今回は三宅島への初遠征です。
三宅島に行ってみたいな~。
と思っていたところに、つり丸での特集記事。これはもう行くしかありません。
参加者は、Hideさん、戎さん、私の3名。
10/10 PM22:20 東海汽船「かめりあ丸」で三宅島へ。
10/11 AM4:50 三宅島 錆ヶ浜港に到着。
宿から「港からすぐ近くですよ」と聞いていたが、辺りは闇の中。
どこにあるんだろ?と歩きだすと、徒歩1分程の場所にありました。
今回お世話になるのは、「ホテル海楽」さんです。
チェックインにはまだ早いので、ロビーで準備をして早速釣り船に。
釣り船は、トラックに乗って1分ほどの場所です。
釣り船は「海楽丸」 トイレあり、釣り座にバッテリー電源あり、足元から海水も出せる。
釣り座の広さも十分。となかなかの装備です。
AM6:30頃に出船して、釣り場に向かいます。
昨日は風が強かったようで、だいぶうねりが残っています。
釣り場は、三本岳周りとなります。磯釣りでも一級ポイントですが、釣り船でも同じのようです。
うねりの中、30分ほどで三本岳に到着。
さっそくムロ釣りを開始します。
八丈島でムロ釣りは慣れているつもりでしたが、三宅島の釣りはちょっと違います。
海面にパラパラとアミコマセを巻いて、ムロを海面まで誘います。
そこをサビキで釣り上げる。というもの。
という釣り方なので、使う竿はムロ専用のべ竿。当然ながら私達はもっていないので、私が借りてチャレンジ!
・・・ところが、餌を撒けどもムロアジの反応はなし。
時折、思い出したように、アタリはあるのですが、ハリ掛りしません。
ここで、Hideさんと戎さんが本命のカンパチをゲット!
しかし、サビキなんかで釣れるカンパチなので、当然サイズは20cm程度の小物。リリースです。
そういえば、ワカシも1匹釣れましたね。
そろそろコマセがやばい。と心配しだした時に、ようやく群れが来ました!
・・・でも、雑誌でみたチビムロより、サイズが大きめでした。時期的なものかな?
ムロ専用のべ竿を使用した感想は、絶妙なしなりで、とても釣りやすかったですね。
宿には1セットしかないようですが、また借りてみたいです。
ようやく、泳がせ釣りを開始しますが、アタリはありません。
ムロが暴れることはあるのですが、興味がないのかまったく口を使ってくれません。
終了近くなり、戎さんにようやくアタリ!
・・・かと思いきや、すぐに餌を離してしまいました。
仕掛けを上げてみると、歯型が付いていました。う~ん、残念。
そろそろ終了かな?と話していると、Hideさんに強烈なアタリ!
沖に向かって、びゅーーーん!と走っていきます。
Hideさんは懸命に巻き上げようとしますが、まったく巻くことが出来ません。
駆けつけた仲乗りさんに手伝ってもらい、反撃開始です。
が、道糸は出て行くばかり。
あまりの引きなので、船を移動させて少しずつ巻き上げていく作戦に。
しかし、ようやく200m近くを巻き上げると、また同量の道糸が出される。の繰り返し。
約30分で糸が出されてしまうこと4度。まだまだ格闘は続きそう・・・・?
って、Hideさんなんで休んでるの?
えっ!!!ギブアップ!?
約30分の格闘は、60歳を過ぎたHideさんにはきつかったようで、やもうえず、私が代わりに
リールを巻き上げます。
・・・と、魚のほうもさすがにバテテきたようで、100m以上走ることはなくなりました。
それに、沖に走ることがなくなり、潜っていくだけになりました。
ようやく、リールのカウンターが10mを切って・・・えっ!?マイナス?
どうやらドラグの出しすぎで、すっかりカウンターが狂ってしまったようだ。
いったいどこまで巻けば・・・って、ああっ!?また道糸が出て行く~。
悪戦苦闘が20分ほど続き、船長の「カンパチなら30kgはあるぞ!」との言葉に歓喜する
のと同時に「ばらしたら・・・」とのプレッシャーが交互に襲って来る中、よーーーやく姿が。
・・・・って、えっーーーー!!!!
正体は尾にスレ掛りした80kg超のサメ。
一同がっかりです。
あまりの衝撃に、戎さんはサメの写真を取り忘れてしまいました。
息を凝らした50分を返せーーー!!!という気分です。
そのサメは?というと、漁協に持ち帰れば退治費として3000円もらえるらしく、船長は
取り込む気満々。
しかし、尾にスレ掛りしているため頭を海面に向けることが出来ず、ギャフが掛かりません。
そうこうしているうちにハリス切れで海におさらばとなりました。
すっかり気の抜けてしまったが、最後の流しで、ガッ!ガッ! とアタリ?
緊張感が一気に戻ったが、その後反応なし。仕掛けを上げると、ムロは付いていませんでした。
小型のカンパチにでも、もてあそばれたかな?
結局、これで終了。
なんか非常~に疲れました。
翌日はコマセ五目の予定でしたが、強風のため出船中止。
残念ながら1日だけの釣りとなりました。
三宅島は、まだ噴火の名残がところどころに残っていますね。
いたるところで見かけたのが、枯れ木。噴火当時のガスで枯れてしまったんでしょうね。
あとは、人のいない民家と、たまにただよう硫黄臭。火山ガス警報も時折出てました。
でも、釣り師、ダイバー、観光客と、来訪者は多かったですよ。
かめりあ丸船上で、三宅島を眺めながら「リベンジしちゃるぞ~」と心に誓いました。
今回利用した「ホテル海楽」は、とても心地の良い宿でした。次回も絶対利用しますよ!
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