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”気ままな…ホルン道楽”

ゲシュトップキーの恩恵1

もしかすると、B♭シングルのオールドクルスぺで、まともに譜面をさらったのは今日が初めてのような気がします。
と言っても2〜3時間程度ですが、、久々に吹いたのでこれくらいでやめました。
ついつい音色に惑わされて、軽く吹いてしまいそうになりますが、しっかり吹き込んであげないとダメですね。。
その加減も含め、だいぶ鳴らすコツがわかってきましたよ。
それにしても名器です。。本当にいい感じで上から下まで反応してくれます。ぼっちくんとの相性もバッチリです。とても素直です。


ただ、私がそそっかしいから…なのですが、うっかり、親指のレバー(キー)を使いそうになります。。

このレバー、普通のダブルホルンなら、F管とB♭管を切り替えるためにありますが。。
例えば、普通はB♭管で吹いていて、実音C(ホルンでいう「ソ」)を吹くとき、
(状況にもよりますが、)親指レバーを押してF管に切り替えて吹くこともあります。
理由は、F管の方が音程が低めにならず、音が安定になるからです。
(もちろん、やるやらないは吹き手の判断)

なので、私は、「ソ」のロングトーンがあると、クルスペでも、レバーを押したくなってしまうのです。。
条件反射みたいで、慣れるまでは困ったものです。。


シングルホルンの親指レバーは、目的が違うのです。。(このキーの有無は楽器によって異なりますが、)
ゲシュトップキーとか(単にストップキー)呼ばれます。

「押すと、B♭管が(半音低い)A管に替わる。」のです。
つまり、ゲシュトップ奏法のためにキーといえます。

要は、右手でベルを塞いで金属的な音色にして吹く(ゲシュトップ奏法)と、音程は半音高くなるのです。
(中途半場に右手を入れると半音低く、こもった音になるので…ちょっと紛らわしいのですがね)。

音符の上に、+マークがついていたら、そこはゲシュトップ奏法で吹きなさいとの指示です。
仮にその音が「ソ」なら、指使いは、半音下げて、、つまり、アンブシュアも指使いも「ファ#」に設定しなおす。

ところが、ゲシュトップキーを押すと(自動的に半音分管が長くなるので)、「ソ」なら「ソ」のまま、つまりそのままの指使いでいいのです。

親父ギャグですね。。ソのまま!


たったそれだけのための、、、と思われるかもしれませんが、まぁ付いていない楽器もありますしね。

とはいえ、+マークがついたり、なかったり、そのたびに読み替えて吹くのは面倒です。
そうです。+を見たら、親指のレバーを使う。。これだけでいいわけですから。。♪( ´θ`)ノ


で、早速 今月末のホルンアンサンブル曲をさらっていたら、+ + + がオンパレードです。



でもね。この親指レバーに。。
オケ譜…「イタリア」をさらっていたら、もっとすごい恩恵を発見しましたー!!

続くです。

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