怪しい漢方薬探検隊~中国医学の旅

藁にもすがる思いで始めた漢方薬~その奥深さに魅せられて
今や健康オタク

大型連休スタート

2007-04-28 14:41:38 | よもやま話
GW突入、皆さん如何お過ごしですか?
中国にも労働節という祝日があり、5月1日ー7日まで連休となります。
この連休は中国居残りですが、ちょっとした小旅行と静養に充てようと
考えています。
普段できないジョギングとか(別に普段もやろうと思えばできるのですが
意志が弱く面倒なだけ)、1日断食とかしてみようかなと。
断食は別にダイエットが目的ではなく、1日何も食べないというのは
胃を休めるということもあり健康に良いそうです。
世間ではプチ断食と言うそうですが。
小旅行は1日何もしない日を作ろうと思います。
日常追いまくられている携帯電話の電源も切って、ホテルに泊まって本でも
読みながらぼ~と1日過ごすのは何よりのリフレッシュになります。


命がけ?

2007-04-25 13:18:40 | ダイエット
昨日ご紹介したダイエット茶ですが1日3回飲むよう説明書に書かれて
いますので、朝、昼は会社で飲むようにしました。
それにしても、これまでいろんな漢方薬を試してきましたが、つくづく
命がけだな~と思います。
幸いにもこれまで副作用があったことはありませんが、このところ農薬問題
も含めて中国産のものは何でも敬遠される状況にありますし、成分がはっきり
しないものもありますからね。
ただ、私の場合は周りの口コミ情報に左右されるのが大嫌いな性格ですので
何でも自分で試して結論を下すことをモットーとしています。
ほんと命がけです。
あっ、副作用じゃないけどやばいのはありましたね。
湿布だったんですけど、かなり強力なもので剥がしたら火傷したみたいに
赤くなってただれてしまったことがありました。
あと、怪しい精力剤みたいなものを飲んだら一晩眠れなくなったりなんて
こともありました。
まあ、この程度なら笑い話で済むんですけどね。


ダイエット漢方薬

2007-04-24 22:22:47 | ダイエット
数回に渡りご報告した軽身消胖丸を引き続き服用してみようと北京同仁堂を
訪れたところ、何と売り切れ!
別にどうしても欲しいわけではなかったんですけど、一応2週間で効果が
あったので、まあ痩せなくても中年太りの予防にでもなればと。
そんな気軽な気持ちで訪れたのですが、売り切れでないと言われると逆に
どうしても欲しくなっちゃうんですね~、これが。
次の入荷予定日は?と聞くと、5月下旬とのこと。
この薬、そんなに人気があるのか?と疑いたくもなりますが、ないものは
仕方ありません。
代わりに何かないかと聞いたところ、お茶を紹介されました。
同仁堂清脂茶というものです。
40回分で88元ですから約1400円くらいでしょうか。
お茶にしては高いですけどね、名前の通り脂を清くする、そして高血圧や
いわゆる成人病といわれる様々な症状に対応できるお茶のようです。
成分にも怪しいところがなかったので早速購入してみました。
味についてはちょっと菊花茶に近いかな~、普通の味なので特にお知らせ
するようなことはないのですが、インターネットでこのお茶を検索して
みまました。同仁堂のものは引っかからなかったのですが、御芝堂清脂茶
というのがありました。何と要注意漢方薬ではありませんか!
何でも健康に害を及ぼす恐れのある漢方薬の中のひとつだそうです。
何の成分のどこがいけないのか具体的な情報はありませんが。
う~ん、ちょっと失敗だったか?
でも名前こそ同じですが、私のは同仁堂。ここは中国でもっとも歴史のある
漢方専門店ですから大丈夫でしょう。
せっかく買ったのでしばらく飲んでみます。

主治医 

2007-04-23 14:24:30 | よもやま話
皆さんには主治医がいらっしゃいますか?
若い方は少ないかもしれませんが、歳を重ねるごとに不具合が出てきます
ので、かかりつけの医者というのは必要です。
中国でも同じようなことが言えるのですが、日本以上に深い関係にあるよう
です。血縁、同郷、知人、友人など人脈の大切さは日本以上です。
然るべき方の紹介であれば、いきなりVIP待遇になることも珍しく
ありません。
予約にしても、患者が医者の携帯電話に直接電話するケースが多く、
医者も診断中であっても診断を中断して電話に出ることもしばしば。
日本だと問題になりそうですね。
これはビジネスの世界にも言えることで、我々駐在員も取引先とは携帯で
連絡を取ることが多いです。公共施設、乗り物の中でも全然OKです。
電話に出ないのは逆に失礼にあたると考えられています。
話がそれてしまいましたが、そのくらい医者とは密着しています。
日本とどちらが良いか判断することはできませんが、健康のことを考えると
医者と仲良くしておくにこしたことはありません。

北京オリンピック

2007-04-21 12:08:17 | よもやま話
今日は漢方とは全く関係ないお話ですが、2008年の北京オリンピック
チケットが中国国内限定で予約スタートとなりました。
(抽選といった表現の方が的確か?)
一応、中国在住の外国人は権利があるようで、早速公式HPでID登録、
ひとつの競技で3枚までチケット入手可能のようです。
ちなみに野球を見てみると・・・・・
や、安い。30元ってことは450円、一番高いのが2000円くらい。
野球っていうのは中国では人気ないスポーツなので、チケットを入手できる
確立が高いのかな?と。来年のスケジュールなど決められませんが、値段も
手ごろなので記念にいいかな?と。
結果はまた報告します。

狂犬病

2007-04-20 21:28:42 | よもやま話
中国で多い病気のひとつに狂犬病があります。
この狂犬病と言う言葉は子供の頃から知っているのですが、どんな病気なの?
と聞かれると答えられる方は意外に少ないのかも知れません。
まあ、そういう私自身もそうなのですが。
子供の頃はインフルエンザと同じように破傷風や狂犬病の予防接種がありました
けど、今はどうなんでしょうか。
さて、この狂犬病、ちょっと調べてみたら何とも恐ろしい病気ではないですか!
発熱など風邪の症状からはじまり、神経が麻痺し、最後は犬のような
遠吠えをあげてよだれを垂らして死んでいくそうです。
(エイズと同じで潜伏期間があるらしい)
発症したら100%死んでしまうのだそうです。
エイズも怖いけど、まあ自己管理で防げます。
でも、狂犬病はそれにかかった犬に咬まれたら発症するのですから、エイズ
より確立は高いのかもしれません。
日本はまだしも、中国は田舎にいくと怪しい野犬が多く、チベットなどに
行かれる方は注意が必要です。
また、都市部ではぺットがブームになっておりますが、血統書付きは少なく
ほとんどは闇市で数百元(数千円)で売られている犬が多く、なかには
狂犬病にかかっている犬も少なくないとか。
ちなみに狂犬病は犬だけとはかぎらず、ハムスターとか多くの動物に
共通した病気だそうです。


マツタケ

2007-04-19 22:28:16 | 中国食品
思いっきり季節はずれではありますがマツタケの話です。
日本では秋の味覚、超高級品でありますが中国でもマツタケは有名です。
もちろん、日本人が好むからという理由で中国産の輸出用マツタケが多く
出回っているという事実もありますが、中国人は一般的にマツタケを食べません。
それでは中国人はマツタケをどう利用しているのか?
白酒に漬けて数年寝かせれば立派な滋養強壮の薬になるからです。
なんでこんな話をするかというと、つい先ほどまで雲南省の冬虫夏草採取の
達人と食事をしていて、その彼が副業?でマツタケも扱っていると聞いた
からです。
滋養強壮の薬として天然のマツタケを採取している彼、最近は日本からの
買い付けが多いというので話を聞きました。
彼はマツタケが薬として日本で人気があると思い込んでいるようですが
大きな間違いです。
しかも相場が分からずに1キロ5千円くらいで売っているとのこと。
これ日本で何倍になっているのでしょう?
彼の扱うマツタケは日本産に匹敵するほど立派なものですよ!
何ともったいないことを・・・・・・。
まあ、中国にはこういう世界もあるんですね。



食生活

2007-04-18 23:15:17 | 中国食品
日本では中華料理と一言で済んでしまいますが、ここ中国ではかなり細分化
されています。
有名なところでは広東料理、北京料理、四川料理などですが、こちらでは
胡南料理、東北料理、上海料理、新疆料理、そして火鍋なども有名です。
しかし、我々駐在員が毎日円卓を囲んでいるかというと大きな間違いで
実際は数十円のラーメンやぶっかけ飯(ご飯の上におかずがドーンと載って
いるもの)を食べることが多いです。
安いのはいいんですが、気になるのは巷で言われている農薬などの害です。
少し前になりますがこちらの新聞にこんな記事が出ていました。
都市部と田舎の10都市くらいで子供の食と健康状態について調査した結果、
田舎ほど健康良好で、都市部の裕福な家庭ほど栄養不足だったそうです。
日本もそうですが、野菜も外見が綺麗でないと売れない(綺麗なものは
農薬なしでは無理)、極力害のある食品を避けようと食べるものが偏る、
ちょっとした情報に踊らされる(納豆なんて良い例です)などなど、都市部は
情報が多い分神経質になっているのではないでしょうか。
先日、四川省に行ったときも激辛料理が多く、『こんなもの毎日食べてたら
早死にするわ!』と思っていたのですが、その食堂には高齢の方が多くいて
見るからに元気そう、美味しそうに食べていました。
田舎のほうが健康っていうのは何となくうなずけます。
あんまり神経質になりすぎると食べるものなくなっちゃいますもんね。

ダイエット漢方その後

2007-04-17 18:50:04 | ダイエット
遅れましたが途中まで報告していたダイエット漢方の成果についてです。
半信半疑であったものの、結果的には2kgの減量に成功しました。
わずか2週間であったことを考えるとかなりの効果と考えています。
2kgというとたいしたことないようですが、ベルトの穴をひとつ分
きつくしてちょうど良い状態ですので、う~ん、侮れない、漢方恐るべし
といった感じです。
1回30粒と量が多いので、飲むのは面倒なのですがなんとなく飲んだ瞬間に
効いた錯覚に陥ると言う効果?も期待できますよ。
自分の場合はいい加減な性格もあって30粒数えることはなく、適当に
このくらいだろうと感覚的に飲んでいましたので、実際は多めに飲んでいたと
思います。
あと、持ち歩いて会社の昼休みにこっそり飲むのは面倒ですね。
目標は5kgですのでしばらく続けてみようと思います。

冬虫夏草

2007-04-16 19:55:19 | よもやま話
漢方に使われる生薬もピンからキリまであって、それぞれ特定の有名産地が
あります。例えば、馴染みの深い人参は吉林省の長白山が有名なんですね。
四川省にも天麻、黄連、冬虫夏草などここでしか入手できないものがあります。

セミの抜け殻→昆虫→冬虫夏草と無理やり連想ゲーム的にこじつけてしまい
ましたが、この冬虫夏草っていうのは日本でも売られていると思いますけど
得体の知れない代物ですね。
そのまま読めば冬は虫で夏は植物ということですが、調べれば調べるほど
頭が混乱してきます。いまいち理解できない。
蝙蝠蛾の幼虫に菌がついて、その栄養で菌が成長して夏に芽を出す、つまり
植物なんですね。(この理解が正しいかどうか自信ありません)

冬虫夏草は鹿茸、人参と並んで中国三大滋養生薬ですから、こちらでも
ポピュラーではあるんですけど、現地の人間に聞いても誰もこれが虫なのか
植物なのか答えられない、本当に謎の多い生薬ですね。