神奈川県山北町大蔵野・須賀神社の忠魂碑
第二東名の工事が進む大北野の集落では、トンネルと橋の工事が同時に進行して賑やかな様子。
そのなかに鎮まっている須賀神社に忠魂碑が立っていました。
忠魂碑は国のために戦って戦死した兵士を祀るために造立された石碑。その始まりは、幕末の戊辰戦争の官軍戦死者を表彰するため、明治2年に東京九段に創建された東京招魂社にあるそうです。これが明治12年に靖国神社と改名して今日に続いています。これとは別に各地で忠魂碑が立てられました。
須賀神社の招魂碑は「陸軍大将乃木希典閣下直筆」銘がある日露戦争の戦没者を祀ったもので、背面に出征軍人として、国民兵之部・後備役之部・予備役之部、補充兵役の名前が並んでいました。一見してこちらも賑やかに様子ですが、神社は鎮まりかえっていました。
(地図は国土地理院ホームページより)