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じじい、無駄な抵抗はよせ!

無駄な抵抗はよせ! 
だが、一度きりの人生じゃ
映画のタイトルに触発されて、じじいの抵抗はいかに??

旅の選択肢2

2019-12-05 12:32:10 | 行きたい旅先
旅の選択肢(2)

海外旅行をして思い出すことは、楽しかった
ことよりも失敗したことの方が記憶に残って
いるものだ。

今ではもう無くってしまった事務に航空券の
リコンファームというものがある。40年前
のハナシだ。

2度目のパリ訪問の中間日、その日はパリか
ら南仏ニースにへ行く日だった。規定に従い
航空券が確かに予定(ブッキング)されてい
るかを出発前に確認するリコンファームをす
る。その為に数時間前に航空会社に連絡した。
すると、自分の持つ購入控えに記された時刻
は実際よりも一時間時刻が早まっていた。

朝食も取らずにホテルを飛び出した。もっと
早くやっておけばよかったのだが、ホテルを
出た時にフライトまで2時間を切っていた。
空港までの交通は何が早いか?タクシーでは
渋滞になったら間に合わない。電車を使用す
ることにした。英語はそこそこ出来るが仏語
は全くダメだ。

電車や時刻表には行く先が書かれている。目
的地が終着駅の場合は問題無いが、乗り換え
や途中の駅の場合は複雑になる。ホテルはパ
リ中心部のジョルジュサンク近く、シャルル
ドゴール空港までは地下鉄を乗り継ぐのだが、
乗り換えが一度ある。乗る電車、乗り換えた
電車を間違えたら万事休すだ。順調に乗り継
いでも一時間少し掛かる行程だったと思う。

乗り換え駅でなれないパリの時刻表を確認。
その電車は目的の空港が最終駅ではない!
飛び乗った電車の乗客に「この電車は空港を
通るか?」と英語で聞くが、返ってくる返事
はフランス語?気は焦るばかりだ・・・。

何とか空港にたどり着いた。もう出発の時刻
まで30分位だったと思う。航空会社のカウ
ンターで発券してもらい出発ゲートへダッシ
ュ。慌てている時は間違いを起こすものだ。
搭乗口で「パスポート」と言われ、それが無
い。航空会社の置き忘れたかも知れないと思
い、戻る。何と、誰も居ない航空会社のカウ
ンターに自分のパスポートがちょこんとある
ではないか!そこから再ダッシュ!!

ニース空港行きに最後の搭乗者として乗り込
むと、すぐにドアが閉じられた。

座席からどんどん離れてゆく地上を眺めなが
ら、やって来た行程を反すうした。
・一つでも間違えたら遅れてた
・国際線だったら乗れなかった
・パスポートあって良かった
・もっと早く航空券を確認すれば良かった

無事?ニース空港に着くことができた。
空港には見知らぬ航空会社やアフリカ行きの
便名などがあった・・・。
              つづく

旅の選択肢(その1)

2019-11-23 09:10:33 | 行きたい旅先
旅の選択肢(その1)

どんなに長生きの人だって、この地球上の全ての場所を訪ねられ
るハズがない。当然のことだけど、どんなに頑張っても、ほんの
一部しか見ることは出来ない。

老人ともなれば、それはなおさらのことで、足腰が弱れば行ける
所も限定されてくる。高い場所には登れないし、遠いところへも
歩けなくなる。

今でも日本から欧州へ行くには12時間以上かかる。
エコノミークラスでは、せいぜい半日の搭乗が限界だろうか。
自分の初訪欧はアンカレッジ経由で、今では貴重な経験になった。
羽田からアンカレッジで給油(休憩)、さらに5時間ほどパリま
で必要だったと記憶している。1987年のことだ。

予算、時間に限りがあるわけだから、ツアーのように分刻みの旅
程は遠慮したい。確かに、せっかく来たのだから、という気持ち
も分からないではないが、訪問地を少なくして、一つの地域をゆ
っくり楽しみたいものだ。滞在期間10日未満では、一つの町の
全てを訪ねることさえ無理なのだから。

最初のパリまでの旅が今でも一番印象に残っている。
あの時もパリは厳戒態勢であった。貧乏旅行の定番は、観光客が
遠慮する冬のパリだ。旅費は格段に安くなる。
深夜便で降下する機体から、どんよりしたオレンジ色に鈍く光る
パリの明かりが見えた。「翼よ、あれが・・・」てがっ。

始発の電車で中心地へ向かう。誰も居ない地下鉄を乗り継ぎ、ジ
ョルジュサンクで下車、地上へ上がった。まだ覚めやらないパリ
のシャンゼリゼ通りは街灯と電飾は残っていた。振り返ると少し
小高い場所にライトアップされた凱旋門が待っていた。

今日と同様に爆発事件があったばかりで、町の中を歩くと各所で
手荷物を検査された。モンパルナスでお茶を飲んでいると、どど
っと機関銃を構えた警官数名が店に入ってきた。何も起きなかっ
たけれど、民俗のるつぼパリは、今も昔も変わらないようだ。

10日間の滞在でパリ中を歩き回った。貧乏旅行なのでタクシー
には乗らないと決めていた。絵が好きだったので、有名な美術館
を10以上も見て回った。当時は観光客も少なく、有名絵画もじ
っくり見ることが出来た。360度に飾られたモネの睡蓮。

フォンテーヌブローの駅からナポレオンが幽閉された城まで整然
と植えられた樹木の長い陰をたどった。高緯度のせいでパリの朝
は遅いのだ。今は焼けてしまったノートルダム寺院のスケッチな
ども何枚か残っている。シャルトルの様式が違う尖塔にも上がっ
た。 つづく

香港空港を通ってみた

2019-11-20 08:29:02 | 行きたい旅先
香港空港通過

11月5日と11月8日に香港空港を通った。
一昨年完成した香港島と澳門・珠海をむすぶバスに乗るため
に空港を通過した。

香港空港の入境(イミグレ)は普段とおり、成田午前9時発、
香港午後1時半着の香港航空(満席)から下りてバスに乗り換
える。
空港からバスターミナルまでは路線B4バスで移動するが、
所要時間は10分、何度か利用しているが香港市内の様子をう
かがえるものは何も無い。

帰りは香港午前2時発成田行きに乗るために、ターミナルから
香港空港に午後11時頃に空港ビルに入った。
香港空港の出入りは、以前は何のチェックも無かったが、徒歩
で空港ビルに入る時に検査があり、パスポートと搭乗券の確認
を一人一人行っていて厳しくなっていた。
しかし、香港市内の荒れた様子を感じさせるものは何も無い。

香港市内と香港空港を結ぶ機場快線(MTR)に乗って香港市
内の様子を見てみようと思ったが止めた。

案の定、日本人大学生が二日前に香港警察に逮捕されたように、
物見遊山で見に行くモノではないようだ。この日本人学生は香
港ディズニーランドの帰りに市内見物の予定だったというが、
どういう経緯で捕まったかは分からない。
MTRに乗れば30分程度で香港市内へ行ける。香港ディズニ
ーランド(博覧会場)>香港空港>青衣>九龍>中還(セント
ラル・金融街)の駅がある。

今朝の香港MTRの情報
http://www.mtr.com.hk/en/customer/services/airport_express_index.html

を見ると、閉鎖されている駅がけっこうあるようだ。


映画の聖地巡礼

2019-11-04 09:09:52 | 行きたい旅先
最近は「聖地巡礼」というらしい。

映画のシーンに使われた場所を訪ねる旅だ。
自分が映画を沢山観るようになったのは、
まさにその場所に行ってみたいとう気持ち
から始まった。

高校生時代に映画を観はじめた。
今を思えば、多感な時代からか、観る映画
観る映画に感動した。

マックイーン「栄光のルマン」
冒頭は事故回想シーンから始まる。
愛車ポルシェで仏、ルマン市内を走る。

同「ブリット」
フォードマスタングでダイブしながらシス
コ市街のカーチェイス。ランバート通りも
本格的な映画の追跡シーンは、この映画か
らかも・・。

ダスティンホフマン「卒業」
サンフランシスコのゴールデンゲート橋を
渡る俯瞰シーン、流れる、ミセスロビンソ
ン、そして名曲スカボローフェア。

ピーターオトール「アラビアのロレンス」
シナイ半島を抜け、スエズからカイロにあ
る英国司令部に出頭するシーン。
使われた建物は、実はセビーリアにある。

ショーンコネリー「ロシアより愛をこめて」
ラストシーンはベニス。ゴンドラでロシア
のスパイを抱きながら、盗撮されたフィル
ムを運河にバイバイ。

ハンフリーボガート「慕情」
ビクトリアピークから香港湾と市街地を見
おろす。最近の香港は大気汚染がひどい。
百万ドルの夜景は失われた。そして、暴動。

ナタリーウッド「ウェストサイド物語」
撮影場所は特定できなかったが、二人が
語り合う夕暮れのシーンのハシゴは各所に
見られる。

ジョンウェインの「史上最大の作戦」
モンサンミッシェルへ行く途中にノルマン
ディー地方へ。広大な酪農地帯が続く。

カジモトという鐘守り男が出るシーンの
最近焼けてしまったパリのノートルダム
寺院。首里城と同様、市民の心の拠り所
なのだ。

トムクルーズ「ミッションI-3」
バチカンの裏側にある高い塀を乗り越えて
寺院内に潜入。仲間がオレンジ色のランボ
ルギーニで乗り付ける。そして、車を爆破
させる。もったいない!。

トムハンクス「天使と悪魔」
バチカン市内とバチカン広場。
同「ダビンチコード」ルーブル美術館。

それでも
絶対に行けない場所もある、ある!
名作・スタンリーキューブリックの
「2001年宇宙の旅」。テアトル東京の
湾曲した巨大シーンで観られて良かった。
映画館を出ると、映画に使われた不思議な
黒い物体が展示されていた・・・。

まだまだ実現しない聖地もある。
Jアンドリュースのサウンドオブミュージ
ックのザルツブルク市内。冒頭のシーンは
スイスの高原らしい。

「南太平洋」のバヌアツ。
「冒険者たち」のフランス軍艦島。
「カサブランカ」のモロッコ。
「最高の人生の見つけ方」カイロ。
「ラストエンペラー」紫禁城。

じじいの聖地巡礼は寿命との戦い、かな。





じじいの週末海外

2019-10-29 09:56:39 | 行きたい旅先
週末海外旅行

週末(短期間)海外旅行をやっている。
ポイントは、いかに旅費を安くするかどうかだ。

航空会社の発着時間と航空券、ホテルの滞在費用を見比べ
ながらプランを練るのは、空、楽しい。
筆者の場合、地方に住んでいるので、これに空港までの
アクセス方法も問題になる。

羽田空港が24時間飛行可能になって便数が増えた。
成田に深夜便は無い。
しかし、その発着時間を上手に使うと、面白い事ができる。

例えば、一泊三日・香港旅行。

第一日、地方を深夜発、成田早朝着の高速バスを使用。
往路>香港航空・9時05分発、現地13時30分着時。
香港島、九龍など散策。
郊外のホテル泊(中心街で無ければ5千円でも宿泊可)

(翌朝、荷物はホテルに預ける)
第二日、一日市内観光。適時、インタウンチェックイン
(荷物を預け)手ぶらで夜の市内観光へ。
買物や屋台で飲食。2時間前に空港へ。
香港空港内の飲食店は22時終了なので、市内で済ます。

第三日、復路>香港航空・1時55分、香港発。
成田7時05分着。午前発の高速バスで帰途。

キャセイ航空の往路>9時成田発、13時25分着。
復路>15時20分発、20時25成田着もある。

香港航空、キャセイ航空ともに、早期予約なら往復4万円
未満(税、オイルC含む)、ホテル代含め五万円も可能。