向う岸

そうはいくか。

2014W杯 決勝戦 ドイツ1-0exアルゼンチン

2014-07-14 18:54:00 | サッカー

スポーツナビ 2014W杯 決勝戦 ドイツ1-0exアルゼンチン


南米開催のW杯で欧州の国が初めて優勝した。
ドイツはこれでW杯通算4度目の優勝となった。

前半立ち上がりは五分。シュート数ではアルゼンチンの方が多かったか。

前半21分、トニ・クロースのヘディングによるバックパスがオフサイドポジションにいた
イグアインへのプレゼントに。ノイアーと一対一になるが、外してしまう。

アルゼンチンは右サイドからのラベッシのクロスをイグアインが決めるがオフサイド。
ラベッシのドリブルが効果的だった。

ドイツはボール支配率で上回り、右サイドのミュラーとラームがチャンスを作るが
ゴールには至らず。

メッシが右サイドを突破しゴールに迫るがドイツが防ぐ。
前半終了間際にコーナーキックをヘベテスがヘディングするがポストに防がれる。
スコアレスで前半終了。お互いの持ち味が出て攻撃的だったので見どころいっぱいだった。

後半、アルゼンチンはラベッシに代えてアグエロを投入する。
これでメッシは右サイドに回る。

ドイツはメッシのいる自分たちの左サイドから攻撃する。
数多くのチャンスを作るが得点には至らず。
アルゼンチンはシュートを打たれる前の段階で潰していく。
スコアレスで延長戦に突入する。

延長戦はお互いに決定的な場面を作るが決められない。

延長後半8分、左サイドをシュルレがドリブルで突破し、クロスを上げる。
これをゲッツェが胸トラップからのダイレクトボレーを決めて先制する。
アルゼンチンはシュルレに引っ張られてゲッツェをフリーにしてしまった。

このまま試合終了、ドイツが優勝となった。


アルゼンチンにしてみれば、ディマリアがいれば、という試合だった。
イグアイン、アグエロ共に精彩を欠き、メッシの負担がますます大きくなってしまった。
いくらサッカー史に残る天才といえども、一人で勝てるほどW杯は甘くない。
現代サッカーではマラドーナでも不可能だろう。
守備ではマスチェラーノを中心にかなりの堅守だった。
しかし、何でラベッシを交代させたんだろう。
むしろアグエロを先発させて、ラベッシを切り札にした方が良かったのでは。

ドイツにはメッシはいなかったが、それを組織力で補った。
選手をバイエル・ミュンヘンとドルトムントから多く選出し
クラブでの連携をそのまま代表チームにも活かした。
GK-CB-MF-FWまでの縦のラインをリーグ優勝チームの選手で
まとめているのだから連携に不安はなかっただろう。
グアルディオラのおかげだ。

ブラジル相手に7点取ったので攻撃力が注目されがちだが、
グループリーグ3試合で失点2、決勝トーナメント4試合で失点2という守備面でも
評価されるべき。
ノイアーがスイーパーとして相手のチャンスを潰し、11人のフィールドプレイヤーで
ドイツは戦っていたのだからそりゃ強いわな。


今回のドイツが優勝という結果には誰もが納得する。
チームの完成度が段違いに高いのだから。
アルゼンチン優勝という予想は外れてしまったが。


大会MVPに選ばれたメッシが不憫で仕方ない。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。