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Accordo試聴

2012-01-01 11:28:31 | Audio
そうそう12/30に秋葉の某D-Audioにてフランコ・セルブリン氏のAccordoを試聴してきました。
ちなみにアンプはアインシュタインのプリメイン、CDPはGOLDMUNDのEidos20でした。

以下、個人的な印象です。

積極的に音色を変えてくるタイプです。
モニターライクなSPではありませんので原音重視の方には向いていないと思います。
音色自体は、瑞々しく艶や潤いを感じさせるので、他ではやはりsonusに近い音作りです(当たり前ですねw)。
とくにクラシックや声楽に特化したSPではないと思います。
JazzやPOPSも普通に行けそうです。
# 低音も十分出てますが、ただ、JBLのようにウーファーからの風を体で感じたいってのは流石に無理です。

一番心に残ったのは、クラシックの演奏で
各楽器がそれぞれ独立して鳴っているのに、
統一感を持って1つの音楽を奏でているのが感じられたことでした。
非常に感覚的な話ですが、
「ああー この曲はこういう曲だったんだなぁ」って認識できた気がしました。
その後別の場所にて別のSPで同じ曲を聴きましたが(もちろんアンプやCDPの違いはありますが)
Accordoに比べて低音のキレや明確性が特徴的な音でしたが
各楽器の音がバラバラに鳴っているように聴こえ、音楽になっていないように感じました。
Accordoの意味は調和だそうですが、まさに調和された世界で奏でられる音が
音楽となって伝わってくるSPです。
# 高級SPの試聴経験がそう多くないので、実は他の高級SPでもこういったことは出来るのかもしれません
# 作曲家や奏者の魂が伝わってきたとかって評は目にしますので。

褒めてばかりではアレなんで敢えてネガトークを言うと
SPの額部分(前頭部)とSPスタンドの脚板部分がステンレスっぽい質感でちょっと安っぽく感じました。
価格を抑えるために仕方無かったのかもしれませんが、SPスタンドの柱部分と同じ黒っぽい感じにしてくれればと残念です。
音質はsonusに近いものでしたので、価格は倍近いですが
もしかしたらガルネリ辺りだと同じような音楽を奏でるかもしれません(Accordoでしか叶えられない音ではないのかもしれません)。


私には清水以上の高さから飛び降りる気持ちじゃないと買えませんが、
もういっそ飛び降りて昇天するのも良いんじゃないかって悪魔が囁きますw

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