いま、わが家の窓から見える風景はこんなんです。
黒い幕(カンレイシャと言います)が張られているのが
茶園。
この辺りはみんな
玉露園や展茶園なので
みな、覆いをしています。
覆い下栽培をすることで、
日光を遮ることができるため、
苦味を抑え、甘味と旨味の多い茶
を作ることこができるんです。
本簾栽培といって、
葦で簾を編んだ物の上に、藁をふって覆いをする。
という栽培法が本来のやり方なのですが、
葦も藁も手に入りにくくなり、
なにより手間がかかるため、黒い幕を使う方法になりました。
いまでは
本簾園はほとんどなくなってしまいました。
珍しくなってしまった本簾園があるわが家には、毎年なにやらかの取材班がこられます 笑
いよいよ明日から製茶が始まります!
つくづく農業というのは
博打要素の強い生業だと思います。
うちの場合
一年一作ですもんね(^_^;)
もちろん、
肥培管理等々、仕事は一年中あるわけですが、
収穫はこの1ヶ月だけ。
1年分の収入源が
この1ヶ月にかかっているんです!
なんておそろしい(T-T)
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