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肺がんステージ4とアルコール依存症の可能性の配偶者の記録と、私の心情と、

2023年3月、配偶者の癌が見付かり右肺原発の癌は既に左副腎に転移。癌は周りの臓器にも密着。配偶者のアルコール摂取に悩む

この状態で医者に出来ることは、何も無い 3

2025-05-02 17:38:10 | 日記

2つ前のブログの追記から書く。

4月2日の診察では

「ここまで癌の転移が進んでいて、血液検査の結果も肝臓と腎臓の数値が悪くなっているので、今日明日に何があってもおかしくない状態です。1ヶ月後に生きてるのも難しい。後悔のないように、やりたいことをして食べたいものを食べてください。」と医者に言われた。

それを聞いて配偶者が

「急に言われても何がしたいか、食べたいか分からない。」と落ち込んで話す。

そのまま落ち込んだ私達は帰宅する。

夕食後、子ども達に結果を話す。

「お父さん、もう1ヶ月は生きられない状態なんだとお医者さんに言われたんだ。

それを聞いた子供たちは泣き出した。

辛い時間だった。

翌日、私は勤務中に病院から電話がかかっていた。

私に繋がらないから、配偶者にも連絡があり、「緩和ケア病棟に空きが出た。

という内容だったそうだ。

勤務後に病院へ折り返し電話をかけると「明日に退院する患者様が居るので、お部屋が1つ空くので入院出来ますがどうされますか?

他にも緩和ケア病棟に入りたい方も居るので、配偶者さんが断ったら他の方に話をします。ご家族様でご相談なさってお返事ください。」

と言われた。昨日に言われて、明日に入院しますか?と打診されてしまい

急だったので困った。でも、今回を逃したら次はいつ入院出来るか分からない。という旨を電話で聞かされたこともあり悩んだ。

配偶者と話し合い、翌日4月4日に緩和ケア病棟へ入院することに決めた。

緩和ケア病棟に入院する前に1度、院内の見学と、看護師による面談をした。

面談での説明で

「痛みを取る事を最優先します。延命治療はしません。」と説明される。

痛みのコントロールを優先させたかった私達は、緩和ケア病棟にすがるしかなかった。

しかし、この判断が間違っていたのかもしれない。

私達の考える、痛みのコントロール。

医療従事者の考える、痛みのコントロール。

その2つは別のものだったんだと亡くなってから気付いた。

続く

コメント
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