向う岸

そうはいくか。

2014W杯 3位決定戦 ブラジル0-3オランダ

2014-07-13 19:27:18 | サッカー

スポーツナビ 2014W杯 3位決定戦 ブラジル0-3オランダ

3位決定戦なんてやる意味が無い、と言っていたファンハールは
ウォーミングアップで負傷したスナイデルに代えてデグズマンを起用した
以外は大きな変更はなし。
ブラジルは前線の選手を大きく入れ替えて試合に臨む。

前半3分、抜けだしたロッベンをチアゴ・シウヴァが倒してPK。
これはペナルティエリア外だったけど。
これをファンペルシーが決めて先制する。

前半17分、右サイド深い位置からデグズマンがクロス、ダヴィ・ルイスが
頭で弾くもののこれがブリントへのプレゼントとなって決められ、2点目。

2点をリードしたオランダは省エネ運転。しっかり守ってカウンターを狙う。
ブラジルはパスの出しどころがなく、個人で突破するか
一か八かでFWにボールを入れて奪われ反撃される、というのを繰り返す。
オスカルがボランチの位置まで下がってボールを貰い、
組み立てようとしたりドリブルしたりと孤軍奮闘していた。

前半終了時、ブラジルのサポーターから大ブーイングが起こる。

後半に入ってブラジルは攻めるが、ラミレスのシュートやダヴィ・ルイスの
フリーキックも外れてしまう。攻撃にあまり怖さがない。

後半46分、中盤でボランチのワイナルダムがボールを奪うと右サイドの
ロッベンにパス、ロッベンが溜めを作り、オーバーラップしたヤンマートがクロス、
ゴール前まで走りこんでいたワイナルダムがリターンをもらってシュート、
これが決まって3点目。

オランダは試合終了間際にGKのフォルムを交代させ、これで
登録した選手全員が今大会に出場となった。
ブラジルにとっては屈辱的。


ブラジルは攻撃はネイマール頼み、守備ではCBは強力なのに
ボランチが誰が担当しても上手く行かなかった。
ゴール前に人は足りているのに、敵をフリーにしてしまう
危機察知能力の欠如が目立った。

どのボランチもマスチェラーノのように攻撃の芽を摘むことが出来ず、
攻撃の起点となることも出来なかった。
強力なFWもおらず、育成段階からの抜本的な改革が必要だろう。
かつてのドイツがそうであったように。お手本になるのでは。

オランダは毎度おなじみのお家騒動が起こらず、
ファンハールの下で団結していた。
チームがバラバラでは勝てない、という恐怖があったのだろう。
積極的に若手を起用しており、未来は明るいのかも。




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