ころがせ複勝!

日々のぼんくらな生活の中でのあれやこれや…

角打ち(その2)

2024-01-12 22:12:08 | 食う

近くのワインセラーに角打ちだぜ。
ワインセラーだけに、ワイン以外の選択肢はなさそうだなーと思っていたが、ワインのみでも選択肢が20もあり、ド素人はうろたえていた。+100円払うと店内で購入したおつまみを持ち込みできるということなので、おつまみを先にチョイスしてそれに合うワインを選んでもらうことにした。
脳内では角打ちのおつまみで超かっこいい図柄になるオイルサーディンの缶詰が見当たらない。以前は取り扱っていたと思うけど、ショップを改装しておつまみ系がどっと減った感じ。輸入品の缶詰を眺めるのが好きだったんだけど、見て楽しむだけ人間ばかりでは商売は成り立たないのだよ。
燻製チーズが30%offで売っていたので、迷わず購入。
「これに合うワインをおねしゃす!」
と見せると、
「それでは○○の××か、◆◆のシャルドネが合うと思います。」
と3つくらいお勧めされる。
ここで気づいたことがある。海外あるあるで、現地の言葉で「駅はどこですか?」と聞いたら、現地の言葉で返答されて聞き取れない全く意味が分からないというのと全く同じ状況じゃんコレ。
日本語のはずだけど、カタカナが多く(多分)、語彙力と理解力がなく聞き取れず
要領の得なさっぷりを体験しつつ遠い目をしながらうなずいていたはず。
従順に、お勧めされたシャルドネ(山形県産)を30㎖を注文した。
しばらくすると席におつまみをプレートに綺麗に盛り付けて、お手拭き&お箸も用意してもらいましたよ、ありがとうございます。
チーズをかじりつつ、ワインをチビ…と口に含んで、チーズと混ぜ合わせる。我が鼻で笑う単語「マリアージュ」ってこのことか。大丈夫、これなら酔わないはず。とチビチビやっているところに、スタッフが
「ぜひこちらもお味見ください」
ともう1杯ワイン持って来たーーー!なにごとーーー!甲州!
「ありがとうございます」とにっこりいただいたけど、実はこんなこともあろうかと持参している空のステンレスボトルに移し替えようかと思ったくらいだった。

酒の量が倍になるということはつまみを半分にして対応しなくてはならない!
とはいえ、バカ舌の我が、いちどに2種類のワインをテイスティングできるいいチャンス!!違いが分かるのか?
シャルドネはうっすらと緑がかった黄色の白ワイン。甲州よりアルコールの重さがあり、ブドウ発酵してます感があった。それと樽感。
甲州は多分山梨県産、うっすらピンクだがロゼではない(と思う知らん)。さらっとした口当たりで軽い。ぶどうジュースをキリっとさせたぶどう感。
分かる、分かるぞ!今ならその2つを飲み比べる能力はあるぞ。

30㎖やっつければいいと思っていたところが、60㎖になったのでチビチビが長く続いた。思っている以上に1回のチビ…は口に含む量が少ない。そして一向にグラスのワインは減らない、おつまみが先になくなってしまいそうだ。酒がまだあるから、おつまみを追加しようとかなんとかしているうちに、太るんだな…と妙な納得もできた。
我の角打ちに触発されたのか何なのか、
「今日初めてなんですけど、いいですか?」
という若者が店にやって来ておおっ!同士!と思っていました。
大昔は、赤ワインを選んでいたけど、年のせいか、白ワインの方が軽くて渋みもなくていいのかもと今は思っている。
また酒屋に角打ちに行くぞ!

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