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戦萌録

軍艦と萌えを糧に生きるミリヲタの日記。
ちなみに宇垣中将とかは特に出てきませんので…。

艦艇いっぱい

2006-05-30 04:03:03 | 軍事
まさか海自艦艇と米海軍艦艇のCGがあるとは…←スカーレット


どうも。
連続更新という珍しい現象が起きていますが、まぁミリヲタ魂の暴走とでも思ってください。
今回は前回取り上げた「Scarlett」のミリタリー要素を少し分析してみたいと思います。正直言ってミリヲタのつまらんトリビア話なので興味ない人はスルーしてもらって結構です。
では参りましょう。


今回、一番驚いたのが冒頭でも言ってるように、艦艇のCGがあったことです。
さらには艦内(艦橋)の背景もあり、軍艦スキーの私は燃え燃えさせて頂きました。
というわけでこの出てきた日米艦艇の艦種や艦名をCGから推測したいと思います。


まず海自の艦艇から。
これはあさぎり型護衛艦3番艦「ゆうぎり」(DD-153)だと思われます。
あさぎり型ははつゆき型の改良型として1988~1991年にかけて8隻建造されました。フォークランド紛争の教訓から船体を鋼製にしたことが大きな特徴で、そのため排水量もはつゆき型より500t程度増加しています。2004~2005年に1、2番艦が練習艦に改造されましたが、他の6隻は今も各護衛隊に配備されています。
「ゆうぎり」は現在、第3護衛隊群第7護衛隊所属で大湊港(青森県)を母港として活動中です。なので劇中ではそこから出動してきたものと思われます。


次に米海軍艦艇。
こちらは劇中の事典でも説明のあるように、アーレイ・バーク(Arleigh Burke)級ミサイル駆逐艦に間違いないでしょう。艦番号から32番艦の「ラーセン」(Lassen, DDG-82)であると推測されます。
アーレイ・バーク級はコストを下げ大量に建造するという目的のため、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の縮小型として計画されました。タイコンデロガ級と同様イージスシステムを搭載し、艦隊防空の要として現在も多数が活動中です。また長期に渡って建造されたため、建造時期によって逐次改良が加えられており、始めの21隻をフライトl、次の7隻をフライトll、最後の27隻をフライトllAと分類しています。現在でも建造は続いており、最終的に62番艦まで建造されるようです。
「ラーセン」はフライトllAに分類され、前期建造艦と比べヘリが搭載可能な点やハープーン対艦ミサイル、CIWSが撤去されていること、などが大きな相違点です。
「ラーセン」自体は第7艦隊の所属で母港を横須賀としています。「横須賀から追尾云々…」とこの辺は劇中でも微妙に語られてますね。

他にヴァージニア級原子力潜水艦も出てきました。
ヴァージニア級はロサンゼルス級の退役に対応するため建造されている原潜で、コスト削減のため少し低性能となる予定でしたが、実際はロサンゼルス級にもひけを取らない性能にまで上昇しているようです。コスト削減については前に建造されたシーウルフ級があまりに高価で、量産に向かなかったことへの裏返しだと思われます。まぁ性能的にはシーウルフ級は世界最強でしょうが…。
劇中のCGでは固有艦名は分かりませんが、劇中の年が2006年とするならば、おそらく2004年就役の1番艦「ヴァージニア」(Virginia, SSN-774)でしょう。
しかし「ヴァージニア」は大西洋艦隊に配備されたらしいので、はるばる太平洋まで出張ってきたんでしょうかね?まぁその辺は深く触れないようにします。


とりあえず艦艇に関しては以上ですね。
他にもB-2とかF/A-18とかも出てくるわけですが、この辺にしときましょう。
しかし、ギャルゲーでここまでするとはねぇ…(まぁマブラヴオルタには敵いませんがね)。


航空母艦祭り(後編)

2006-05-22 03:16:41 | 軍事
いくらなんでもA-4スカイホークは古過ぎだろ←ブラジル海軍


どうも。
また1週間以上空きましたが、前回の続きをしたいと思います。

ちなみにスカイホークは原型機が半世紀も前に初飛行している古参機で、アルゼンチンやらイスラエルやらはまだ使ってるようですが、空母に乗せてるのはブラジルだけです。
まぁ肝心の空母「サン・パウロ」が1963年就役の老朽艦なので、スカイホークとどっこいどっこいですけどね(もちろん近代化改装を行ってますよ)。


そんな小噺はいいとして、本題に入りましょう。
まずは絶対舌を噛みそうになる艦名が多いイタリアから。
伊海軍はV/STOL空母「ジュゼッペ・ガリバルディ」を保有していますが、就役から20年以上経っているため「そろそろ新しいの要るんじゃね?」と考えたらしく、2001年から新型空母の建造を開始しています。艦名は「カブール」で来年の就役を目指しているようですが、工事の遅れから再来年にずれ込む可能性もあるとのこと。がんばれイタリア。
性能的にはどちらかと言えば強襲揚陸艦的な側面が強く、主力戦車24両もしくは軽車両100両を2ヶ所あるランプから搭載できるらしいです。
さらに手術室やCTスキャン装置など医療設備も完備されており、災害派遣で能力を発揮しそうな空母に仕上がってきています。
で、この「カブール」で面白いのが、建造中に3回も艦名変更していることで、

「ルイージ・エイナウディ」
  ↓
「アンドレア・ドリア」
  ↓
「コンテ・デ・カブール」
  ↓
「カブール」


てな感じに変わっちゃってます。
正直、建造中に何度も名前を変えるのはどうかと思いますが、一応「カブール」という言い易い名前になったようなので一安心です。
…「ルイジ・ディ・サボイア・デュカ・デグリ・アブルッチ」なんて名付けられた日にはもう……。


次は意外と空母運用の歴史が古いインドを見てみましょう。
印海軍は英海軍からV/STOL空母「ハーミス」を1987年に購入し「ヴィラート」と名付け使用していますが、1959年に就役した超老朽艦であるため「さすがにヤバくね?」と考えたようで、国産の空母建造計画を始動させています。
「ADS」とよばれるこの計画は満載排水量40,000tの大型空母を3隻も整備する予定で、1番艦はすでに起工されてるとのこと。
なにやら「予算足りるのか?」とか考えてしまいますが、1番艦が2012年、2番艦が2018年、3番艦が2024年に就役予定のため、まぁなんとかなりそうな感じです。…しかし造船所のインフラ整備がまだ不完全らしいので遅延する可能性もあるようですが…。
その他、印海軍はADS就役までのつなぎとしてロシア海軍の退役空母「アドミラル・フロタ・ソヴィエツコゴ・ソユーザ・ゴルシコフ」(長い…)を、改造の上購入する計画のようです。
すでに細かな交渉を終え改造工事に入っているみたいですが、この空母の排水量も45,400tとかなり大型で、艦名もインド風の「ヴィクラマディチャ」と正式命名されたとのことです(ちなみにADS1番艦も「ヴィクラント」と命名済み)。
ここまで大型の空母を4隻も整備するあたり、インドはかなりマジであることが窺えますね。
これらの空母が全て就役した暁にはインド洋での制海権は全てインドのものとなるでしょう。…正直、英仏よりかなり強力な空母機動部隊を揃えようとしている、と言えますな……。がんばれパキスタン。


とりあえず今回はこんなもんで。
中国についても語りたかったのですが、そろそろブログ的に長文過ぎると思うので止めときます。そのうち機会があれば書くということで。

…しかしホントにインドはマジだなぁ…。これからは中国よりインドかもしれません。がんばれパキスタン(2回目)。


PS:
えーやっぱり本文と関係ないですが、


ゆずソフトのHPへ。18禁なので要注意!

↑ロリっ娘もいいがツンデレお嬢様もいい!!


…買うか……。

航空母艦祭り(前編)

2006-05-12 01:59:14 | 軍事
英語でaircraft carrierっていうのよ←挨拶


どうも。
最近は萌えやエスコンやらで純粋に軍事ネタを語ってなかった気がします。
なので今日は「世界の艦船」5月号を肴に語ってみます。

さて、この5月号の特集は「近未来の空母」と称して、各国海軍が現在計画もしくは建造している空母をそれぞれ詳細に考察しています。
表紙もいつもは萌…じゃなくて燃え燃えな写真なのに、今回はCG使いまくりの完成予想図で埋まってます。なんか変な感じだな…。
というわけでこの完成予想図を眺めつつ各国の新型空母を概観してみようと思います。


まず12隻という世界最大の空母保有国であるアメリカから。
前にも軽く触れましたが、米海軍はニミッツ級に次ぐ新型原子力空母「CVN-21」を計画中です。
排水量やサイズはニミッツ級とほとんど変わらないようですが、新技術導入により色々と能力向上されるとのこと。さらにコスト削減のため乗員数も大幅に減らすらしいです。まぁ人件費はバカにならんですからな。
変わるのはそれら内面だけでなく外見もかなり変わるようで、完成予想図を見るとそれがよく分かります。一目見て分かるのがアイランドですね。
ニミッツ級では甲板の真ん中辺りにででーん!とそびえているのですが、このCVN-21だと後ろの方にちょこんと建ってるだけです。
広々とした甲板にそんな小さなアイランドだと、どうも違和感を感じますね。やはり大型空母にはでかいアイランドが建っていてこそ燃えるのです!これじゃ弱そうです!強い海軍を誇示するには貫禄のあるでかいモノが必要なのです!やはり空母では役不足なのでしょう!ここでアイオワ級戦艦をレストアしt(ry

…えー脱線しましたが、アイランドはでかい方がいいのです!
ステルス性?そんなもん気合で何とかなる!!


次は世界初の空母を生んだイギリス、アメリカ以外で唯一原子力空母を持つフランスを同時に見てみましょう。
英仏は現在、空母建造計画を共同で行っています(まぁここまで来るのにかなり紆余曲折を経たみたいですが…)。英海軍が「CVF」、仏海軍が「PA2」という計画名で基本設計は同一とのことです。
しかし基本は同じでも航空機の運用方法が違い、CVFはSTOVL(短距離離陸垂直着陸)方式、PA2はCTOL(通常離着陸)方式、となっているため完成予想図では少し異なっています。
CVFはスキージャンプ、PA2はアングルドデッキてな感じですな。
それ以外エレベーターやアイランドの位置などは同じなんですが、気になったのはこのアイランドです。
「またかよ…」という苦情は無視して、このアイランドは前と後で2つありまして、前は操艦用、後は航空指揮用と分かれているのです。
今までアイランドは1つという固定観念を持ってる私としてはどうも違和感が…。
これなら仏海軍の「シャルル・ドゴール」の方がいいなぁ…と思うのは私だけでしょうか?…私だけですか、そうですか。
ステルス?何その映画?


他にもイタリアやらインドやらがあるのですが、そろそろ疲れてきたので次回に回します。久々に長文書いたなぁ…。



PS:
本文と全く関係ないですが…

ゆずソフトのHPへ。18禁なので要注意!

↑ロリっ娘は国の宝だ!!

総員警戒態勢!!

2006-03-02 02:43:11 | 軍事
コーエーは無双シリーズだけではないぞ←挨拶

どうも。
また1週間近く更新が滞ってましたね。
実はこれには訳がありまして、先週の木曜にあるゲームを買って寝る間も惜しんで遊びまくってたので…。


というわけで、今回はその「ウォーシップガンナー2 ~鋼鉄の咆哮~」をネタに語ろうと思います。

前作の「鋼鉄の咆哮2 ~ウォーシップガンナー~」がかなりハマったので買ってみたわけですが…



寝不足になるほどハマりました。

やっぱり面白いですな。戦闘シーンも去ることながら、艦船設計も相変わらずミリヲタ魂に火を付けます。
艦船設計はお手軽な自動設計もあり初心者にも入りやすいよう工夫されていますが、私のような玄人はそんな野暮なマネはしません。当然船体から少しずつ組んでいきます。
さらに私の信条として芸術性のない設計は絶対しません。如何に能力が優れていても美しくなければ意味はないのですから。
そんな私の取り決めが

一、戦艦の主砲は中心線配置にする。
一、基本的に四連装砲塔は使用しない(フランスのリシュリュー型戦艦を再現する場合を除く)。
一、特殊艦型(双胴艦など)の船体は使用しない。
一、ガスタービンや原子炉など煙突が必要ない機関の時でも、第二次大戦頃の艦橋・船体を使用している場合は必ず煙突を配置する。
一、なるべく現実に近い設計を心掛ける。


の五箇条です。

強大な戦闘能力を有しつつも、その姿は欧州の古城の如き美しさがある……そんな軍艦が理想的です。
例え、敵の戦艦に囲まれてボコられても、超兵器の意味不明な兵装でボロ雑巾にされても、このスタンスは崩さずシナリオを進めていきたいと思います。

ちなみに戦闘の時は敵の艦艇にHPと艦型が表示されるので、どこの国の艦艇と戦ってるのかを確認して楽しんでます。やっぱりネタが分かるのはいいよね。

さて、明日も群青の海に出なければならないのでそろそろ寝ます。
グッナイ!!

歩兵戦車Mk.Ⅲ

2006-02-14 17:53:49 | 軍事
英軍め…安易な名付け方を…←挨拶

どうも。
さて、突然ですが今日は何の日か知っていますか?
もちろん知ってますよねぇ。

そう英軍の歩兵戦車「バレンタイン」の試作車が完成した日です。

以下解説。


1938年、英軍は「マチルダⅡ」歩兵戦車の後継車両開発を企図した。その際ビッカース社が自主開発したのがこの「バレンタイン」である。基本的にはこの「マチルダⅡ」の設計をベースに開発が進められ、1940年2月14日に試作車が完成したことからこの名が付けられている。
歩兵戦車というジャンルのため砲塔は小型の2ポンド砲を搭載したが、火力不足として後の改良型では6ポンド砲に改められている。
1940年末より実戦に投入され、北アフリカ戦線ではその信頼性が好評を博し、一部の車両は太平洋戦線で日本軍とも戦闘している。一部の改良型はソ連軍にも供与されそれらを含め全部で8275輌が生産された。ノルマンディ上陸作戦の頃には一線を引き始めていたが、他の支援車両や自走砲に改造され終戦まで使用されいる。


…なかなかのベストセラー車だったみたいですね。歩兵戦車なんで砲は小さいですが、なかなか趣のある戦車です。
ちなみに上で「試作車が完成した日」と謳ってますが「設計プランを軍当局に提出した日」という説もあるので注意してください。


おっと良く考えたら2月14日ってもっと重要なのがあった…。

そう聖バレンタインデーの虐殺ですよ。

以下またもや解説。


聖バレンタインデーの虐殺とは1929年2月14日にアメリカ・シカゴで起きたギャングの抗争事件のことである。
当時、シカゴを支配していたアル・カポネ一家と敵対していたバッグズ・モラン一家はこの日、密造したウィスキーを一家の本部の車庫に運び込む予定で、モランとその部下6人が車庫の見張りをしていた。しかし、そこに5人の警官が近づいてきたため部下6人が応対したところ、警官たちはその6人と一緒に世間話をしていた通行人1人を壁に並ばせると一斉にマシンガンを取り出し乱射、7人を次々と射殺した。モラン自体は辛くもその場を脱し事なきを得ている。
その後、警察の捜査でその時の警官はカポネ一家の雇ったヒットマンだったことが分かり、国民の人気を集めていたカポネはこの事件で一気に求心力を失っていくことになる。


…さすが禁酒法時代。ブラックな話には事欠きません。


他にも236年に聖ウァレンティヌス司教がローマ皇帝の迫害を受けて処刑されたり、1779年に探検航海で有名(実際は探検じゃないんだが…)なジェームズ・クックが文化の違いからハワイ原住民に殺害されたりと、2月14日はブラックなネタが満載です。
いやぁ歴史って面白いね。


さて、そろそろアホくさくなってきたのでこの辺で。アディオス!!




…。

………。




orz

クリスチャンの祭典

2005-12-26 01:03:17 | 軍事
けっ、異教徒の祭りなど……←挨拶

どうも。
今日は大東亜戦争中、特に12月24日、25日に起こった出来事をいくつかピックアップして解説してみたいと思います。
世のバカップル共は耳かっぽじってよく聞いとけ。


まずは昭和16年12月9日から開始された香港攻略作戦について。

…当時、英国領であった香港(九竜半島南部と香港島)は駐留する英軍により強力な防御陣地が構築されていた。そのため日本軍中央部は支那派遣軍指揮下の第23軍(軍司令官:酒井隆中将)を投入し一挙に攻略せんと画策、12月2日に香港攻略の命令を出した(大陸令572号)。第23軍はこれを受け日米開戦後の9日から、第38師団(師団長:佐野忠義中将)を主力として進軍を開始、瞬く間に九竜半島を占領した。
残る香港島の英軍は防御陣地内に立て篭もり、持久戦の態勢に入る。第23軍は2度にわたり降伏勧告を出すも英軍はこれを拒否したため、14日から砲兵隊により香港島砲撃を実施、18日から上陸を開始した。その後英軍は頑強な抵抗を続け、日本軍の侵攻を食い止めたが、激戦の末12月25日午後6時頃、白旗を揚げ降伏した。



以下、日英両軍の損害。
日本軍…
 戦死 683 (陸軍:677  海軍:6)
 戦傷 1413(陸軍:1405 海軍:8)

英軍…
 戦死(遺棄死体数) 1555
 捕虜 9495



続いて、昭和18年12月25日に起こった戦艦「大和」の被雷について。

…昭和18年12月20日からトラック諸島に進出していた戦艦「大和」は、その直後陸軍部隊輸送のため出港し12月25日にトラック沖で米潜水艦「スケート」の雷撃を受けた。
発射された魚雷のうち1本が右舷三番砲塔付近に命中し上部火薬庫への浸水が生じたが、特に火災も起きず航行に支障はなかった。
ちなみに「大和」の舷側装甲は410mm。



最後に24日、25日に撃沈された日本海軍艦艇と輸送船を紹介。


昭和16年12月24日…
・駆逐艦「狭霧」(吹雪型16番艦)
 ボルネオ島クチン沖で蘭潜「K-16」の雷撃を受け沈没。

同年12月25日…
・なし


昭和17年12月24日…
・給水船「第一あまかす丸」
 ウェーク島沖で米潜「トライトン」の雷撃を受け沈没。
・特設艦船「興亜丸」
 ニューギニア海域でB-17の爆撃を受け沈没。
・特設艦船「梅丸」
 ニューギニア海域でB-17の爆撃を受け沈没。

同年12月25日…
・輸送船「日照丸」
 南太平洋で米潜の雷撃を受け沈没。
・特設艦船「第二播州丸」
 ティモール島沖で米潜の雷撃を受け沈没。


昭和18年12月24日…
・輸送船「東福丸」
 紀伊半島沖で米潜「ガーナード」の雷撃を受け沈没。
・輸送船「第二青山丸」
 紀伊半島沖で米潜「ガーナード」の雷撃を受け沈没。
・輸送船「へいわ丸」
 フィリピン近海で米潜の雷撃を受け沈没。

同年12月25日…
・輸送船「天龍丸」
 カビエンに在泊中、米空母艦載機の急降下爆撃を受け沈没。


昭和19年12月24日
・輸送艦「第8号」(第1号型8番艦)
 硫黄島沖で米艦隊の砲撃を受け沈没。
・輸送艦「第157号」(第103号型36番艦)
 硫黄島沖で米艦隊の砲撃を受け沈没。
・海防艦「第28号」(第1号型14番艦)
 ルソン島西岸ダソル湾沖で米潜「ブレニー」の雷撃を受け沈没。
・輸送船「五郎丸」
 揚子江で米機の爆撃を受け沈没。

同年12月25日
・輸送船「順豊丸」
 ボルネオ島沖で米潜の雷撃を受け沈没。


参考資料「あの戦争 太平洋戦争全記録」上・中・下巻[産経新聞社]



………。

………………。


…orz

熱いシナリオばっかりだ…

2005-11-28 23:27:56 | 軍事
周辺国がこれ知ったらどれだけキレるかなぁ…←挨拶

どうもお久しぶりです。
かなり更新をサボってましたが、いいネタを仕入れたので書いてみます。

今回は今月18日に発売されたSystem Softの軍事SLG
「現代大戦略2005 ~護国の盾 イージス艦隊~」
を取り上げます。

この「大戦略」シリーズは前々からちょっと興味あったのですが、この最新作はかなり魅力的だったので、体験版を落としてやってみました。
なんで魅力的だったかというと…

シナリオが熱い!!

からです。
以下、そのシナリオ名を掲げてみます。

日韓攻防戦
 襲来!反日漁船団
 竹島を死守せよ
 済州島前哨戦
 済州島制圧戦
 上対馬奪還戦
 下対馬奪還戦

落日の金王国
 核施設掃討作戦
 美浜原発防衛戦
 報復の応酬
 正男VS正哲・正雲
 奮闘!改革解放軍  

中華帝国の暴走
 波高し!東シナ海
 邦人大脱出
 沖ノ鳥島攻防戦
 尖閣諸島攻防戦
 元寇再来!!

地獄のイラク撤退

中央アジア紛争
 常任理事国への試金石
 ウズベク東部戦線
 ウズベク西部戦線

EU崩壊の序曲
 水戦争勃発
 紛争拡大
 第3次欧州大戦

フォークランド紛争
 大国の威信
 マルビナス防衛戦

米国東西戦争
 ネオコンVSリベラル


………。

…………………。


何だこりゃ!?

どれもこれもシャレになってないシナリオばかりです。

一部、紹介しますと、
「日韓攻防戦」では対馬を占領した一部の韓国軍兵士が、済州島を占領した日本への報復として対馬住民の一部を処刑、日本政府は一刻の猶予もままならないとして対馬奪還のため各護衛隊群の派遣を決定する。

「中華帝国の暴走」では、ガス田を巡る対立から日中間で軍事衝突が発生。このため中国軍特殊部隊が北九州に上陸し、主要都市を占領。市民を盾にしつつ続々と中国軍本隊を進駐させ、今や北九州地域は完全に中国軍の支配下に置かれている。

etc……


いやホント、シャレになってないです…。
周辺国への配慮など微塵もないですね…。

しかしゲームとしてはかなりハイクオリティで、登場兵器も主要国のほとんどを網羅してます。戦闘も「スパロボ」や「Gジェネ」みたいな感じで進行するので、なかなか面白かったです。
ただ、戦闘はかなり色々な操作があるので、多少の軍事知識がないとちんぷんかんぷんだと思います。なのでコアなミリヲタ以外には、かなりとっつきにくいでしょうね。まぁ一応初心者用のモードもありますが、やっぱり軍事知識がないとねぇ…。
とにかく、もっと詳しく知りたいと思った方はSystem SoftのHPへ行って説明を読むなり、体験版を落とすなりしてみてください。


…体験版面白かったし、買ってみようかな…。

議長殿、会議のお時間です

2005-10-14 01:20:14 | 軍事
統合幕僚長…ねぇ…←挨拶

どうも。
先程、何気なく統合幕僚会議の公式サイトに行ったら(普通は何気なく行く場所じゃないですね…)、トップページに「統合まで168日」という文字が見えたので、ちょっと調べてみたら…


統合幕僚会議廃止


らしいです。

…ちょっと待ってください。廃止ってえらく大事じゃないですか。自衛隊の統合運用とかはどうなるんだ?
などと思いつつさらに調べてみると、新たに


統合幕僚監部


を新設するとのこと。

…ホントに大事になってきたな…。


ここで説明しますと、統合幕僚会議は陸海空各自衛隊の訓練・警備計画の調整と非常時における各自衛隊の統合運用を行うために置かれている調整機関です。
で、ここの議長が一応自衛官のトップということになるんですが、この統幕議長の名称も変更され統合幕僚長になるらしいです。

…まぁ各自衛隊の中央機関も幕僚監部で長も幕僚長ですから、名前が揃っていいのかもしれませんが、私としては「議長」の方が名称としてはかっこいいと思うので、ちょっと残念です。米国でも統合参謀本部の長は議長、某「種死」でも議長なのになぁ。


ちなみにこの統廃合での自衛隊運用の変化についてはここで語るのは面倒、かつ私の文章表現能力では説明しきれないと思うので、統幕の公式サイトにあるPDFファイルを参照してください。それが一番確実です。

…略すと統幕長か…。何だかな~…。

16DDH

2005-10-11 01:27:27 | 軍事
売り切れですか、そうですか…←挨拶

どうも。
今日バイトの帰り、ブログのネタにと今月号の「世界の艦船」を買おうと思ったのですが、帰路にある本屋は売り切れでした…。(ちなみに私のバイト先は本屋ですが、こっちも売り切れ…)

というわけで、参考資料がないのでうろ覚えトークになります。
お許し下さい…。


現在、我が海上自衛隊は新型ヘリコプター搭載護衛艦「16DDH」(計画名で艦名ではないです)の建造計画を進めています。この艦は護衛隊群の旗艦として建造されるそうで、就役と共に現在の旗艦である古株のDDH「はるな」型は退役するとのことです。
で、この辺の事情はググったら、いくらでも出てくると思うので割愛するとして、問題は魚雷発射管です。
普通なら、「VTOL空母への転用はできるの?」とか「艦名どうなるの?」とかの話題になるはずですが、ひねくれ者の私としては魚雷発射管が気になりました。

通常、魚雷発射管は巡洋艦や駆逐艦に装備するもので、空母には装備しないものです。しかしこの「16DDH」にはさも当然のように装備されちゃってまして、上記の概念が染み付いてる私としてはものすごく違和感を感じてしまいます。
まぁこの艦は“ヘリコプター搭載護衛艦”だ、と言ってしまえば別におかしくも何ともないんですが、容姿があれだとどうも…。
まんま空母だもんなぁ…。


そんなどうでもいいことを思いながら、平成20年竣工予定の「16DDH」に思いを馳せる私であった…。←何故かナレーション口調

駆逐艦「朝霧」

2005-09-28 02:31:39 | 軍事
…本艦は「吹雪」型駆逐艦の13番艦である。
特型とも呼ばれるこの駆逐艦は軍縮条約の制限の下に建造されたが、徹底的な船体の軽量化により重武装を実現しており、また艦隊の遠洋航海にも十分耐える凌波性と、38ノットという高速性能を発揮し当時の列強海軍の水準を大きく上回る能力を有していた。

しかし、行き過ぎた軽量化で船体の安定性に問題があり、同型の「初雪」「夕霧」が演習中に激浪で艦首の一部を切断するという事故を起こしたため、艦政本部は急遽大規模な性能改善工事を実施、ようやく実用的な駆逐艦となった。

「朝霧」は昭和2年度計画で建造され、上記の改善工事を経て太平洋戦争に突入、マレー攻略部隊輸送船団の護衛、エンドウ沖海戦などに参加し、昭和19年8月18日、南太平洋ラモス島沖で米機の攻撃を受け沈没した。



………いや「あけるり」の主人公と義妹さんの性が朝霧だったもんで、つい……。

要はネタがないのよ…orz


●あけるり進捗率●
昨日は「アンミラ・オブ・ライスパドル」作戦を発動、
部隊の集中運用を行い1日で完了することに成功しました。
予想以上の進撃速度のため、脳内統合参謀本部は攻略作戦「ピースフル・キュレイター」の策定を急いでいます。
策定とともに発動される見通しです。

※例によって作戦名は適当です。