ころがせ複勝!

日々のぼんくらな生活の中でのあれやこれや…

本を読む(水の城 by 風野真知雄)

2008-09-11 23:58:16 | 読書

諏訪高島城も水の上にあった城だし、備中高松城は水攻めで沈んだ(?)城なので、タイトルに興味を覚え、表紙イラストが西のぼる氏だったというのもあり、思わず買いました。

小田原城攻めの裏で、あまり知られることのない(と思っているのはmy standard?)、北条の出城の1つ忍城で、攻め込まれた城側の人々と、その城下の人々の「かなりユルイ」籠城戦。
攻める側石田三成に対し、攻め込まれた側、ほぼパンピー。しかし、三成って戦はあまり巧くないよな、突発事項に弱いというかなんというか。
成田長親が、大将を務めているのだが、「やるだけやって、あとは野となれ山となれ」な人でこれまたユルくていい。

蓮の大群の中にある城は水によって守られているが、敵が押せば引き、引けば押すという、忍城の戦い方も水と同じようにフレキシブルなもの。
なんだろう、ほぼ知らない話だったので、非常に面白かったです。

to be flexible
水は方円の器に従う。

水の上に浮かんだ城は戦い方も「水」の城だったという話…でいいのか?ホントに?





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