マスカレード・ホテル

キムタクと長澤まさみちゃんが、あんなにテレビで宣伝してたから、
興行成績はどうなったのかと思ってたら興行収入３６億円とのニュースが。

そんなに観た人がいるんだ～。
犯人が気になる～、と同時に、長澤まさみちゃんが怪しいと私はにらんだ。

ネットでネタバレ読んじゃおうか？
とも思いましたが、ここは、やはり東野圭吾先生作ですから読んでみることにしました。

キムタクと長澤まさみちゃんの顔がやたらとちらついちゃって、
これが菜々緒か、これが前田敦子か、と話題のキャストがよぎっていって、
2日間で読破。読みやすくて面白かった。

読み終わってから、ネットでキャストを確認して、能勢が小日向文世というのが少し意外。
でも、ああ見えて切れ者という点はあってるのかな。

自分がおかれている立場を客観視でき、責任感をもって誠実に取り組み、まっとうする。
職務遂行。
周囲の人からはあの人なら大丈夫、と圧倒的に信頼される。
天職だとやりがいを感じる。

しかし、しかしです。
自分が置かれた立場で正しいことをしたことが、誰かの不幸につながるとしたら？
読後2日たっても頭の中をぐるぐるしてる。
またしても東野圭吾先生からレポートを課せられた気分です。