよし』で
 「もりそば」じゃダメなの?
→別物なのです。麺もつゆも。
 
※先日、「かけ」と「もり」を
 間違えて注文して、その後1日中
 悶々としていました(苦笑)

【~トリビア~】
なんでも、
徳川2代将軍・秀忠の時代
1614年に

江戸・日本橋しんなわ町
(※現在の本町4丁目)の
東光院詮長という僧侶が、

僧仲間2人と連れ立って
「そばを食べた」ことが
『慈性日記』なる資料に

記されているとのこと。

これが「江戸蕎麦切」の
初見記事であり、
すなわち、400年も昔に、

ここ日本橋から
「江戸蕎麦」が始まった・・・

※参照※
(特定非営利活動法人)
江戸ソバリエ協会・ほしひかる
理事長のエッセイ

(「日本橋江戸蕎麦切略史」なる
年表付)

・・・そんな歴史に思いを馳せつつ、

気の短い江戸っ子よろしく、
ザザーっと、そばをかっこむのも、
またよろし☆

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#東光院詮長 #慈性日記
#江戸ソバリエ協会 #ほしひかる
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