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”気ままな…ホルン道楽”

チャイコ4番。。「運命の力」の自己解釈→「したたかな邪悪な気」

チャイコフスキー交響曲4番。
出だしは、Andante sostenuto。

「Andante(アンダンテ)」は、歩くような速さ。
「sostenuto(ソステヌート)」は、音符の長さを十分に保って、テンポを少し遅く…ということ。

つまりは『Andante sostenuto(アンダンテ ソステヌート)』とは、速度的には少し遅めのアンダンテということです。
とはいえ、冒頭のファンファーレをどんなニュアンスで吹きましょうか?
このホルンとファゴットのファンファーレのモチーフは全曲の主想旋律でもあり、「運命のファンファーレ」とも呼ばれています。
ですから、ちょっとこだわって吹いてみたい箇所でもあります。
オケ合わせの前に、まずは自分なりにあれこれと、考えてみました。

全音楽譜出版社のスコア解説にチャイコフスキー本人の楽想が紹介されていて参考になります。
しかしながら、どうゆう音で「運命の力」なるものを表現するからは、演奏者側の課題です。

「運命の力」とは「戦争など…幸せを奪い取ってしまう…自分ではどうすることもできない威圧的な力」と、、単純化して解釈しても間違いではなさそうです。
…ですが、そもそも戦争を仕掛けたもの巻き添えを食うのも人間なわけです。 「人間vs人間!」

無知な私は…当初「運命の力」…とは、「神の力」みたいなものを(人間にはどうしようもない力であると)連想したけど…
戦争も含め、すべては人間が作り出したわけですから。。。
運命の力は「戦争の神」とかの、悪い神。悪魔。。のようなものではなさそうです。

まぁ、現代でも、残念なことに、人々の争いは絶えません。。国際的な問題です。なぜ争うのか?
なにかが、人を(争うように)駆り立てている。
つまり、その根底にあるものが、、「運命の力」ではないかと。
私は…考え抜いた挙句、ようやく根底にあるものたどり着いたのでした。

すなわち、人の争い(恨み、憎しみといった感情)の心の奥にも「気」はあります。
生き物である以上、…やはり「気」が関与しているわけで、ここまで掘り下げないと理解できないと直感したのでした。

そして、人の争う場には「邪気のような、悪い気の流れ」が蔓延しているです。きっと!
そのように、、妄想(空想)してみると。。
運命の力(ファンファーレ)を、ホルンで表現するイメージがなんとなく湧いてきました。

かなりの緊迫感を要求されそうです。
それでいて、ゆっくりと歩くように、近づいてくる。不気味です。
決して望まない不幸な「運命の力」が、「邪悪な気」が、、
私風に解釈すると「戦争を煽り立てる邪気」が迫ってくる。
そんなイメージでしょうか。

これを音に変換するのですが。。。

でも、個人的にはそれほど威圧的なメロディーには聴こえません。
どちらかというと、出だしはかっこいい。人を惹きつけるような雰囲気も、、これも罠ですね。
それでいて、たたみかけの下降音はちょっと哀愁すら感じさせる。もちろん、私には…です。

結局、吹き手は無表情な音色。いかようにも(聴き手側で)解釈できるような音色がいいのかもしれませんね。
吹き手が思いを込めるのではなく、聴き手が自由に想像出来る方が面白いのです。

毅然と吹きましょう。
情け容赦もないのだけど、反面、無駄な抵抗はやめて、諦めて運命に従いなさい。
可哀想だけど、仕方がないのだから、と、なだめすかすように、
(心の奥で)密かに(悪魔のように)囁きながらも毅然と吹いてみようと思います。

蛇足ですが決して、上から目線で威圧的にバリバリと豪快に音を割って鳴らすところではありませんね。

そんな、「したたかな邪悪な気」を表現できないかな…
現時点では、しばらくこれでいきましょう。
練習してみませう。(^O^☆♪



<追記>
チャイコフスキーの4番シンフォニーって、どんな曲?って言われた時は、、
この冒頭部のファンファーレを口ずさむとおおかた分かってもらえますよ。

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