なぜかAM４：３０に目が覚めてしまった。
「これは釣りにいかんと」と、いそぎ釣り支度を開始。
「アジは釣れていない」との船宿の話を思い出し、シロギス釣りに行くことに
した。
でも、本音はシロギスより、前回釣友が逃してしまった「マゴチ」が釣りたく
て仕方がないのである。実はまだマゴチ釣ったことがないのよね。
なので今回も、葛西橋「第二泉水」に行きました。
マゴチ用に持ってきた竿を間違えてしまった。
メバル竿と思っていたら、リーディング Ｘ７４だった。
リーディング Ｘ７４では少し硬いかもしれないが、竿先は繊細だから
まいいか。
ＡＭ７：３０出船。釣り場まで１時間以上かかるのだが、出船後すぐに爆睡モード
に入ったようで、目が覚めたらすでに富津沖だった。
釣れるからだ。まあシロギス乗り合いだから仕方がないですね。
早速、マゴチの餌になるメゴチをキープするために、ベタ底で釣り開始。
ところが、釣れてくるのはイトヒキハゼばかり・・・。
イトヒキハゼ・・・以前、こいつをトラギスと思い込み、天婦羅にして食べて
しまった・・・酷い味・・・だった。苦い思い出がよみがえる。
２時間ほど粘ったが、メゴチは釣れない。釣れども釣れどもイトヒキハゼ・・・。
そろそろ、２本竿でイトヒキハゼの相手をするのも飽きてきたので、片方
をマゴチ狙いにスイッチ。
もちろん餌はイトヒキハゼ。無理だろうな・・・きっと。
もう片方も、シロギス狙いに切り替えて釣り開始。
相変わらずイトヒキハゼに邪魔はされるものの、シロギスのアタリは結構
ありました。
しかも２０ｃｍ以上のＧｏｏｄサイズも時折混じります。
イトヒキハゼとのペアで釣れることも多かったです。
外道も多彩でした。
まずはアジ。唐揚げサイズのものが２匹釣れました。
次にシロサバフグ。メタリックでかっこいい。
とりあえず放流しましたが、どうもこのフグは無毒らしいです。
でも、シロサバフグと似た形状のクロサバフグという毒のある魚もいる
らしいので自信がない場合はやっぱり食べないほうがいいでしょうね。
スレで釣れたらご立腹！？。丁重に海に返しました。
最後はカタクチイワシ。マゴチの餌にしようと思いましたが、あちこち逃げ回り
鱗がぼろぼろになってしまったので、リリースしました。
すっかりマゴチのことは忘れてシロギス釣りを楽しんでいたところ、正午頃
からメゴチ（しかも餌に最適のミニマムサイズ）がポツポツと混じりだしました。
うれし～～～～！！！
でも、メゴチで喜べるのはマゴチ釣りのときだけですが。
もはや用済みのイトヒキハゼを廃棄し、食べごろサイズのメゴチに餌を
スイッチ。
まつこと一時間。早速アタリがきました。
一瞬竿が絞り込んだのですが、すぐにすっぽぬけたように竿が戻って
しまいました。
５分ほど様子をみましたが、アタリがなかったので餌を確認してみると・・・。
あわれ、口だけ残した状態の無残な姿に。でも、マゴチってこんなアタリ
するかな？
クライマックスは釣り終了の２０分前。
ふとマゴチ狙いの竿を見ると・・・おおっ、リーディングＸＡ７３が海に突き刺
さらんばかりに絞りこまれてる。
さらに、ガックンガックンと竿が上下に・・・すっげーーーアタリ！！！
あわてて竿を取るが、魚の走りが止まらず、締めてあるはずのドラグが
出る一方。
ドラグを緩めてはみたものの、魚は猪突猛進状態。
なにも出来ないまま「こりゃなんだろう？？？」と思っているうちに、ふっ、と
竿が軽く・・・バレちゃいました。あんなの取れないよ。
仕掛けを上げてみると、４号のハリスがザラザラになって切れていました。
船長と「エイですかね？」と話したが、エイでもあんなすごい引きを体感
できるなら専門で狙ってみたいものです。
ところでみなさん、↑私が誇張して書いてると思っているでしょう。
すごかった証拠が下の写真です。
王様印の受太郎を使っていたのですが、↑のアタリのあと抜け落ちる
寸前の状態になっていました。あと少し竿を取るのが遅かったら、海に
落ちていたでしょう。
確認してみると、受太郎が緩んでいたわけではなく、止めていた船側の
部分がぼろぼろになってしまっていました。
これをみても引きの強さが分かります。
結局、釣友のy-sanさんと戎さんの敵討ちは出来ませんでしたが、シロギス
も適度に釣れたし、ものすごいアタリも体感できたりと楽しい一日になりました。
沖あがり後のビールがまた格別でした（船宿には徒歩できました。念のため）。
ちなみに釣果は、
シロギス：３６匹
イトヒキハゼ：無数
メゴチ：１０匹程度
シロサバフグ：２匹
アジ：２匹
カタクチイワシ：１匹 でした。
家に帰って、早速捌いてピカタをまた作りました。
でも、さすがに３６匹は一度に食えません。明日の朝昼のおかずになります。
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