今日も晴天で冷え込み、全面凍っている上沼。
ここまで凍るとカモがいないのはいつも通りなんだけど、白鳥が1羽もいないとは。
おかげでアオサギ先輩の貸切になっていた。
週末、白鳥の季節の菅生沼は観察する人や撮影する人がたくさん訪れる。
特にこの週末のように風がなくて雲一つないような晴天だと駐車場がいっぱいになるほど。
いつでも行ける地元民としてはできるだけ近寄らないようにしているんだけど、白鳥もたくさんの人にかこまれて疲れが出たのかしら…。
中沼(反町堤)に行くと、案の定動く気がなさそうな「白鳥まんじゅう」がたくさん(笑)
その様子を定位置から眺めるノスリ。
そしてなぜか向こう岸にヤギ…ヤギ!?
土手の真ん中につながれてめぇめぇ鳴いてた。
すぐ近くの農家さんのだと思うけど…。
土手の斜面にはいつもカシラダカやホオジロがいるんだけど、ちょっと大きめの鳥がいる。
アカハラだ。先週もヒヨドリと一緒にこの近くの木にとまってたけど、同じ個体かな。
おなかに日があたってよく見える。
少しずつ気温が上がってホオジロやシジュウカラがさえずっている。
白鳥も少しずつ動き出したというか、なんかわちゃわちゃしている(笑)
結局、遊歩道を一周する最後まで1羽も白鳥は飛ばなかった。
遊歩道の西側は、いつものように小鳥たちが出たり出なかったり。
アオジ。
アオジの「アオ」は、信号の青が実際には「緑(英語でも青信号はGreen)」なのと同じなんだなというのが、実物を見ると納得。
いいところにとまったけど逆光のコゲラ。
先週、ルリビタキがちらっと出てきてくれたあたりにさしかかると、「ゲッゲッ」と、字にしてしまうと身も蓋もない鳴き声がする。
しばらく待っていると出てきたよー。
「ルリビタキはこういうところによくいます」みたいな写真になった。
こちらが大きな動きをしなければ、ちっとも逃げようとせずに枝に乗ったり地面に降りたり。
サイドのオレンジ色もきれいだこと。
なんか考え事しているような。
すると背中のほうから「ひっひっ」とヒタキ類の鳴き声が。
え、メス?
メスだけど、ルリビタキじゃなくてジョウビタキだ。
おめめも身体もまるまる!
羽根に白斑があるからね。
このあと、さっきのルリビタキのオスと追いかけっこして、メスが優勢でした。
この日はアカゲラはいなかったけど、真冬なのにいろんな色が見られた日だったなー。
●この日見た/声を聞いた鳥
- コハクチョウ
- カルガモ
- マガモ
- オナガガモ
- キジ
- キジバト
- オオバン
- カワウ
- アオサギ
- ノスリ
- コゲラ
- モズ
- カケス
- ハシブトガラス
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- ウグイス(声)
- エナガ
- メジロ
- ムクドリ
- アカハラ
- シロハラ(声)
- ツグミ
- ルリビタキ
- ジョウビタキ
- スズメ
- ハクセキレイ
- シメ
- カワラヒワ
- ホオジロ
- オオジュリン
- カシラダカ
- アオジ