BOSTON嫁のつぶやきBLOG

☆☆徳島で老舗のテーラーボストン屋に嫁ぎ、職人を目指して日々勉強中です☆☆

最期のお別れ、ありがとう。

2015年08月27日 | プライベート
私事ながら先日8月22日に家族が見守る中、父が亡くなりました。

父の通夜、葬儀にはたくさんの方がお見送りにお越しくださりました。


主人の友人や商工会議所青年部の方々など
遠方であるにも関わらず本当にたくさんの方にお越しくださり、胸がいっぱいになりました。

弔電をくださった方々、お花をお送りくださった方々。
私の友人や、大阪の酒井先生、村山先生には弔電や花環もいただき、盛大に父を見送ってあげることができ
父も大変喜んでいると思います。

感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。



最期まで病気と戦った父はとてもかっこよかったです。

父には心配ばかりかけ何の親孝行もできないままでしたが、父の看病に7ヵ月間毎日病院に会いに行くことができ、
今まで以上に一緒の時間を過ごすことが出来ました。

ある程度心の準備ができていたつもりでしたが、やはり父の存在は大きかったようで、
今は心にぽっかり穴があいたような喪失感を味わっています。


私がボストン屋を手伝うようになって初めて採寸をしたのは父です。
その時は高身長で立派な肩幅、お腹周りも立派でした。その時に作ったオーダーシャツは「大事な時に着たい!」と・・・
1度も袖を通すことなく何年も経ち綺麗なままでした。
父はやせ細ってしまいましたがそのシャツを大事な旅立ちのお供にと柩の中に入れてあげました。

いつかは父の一張羅を私が縫ってあげたい!と思ってましたが、それも叶わぬままでした。

いつまでも居ることが当たり前だと思っていたのに・・・こんなに早くお別れがくるとは思いもしなかったけど、
最期まできちんと看取ることができて本当によかったと思います。


35年間ありがとう。


ずっと見守っていてください。またどこかで会えるのを楽しみにしてます。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
村山先生 (ボストン嫁)
2015-09-03 14:38:43
ありがとうございます。

病院で「明日は大阪へ行ってくるけんな」って言うと
「頑張ってこいよ!」と応援してくれていた父を思い出しました。
34歳の決断で親にも心配や迷惑をかけたので最後までしっかりやり遂げたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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ご自慢のお嬢様です。 (村山)
2015-09-02 23:37:03
闘病中のお父様を気遣いながらも、一生懸命ひたむきにテーラリングを学ばれる姿に、私は、密かに、胸を打たれておりました。
限られた時間の中、心の中で様々な葛藤もおありだったのではないか、と思います。
それでも、夢に向かって走り続けていらっしゃる背中を、お父様はしっかりご覧になっていらしたと思います。

そんな娘をお父様はきっと誇りに思っていらっしゃると思います。

また、お顔、見せてくださいね。
お疲れが出られませんように。

ご冥福をお祈り申し上げます。
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志和先生 (ボストン嫁)
2015-08-30 17:05:06
お気遣いありがとうございます。

子どもたちの夏休みは毎日病院通いになってしまいましたが、父と過ごせた夏休みは一生の宝物になることと思います。
りょうくんも分かってるのかどうかも怪しいですが・・・
告別式のときに突然「じぃじがしんだー!!」と大号泣でみんな驚いていました。

父にとっても私たちにとっても7か月間は本当に幸せだったと思います。
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お悔やみ申し上げます (志和)
2015-08-28 23:03:24
お父様のこと、心よりお悔やみ申し上げます。

毎日看病なさったとのこと。お父様にはしっかり伝わり親孝行なされたと思いますU+1F622これから先も、ご家族がどうか健康で笑顔の耐えない毎日を送られる事が、きっとお父様の弔いになると思います。この度は、残念なことでご愁傷さまでした。心よりお悔やみ申し上げますU+1F647
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坂東さん (ボストン嫁)
2015-08-28 14:12:34
お気遣いありがとうございます。
坂東さんはお母様を亡くされたのですね。
母が亡くなるのはまた父の時と違う悲しみがあるそうですね。

親孝行ができず後悔ばかり・・・とありますがそのお気持ちだけでも坂東さんは十分親孝行されていると思います。

亡くなってからまだ日も浅くするべきことがたくさんあり、家族で助けあいながら進めてますが、なんせ祖父母も健在で父が初めてでしたので分からないことだらけでしばらくはバタバタするでしょうがしっかり気をはってがんばります。

ありがとうございました。

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お悔やみ申し上げます。 (坂東)
2015-08-27 17:18:03
高橋良典君の友人の坂東です。
お父さんの事は本当に残念ですねぇ。
私も30歳の時に母親を亡くしました。
今までいるのが当たり前でしたが、居なくなると親孝行もできず後悔ばかりしていたのを思い出します。母親が亡くなったことで、少し家族がギクシャクしてしまいました。こんな時だからこそ家族が一致団結して助け合うことが大事かなぁ~と思います。今は寂しと思いますが頑張って下さい。
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