歴史～

歴史教科書の検定問題が相変わらずかまびすしいことになっちゃっとりますが、
それとは関係なく、おっさん（推定年齢75歳）がどこぞで講演をすることになった。
テキストを配布するに当たり、「日本の近代史」なるdocumentの作成を依頼しておった。
おっさんアナログなので原稿は手書き、そして時々混じる読解不明の文字、旧字体。
ところがそれを頼まれた御仁が、「くろかわのりあき？」と言い放った者＆1名だったので、
飛び交う会話が笑えた。

「ノモンハ事件ですか？」
（笑）人名？パクヨンハみたいな理解をしているわけか？パク・ヨン・ハに対抗するノ・モン・ハ…。
いそうな気もする、確かに音としてはおかしくない。

「校正してくださいよ」とプチ歴史ヲタの私にまわってきたんだけど、
歴史って変化するんだなーと思ったことがありました。
ずーっと「柳条溝事件」と丸暗記をしていたことが、
実は「柳条溝」ではなく、「柳条湖」が正しいとわかりました。
例によって、wikiで調べてわかったんだけど、
元々の地名を日本側が間違ってレポートしており、
「1980年代に溝→湖の正しい地名に変わりました」ってな説明がありました。
この「1980年代」ってのはヒッジョーにビミョーなヒョーキになっていてですね、
1980年～1989年までの10年間がある訳ですねー。
1980年の前半ならかかってるんだけど、後半は既に大人だし…。
自分の「日本史」では、絶対「柳条溝」だった！と思い返し、
それはそれで、「いいことを知った！」と非常に満足でございました。

で、ヤレヤレちょっとトイレでしゃがもう…と個室に入って一息ついた瞬間、
ちょっとまてよ、そーいえば何年か前にも、「柳条溝」が「柳条湖」に正されたというニュースを見て
「すげー、すげー」と感動していたことを思い出した…。

Deja vu？か？これって…。

同じことで2回感動できた。安上がりな人間だ。