”気ままな…ホルン道楽”

ホルンの高い音

先日書いたブロブを読み返し、ホルンの「ハイF」と書いても、
おそらくホルン吹きか音楽に詳しい人でなければ、まず意味が通じないのでは…と思いました。
そこで、ちょっと補足を加えます。
ホルンは元来、ヘ長調(F)の楽器なので、Fとは「ド」のこと。
つまり「ハイF」とは、「一番高いドの音」のことを指します。
一つ下の「シの音」は、ドボルザークの新世界の終楽章やショスタコーヴィチ交響曲第5番のソロで出てきます。
もうひとつ下の「ラの音」は、ベートーヴェン交響曲第8番(ベト8)の3楽章にできています。
中学生のコンクール曲にもでてきます。
アマチュア・オーケストラで楽しむのであれば、普段はこの「ラの音」くらいまで出せれば十分でしょうね。
でも、遊びでよいからモーツァルトやリヒャルトシュトラウスのホルンコンチェルト(協奏曲)を
さらおうと思うと「シ♭」まで要求されます。
そうなると、余裕をみて「ドの音」(=ハイF)くらいまでは出せないと、いい音色にはならないのです。

私の場合は、自分で編み出した練習法で、さらに高音(ミ~ソくらいまで)は出せます。
ホルンの教科書みたいなものによると、理論上だせる高音は「ソの音」くらいです。
ですから、限界音まで出しているわけです。(高音がでると最低音もでやすくなります。)
私の楽器はダブルホルンですが、プロの方やマニアックなホルン吹きの方は
トリプルホルンやハイF管ホルンで…
つまり管の短い(=高音の出やすい楽器)で確実に高い音を出しているようです。
でも、断っておきますが、管の短い楽器を使っても、もともと出せない音は出ません。
誤解のないように。

なお、高音の出し方については、要望があれば、そのうち紹介しようと思います。


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