怪しい漢方薬探検隊~中国医学の旅

藁にもすがる思いで始めた漢方薬~その奥深さに魅せられて
今や健康オタク

2007-04-14 22:29:41 | 中国食品
今回は四川省の成都~自貢~宜賓と巡ってきました。
成都は省都でもありますが、北京や上海といった大都市に比べるとこじんまりと
していて大変居心地の良い、個人的には大好きな街です。
一般の方々には四川料理が一番馴染み深いのではないでしょうか?
麻婆豆腐をはじめ激辛料理が多いのですが、それは日本で 食べる辛さの比では
なく、まさに食べた瞬間に火を噴くレベルです。
慣れないと胃がびっくりしてお腹を壊しやすくなりますので胃薬はかかせません。

自貢は塩が有名で、全盛期には中国全土の30%以上のシェアがあったようです。
塩分の取り過ぎは成人病の元になりますが、実は塩っていうのは健康のために
結構使えるんですよね。
皆さんも経験あると思いますが、海水浴などでちょっと傷ができても、海水に
浸かっていると早く治癒できたり、風邪気味の時なんかも潮風に当たっていると
良くなったりしますもんね。
私は小さい頃よく扁桃腺を腫らしていたのですが、そうするといつも祖母が
フライパンで塩を炒って手ぬぐいで包んで喉に巻いてくれました。
結構効いていたような記憶があります。今はいろんな薬があるから、わざわざ
こんなことしないと思いますが、昔からの知恵が受け継がれずに忘れさられて
いくのはちょっと寂しい気もします。



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