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小鳥見日記

冬らしい風景になった菅生沼

風が吹くと体感温度が1度下がるというけれど、この日はそれを実感。
くもっているので放射冷却のような冷え込みはないのに、寒い。

上沼に着くと白鳥がたくさん。コハクチョウが28羽、オオハクチョウが6羽。
ずーっと白鳥の写真を撮っている人が今シーズン菅生沼に来ているオオハクチョウは6羽だって言ってたので、全員集合かも。



寄ってみた。


こちらはコハクチョウの家族。角度や光のせいかもしれないけど、幼鳥の灰色がすごく濃い。


しれっと一緒にスイスイ泳いでいるのがマガン。
下沼で見たことがある個体だと思うので、一緒に飛んできたのでは。
 
コハクチョウたちがざわざわしはじめたので飛ぶのかなとみていたら、予想通り。
おもしろかったのはマガンも一緒に飛び立って、自分が先導するかのように張り切っていたこと(笑)

 
奥の方にはカルガモ、オナガガモ、ハシビロガモ。
ハシビロガモたちは2日前に見たのと同じ7羽だったので、滞在しているのかもしれない。
 
オオハクチョウたちが一団になってぐんぐんせまってくる。
なんか白鳥ってよくこういうことするよね。
 
そうかと思ったらのんびり羽繕いしたり。
 
 
じっとしていると寒くて、いつまで見ていても飽きないんだけど歩き出すことにする。
地面にはツグミ。


チュウヒも元気そう。そういえば上沼に着く前にトビとノスリが葦原の同じところをめがけて2〜3回ダイブしていた。何かおいしいものがあったのかな。チュウヒは参戦してなかったけど。
 
この日は中沼からも白鳥の声がする。
下沼から飛んできて降りる個体もいたし、北のほうへ飛んで行くグループもいた。


それでもまだ残っているので、結構いたんじゃないかな。
 
いつも飯沼川のずっと下流のほうにいるマガモたちが、反町閘門橋のすぐ下まできていた。
遠くにいるチームと合わせたら、軽く100羽は超えてたと思う。


水が増えて近くで見られるようになったカイツブリ。ふわふわもふもふ感がよくわかる。


西側の遊歩道に降りてすぐのところでは、よくアカハラが飛ぶ。
この日は2羽ケンカしてたんだけど、そのうちの1羽がこちら。


老人ホームの下には、縄張りの主のジョウビタキ。
この日はルリビタキはいなかった。


小さな池にカワセミ。
もうこのあたりに来ると寒くて、つい早足になってしまった。
それでもカシラダカ、アオジ、カワラヒワ、シメなどの「イツメン」は出てきてくれました。


1年前の記事を読むと、上沼はほぼ前面凍って中沼にもたくさん白鳥がいた。
季節によって違うのは仕方ないとはいえ、今シーズンはそんな風景が見られるのかな。見られるといいな。

●この日見た/声を聞いた鳥

  • マガン
  • コハクチョウ
  • オオハクチョウ
  • ハシビロガモ
  • カルガモ
  • マガモ
  • オナガガモ
  • コガモ
  • キジ
  • コジュケイ(声)
  • カイツブリ
  • キジバト
  • オオバン
  • タシギ(夕方に下沼)
  • カワウ
  • ダイサギ
  • アオサギ
  • チュウヒ
  • トビ
  • ノスリ
  • カワセミ
  • コゲラ(声)
  • アカゲラ(声)
  • モズ
  • カケス(声)
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • シジュウカラ(声)
  • ヒヨドリ
  • ウグイス(声)
  • エナガ(声)
  • メジロ(声)
  • ガビチョウ(声)
  • ムクドリ
  • アカハラ
  • シロハラ(声)
  • ツグミ
  • ジョウビタキ
  • スズメ
  • セグロセキレイ
  • シメ
  • カワラヒワ
  • ホオジロ(声)
  • オオジュリン(声)
  • カシラダカ
  • アオジ

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