…わかりやすくいうと、2本のホルンが合体したようなダブルホルンが人気ですね。
(高音から低音まで自由自在です)
で、ここまで進化すると角笛のイメージは薄くなり、すごくメカニックな感じです。
人間が…というより、、職人マイスターが、永年かけて培った伝統、技術のたまものです。
手づくり品は、まさに芸術品ですね。
あれ~、だいぶ本題からそれてしまいましたね。。。
すみません。今回は楽器の話はどうでもよいのでした…。
本題はここからです…
ナチュラルホルンを使わず、現代フレンチホルンで古典音楽の譜面を吹く場合…、
結論を先に言うと…たとえば、、in A とあれば…記譜上の「ド」の音を「ラ」に読み替えて吹きます。
同様に in C(つまりハ長調の曲なら)ならば、記譜上の「ド」を「ソ」の音に変換して吹いています 。。
in B♭(ベー)なら、「ド」を「ファ」の音に読み替えて音を出す…。という具合です。
どうです?
知っていましたか?、面倒でしょう?、そう思いません?
しかも瞬時に読み替えて吹くわけです。
一つの曲の中でも楽章によって変わったり、
ホルンパート内でも1番と2番ホルンは同じ調だが、3,4番は違うな~んてよくあることです。
慣れてくると、頭の中に瞬時に変換できる。まぁ変換器のようなものがあるのでしょうか…。
今まで吹奏楽で吹いていた方が、オーケストラに加わり最初に面食らうのはこれでしょうね。
なんの音を出してよいやら…??になります。
私も初めはそうでしたね。
弦楽器、フルート、オーボエ奏者などには、わからぬ苦労です。
なんといってもピアノとおんなじ…楽譜も楽器も in C(ハ長調)ですからね。
まぁ原調で書かれているメリットもありますよ。
臨時記号が少なく、基の調で記譜されていることが多いわけで…基音のドがわかる。
つまり…和音づくりには助かります。(続きは次回)
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