まさか海自艦艇と米海軍艦艇のCGがあるとは…←スカーレット
どうも。
連続更新という珍しい現象が起きていますが、まぁミリヲタ魂の暴走とでも思ってください。
今回は前回取り上げた「Scarlett」のミリタリー要素を少し分析してみたいと思います。正直言ってミリヲタのつまらんトリビア話なので興味ない人はスルーしてもらって結構です。
では参りましょう。
今回、一番驚いたのが冒頭でも言ってるように、艦艇のCGがあったことです。
さらには艦内(艦橋)の背景もあり、軍艦スキーの私は燃え燃えさせて頂きました。
というわけでこの出てきた日米艦艇の艦種や艦名をCGから推測したいと思います。
まず海自の艦艇から。
これはあさぎり型護衛艦3番艦「ゆうぎり」(DD-153)だと思われます。
あさぎり型ははつゆき型の改良型として1988~1991年にかけて8隻建造されました。フォークランド紛争の教訓から船体を鋼製にしたことが大きな特徴で、そのため排水量もはつゆき型より500t程度増加しています。2004~2005年に1、2番艦が練習艦に改造されましたが、他の6隻は今も各護衛隊に配備されています。
「ゆうぎり」は現在、第3護衛隊群第7護衛隊所属で大湊港(青森県)を母港として活動中です。なので劇中ではそこから出動してきたものと思われます。
次に米海軍艦艇。
こちらは劇中の事典でも説明のあるように、アーレイ・バーク(Arleigh Burke)級ミサイル駆逐艦に間違いないでしょう。艦番号から32番艦の「ラーセン」(Lassen, DDG-82)であると推測されます。
アーレイ・バーク級はコストを下げ大量に建造するという目的のため、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の縮小型として計画されました。タイコンデロガ級と同様イージスシステムを搭載し、艦隊防空の要として現在も多数が活動中です。また長期に渡って建造されたため、建造時期によって逐次改良が加えられており、始めの21隻をフライトl、次の7隻をフライトll、最後の27隻をフライトllAと分類しています。現在でも建造は続いており、最終的に62番艦まで建造されるようです。
「ラーセン」はフライトllAに分類され、前期建造艦と比べヘリが搭載可能な点やハープーン対艦ミサイル、CIWSが撤去されていること、などが大きな相違点です。
「ラーセン」自体は第7艦隊の所属で母港を横須賀としています。「横須賀から追尾云々…」とこの辺は劇中でも微妙に語られてますね。
他にヴァージニア級原子力潜水艦も出てきました。
ヴァージニア級はロサンゼルス級の退役に対応するため建造されている原潜で、コスト削減のため少し低性能となる予定でしたが、実際はロサンゼルス級にもひけを取らない性能にまで上昇しているようです。コスト削減については前に建造されたシーウルフ級があまりに高価で、量産に向かなかったことへの裏返しだと思われます。まぁ性能的にはシーウルフ級は世界最強でしょうが…。
劇中のCGでは固有艦名は分かりませんが、劇中の年が2006年とするならば、おそらく2004年就役の1番艦「ヴァージニア」(Virginia, SSN-774)でしょう。
しかし「ヴァージニア」は大西洋艦隊に配備されたらしいので、はるばる太平洋まで出張ってきたんでしょうかね?まぁその辺は深く触れないようにします。
とりあえず艦艇に関しては以上ですね。
他にもB-2とかF/A-18とかも出てくるわけですが、この辺にしときましょう。
しかし、ギャルゲーでここまでするとはねぇ…(まぁマブラヴオルタには敵いませんがね)。
どうも。
連続更新という珍しい現象が起きていますが、まぁミリヲタ魂の暴走とでも思ってください。
今回は前回取り上げた「Scarlett」のミリタリー要素を少し分析してみたいと思います。正直言ってミリヲタのつまらんトリビア話なので興味ない人はスルーしてもらって結構です。
では参りましょう。
今回、一番驚いたのが冒頭でも言ってるように、艦艇のCGがあったことです。
さらには艦内(艦橋)の背景もあり、軍艦スキーの私は燃え燃えさせて頂きました。
というわけでこの出てきた日米艦艇の艦種や艦名をCGから推測したいと思います。
まず海自の艦艇から。
これはあさぎり型護衛艦3番艦「ゆうぎり」(DD-153)だと思われます。
あさぎり型ははつゆき型の改良型として1988~1991年にかけて8隻建造されました。フォークランド紛争の教訓から船体を鋼製にしたことが大きな特徴で、そのため排水量もはつゆき型より500t程度増加しています。2004~2005年に1、2番艦が練習艦に改造されましたが、他の6隻は今も各護衛隊に配備されています。
「ゆうぎり」は現在、第3護衛隊群第7護衛隊所属で大湊港(青森県)を母港として活動中です。なので劇中ではそこから出動してきたものと思われます。
次に米海軍艦艇。
こちらは劇中の事典でも説明のあるように、アーレイ・バーク(Arleigh Burke)級ミサイル駆逐艦に間違いないでしょう。艦番号から32番艦の「ラーセン」(Lassen, DDG-82)であると推測されます。
アーレイ・バーク級はコストを下げ大量に建造するという目的のため、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の縮小型として計画されました。タイコンデロガ級と同様イージスシステムを搭載し、艦隊防空の要として現在も多数が活動中です。また長期に渡って建造されたため、建造時期によって逐次改良が加えられており、始めの21隻をフライトl、次の7隻をフライトll、最後の27隻をフライトllAと分類しています。現在でも建造は続いており、最終的に62番艦まで建造されるようです。
「ラーセン」はフライトllAに分類され、前期建造艦と比べヘリが搭載可能な点やハープーン対艦ミサイル、CIWSが撤去されていること、などが大きな相違点です。
「ラーセン」自体は第7艦隊の所属で母港を横須賀としています。「横須賀から追尾云々…」とこの辺は劇中でも微妙に語られてますね。
他にヴァージニア級原子力潜水艦も出てきました。
ヴァージニア級はロサンゼルス級の退役に対応するため建造されている原潜で、コスト削減のため少し低性能となる予定でしたが、実際はロサンゼルス級にもひけを取らない性能にまで上昇しているようです。コスト削減については前に建造されたシーウルフ級があまりに高価で、量産に向かなかったことへの裏返しだと思われます。まぁ性能的にはシーウルフ級は世界最強でしょうが…。
劇中のCGでは固有艦名は分かりませんが、劇中の年が2006年とするならば、おそらく2004年就役の1番艦「ヴァージニア」(Virginia, SSN-774)でしょう。
しかし「ヴァージニア」は大西洋艦隊に配備されたらしいので、はるばる太平洋まで出張ってきたんでしょうかね?まぁその辺は深く触れないようにします。
とりあえず艦艇に関しては以上ですね。
他にもB-2とかF/A-18とかも出てくるわけですが、この辺にしときましょう。
しかし、ギャルゲーでここまでするとはねぇ…(まぁマブラヴオルタには敵いませんがね)。