栄光夢見て地を這う営業物語

神戸の小さなベンチャー企業の営業部長で日々奮闘しています。
将来の上場を夢見る喜怒哀楽の物語です。

産業振興センターや楽天が個人事業主を駆逐する

2011-07-18 21:34:25 | 日記

久々にブログを更新

最近非常に忙しかった・・・。ブログが更新できないほどね

神戸には神戸セレクションと言う神戸らしい商品を取り上げていく運動がある。神戸の地域活性化なんだろうが財団法人神戸産業振興財団が中心となっている。財団がやってることは否定はしないけど,やり方が不味い。

神戸セレクションの最初は神戸大丸などと協力していたそうだが,現在は楽天とタイアップしている。ようするに神戸セレクションに応募した企業や店舗は高額な初期費用を楽天に支払わないといけないようである。

実際個人事業主はWEB知識が明るくない方が多い。産業振興財団は中小企業診断士など経営指導のプロが揃ってる団体だから言うことは間違いがないと信用しているケースが多く言われるまま取り組んで,後で結果がでず出費だけがかさんでいることを嘆くことが多い。結構最近僕の所へ相談してくる事業主の方々が多い。後はWEB業者がWEBリニューアルと同時にネット販売をやらせるケースだ。これまた楽天・・・・

経営コンサルタントって僕もシンクタンクも経験したけど正直詐欺まがいのイメージがある。儲かるんなら自分で起業しろって言いたい。財団も楽天が有効かどうか見極めろって言いたい。

楽天のシステムが悪いとは言わないけどオールマイティではない。楽天はネット市場で大きくなった企業だが,高級品や一点ものの販売には向かないだろう・・・。食品とか安売り系で価格競争をするような商品に一番適していると思うが・・・。

 

僕に相談に来た店舗さん。僕は楽天の撤退と促すと。「楽天に3年費やしたから元を回収しないと」とか「儲かってる企業があるんですよ。」といいながら楽天の出版物を持ってくる始末。その名もドリーム(笑)。世論では楽天ユーザーの5%ぐらいしか儲かってないと言う。まさに楽天で一発当てることは今日では夢・ドリームだと思う。

全部が全部オールマイティーなツールは存在しない。経営指導や専門分野のコンサルタントはそのアタリを言わないと価値はないと思う。

神戸を盛り上げたいなら,相談者にもケース・バイ・ケースで指導してあげて欲しい。

元手を回収って・・・。ギャンブルと同じだな・・・。

当然僕はそこの仕事を受けられない。終わりが見えてるから・・・。悲しいかな。中小ベンチャーは顧客を選ばないと共倒れしてしまうのである。