イギリス・ウィルトシャー州のエイブベリー【独り言】エイブベリーは4500年前に造られたとされているイギリス最大のサークルストーン。
それは車が走る道路脇の牧草地に突然見え出した大きな石の集まりでした。しかし巨石の間に家もありヒツジもいるので、これが世界遺産のエイブベリーと気付くにはちょっと時間がかかりました。さらに早朝のため駐車場に車も人影もなく、案内板を見てここがエイブベリーであることがわかったぐらいですから、期待がしぼんでしまったのは雨のせいばかりではなかったのです。
それでもエイブベリーは大きな深い堀で囲まれただ巨大なサークルであることを思い出して歩き出すと、そのスケールは想像をはるかに超えたものでした。さらにサークルの四方から道路が入って中心部で交差し、そのあたりに民家が集まっているのですから、この事情も理解していないと期待外れになってしまいますが、それも歩き回るうちに石の巨大さ、サークルの大きさが実感でき、やがて偉大な遺跡であることに気づきます。それを説明するには下手な写真が何枚あっても無理ですから、冒頭に掲載したお土産のコースターをとくとご覧ください。