ボラ男のブログ『ボラブロ』 鹿児島の釣り情報

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1月26日(火)上甑島里のクロ釣り

2010年01月30日 | スタッフ釣果
今年に入って各地でクロ(メジナ)の釣果が聞かれ、上甑島里の瀬でも2桁の釣果の情報がバンバン入って来る中、私の上甑島への釣行が1月4日に初釣りで行った後、休みの日が時化の日ばかりに当たり行けない日が続いた中、待ちに待った2度目の釣行に22日ぶりに行ける事になった。
わくわく感を抑えつつ午前3時過ぎに串木野港に着いて準備をしていると釣友のF迫さんも今年の初釣りに来ていて期待に夢を膨らませ話をしていると蝶栄丸が来て荷物を積み込み午前4時に上甑島へ向け出港した。

今日の釣り客は12名と少なめでは有るが、船は順調に走り30分程経った頃ド~ンド~ンと船艇を叩く、うねりに起こされウトウトしながら1時間強で上甑島の沖ノ瀬沖に着くと北寄りの風が結構吹いており石原船頭から時化だよと言われ、夢を描いていた予定が崩れてしまったが悔やんでも入れずポーターの準備に取り掛かった。

まずは2名の瀬泊の釣り人を沖ノ瀬のコゴ瀬に降ろし、双子島のミッシーの並びに1名ずつ降ろし長瀬に1名、近島の平瀬に2名、エボシに1名、イキツケに2名降ろし、私とF迫さんは地磯の5番と3番に降りる事になった。
北寄りの風を避け地磯の5番に降りたのだが天気予報の風の強さとは違い強い風が吹き抜ける状況ではあったが昨日も30枚程釣れた様なので期待の瀬上がりとなった。

瀬上がりを済ませ時間も6時半を回った頃だったのでマキエの準備に取り掛かった。
今日のマキエはオキアミ1角を崩し集魚剤1袋を混ぜ合わせバッカンに半分を残した中にアミ8分の1角の半分を混ぜ合わせパン粉2Kを1袋を混ぜ合わせて準備は整った頃、夜が明け始め、マキエを開始した。
瀬際に撒いたマキエは良い感じで左から右に流れ、下げ潮が心地よく流れている事が確認でき、5分程マキエを撒いた頃に瀬際にクロの姿が、ちらほらと見え始め10分程経った頃には結構なクロの姿が確認出来る様になり、マキエをしながら仕掛け作りを始める事にした。

『地磯の5番から見た6番の瀬です↓↓↓』



今日のタックルはD社のトーナメントイソ競剣1.25-53にトーナメント競技LBに釣研ウキの新製品のドングリウキV7の0αを付けハリス2号2ヒロ強取って6号のスレ針で完全フカセで釣って見る事にしたが本来ならばクロの姿が浅タナで確認出来るので固定の仕掛けで狙った方が手返しが速いのだが、今日は風の影響が有るのでウキをシブシブで風の影響を受けない様に考えての選択となった。

30分程マキエを撒いて午前7時半過ぎから釣りをスタートする事にした。
仕掛けを竿3本先辺りまで投げ入れハリスを真っ直ぐ伸ばし、ウキの周りにマキエをヒシャクで2~3杯撒きアタリを待っていると仕掛けが馴染みきる前にウキが海面からスパっと消えたと同時に竿にガツンと乗って来て幸先よく一投目から700g程のクロが釣れて今日の釣りがスタートした。

今日の1匹目を皮切りに700g~1K前後のクロがパタパタと釣れ1時間程で5匹のクロを釣る事が出来た。
今日初めて使ったV7の0αのウキは内径が3ー1.5-3と道糸の出がスムーズでクロが違和感なく走ってくれる様で、また新たなアイテムが増えて気分良く釣りを続けていると時間が経つと共に風の吹き方は更に強くなり、クロのアタリが有っても強風に道糸を持って行かれクロが食い込まない状況が続いて釣果に繋がらない時間が続いたのでポイントを風の影響を受けにくい場所に変え、ガン玉のJ5号を道糸の結び目に打ちアタリを待っていると視界からウキが消え、竿にガッツンと乗って来て今までのクロとは違う強い締め込みを数回見せ上がって来たのは今日の最大となる1.5Kオーバーの腹ぼてのクロであった。

その後、同じパターンで800g前後のクロを3匹追加するも食い渋りで竿に乗って来ても外れる事も多く沖目ではアタリが続かない状態になった頃、石原船頭が見回りに来て、どうね~と言う言葉にOKサインで返事をし、マキエを沖目から元の瀬際に打ち直す事にした。

すると、さっきまで流れていた下げ潮が止まり右から左へと上げ潮が流れ始め風と潮の流れが勝ち合う状況になった為、瀬際にマキエを集中して風の影響を考え張り気味で仕掛けを流していると視界からウキが消えたと同時にガツンと竿に乗って来て入れ食いサイズの800g程のクロが釣れ、同じパターンで700g~1.2K程のクロを5匹追加する事が出来、同じパターンで釣っているとウキがスパっと消し込んだと同時に強烈な引きで竿を絞り込み数回の締め込みの末、上がって来たのは見た目で2.5Kは超えているであろう尾長で、慎重に空気を吸わせタモ入れをするも、風の影響をモロにタモ網が受けたと同時に最後の悪あがきで瀬際に突っ込み瀬切れで逃してしまった。

今日、最大魚であろう魚をばらした事を考え、ハリスを結び直した序に2度目のマキエを作り、マキエを打ちながら時計に目を遣ると回収の12時50分まで1時間半を切り、今日の目標であった30匹には到底届かない数で釣りを再開するも、ばらした影響からかアタリが有っても食い込んでくれない為、ハリスを2号から1.7号に交換し針も6号から5号へ変えて釣って見る事にした。

すると、食い渋っていた状況から違和感なく食い込む様になりポツポツながら800g~1.3K程のクロを4匹追加する事が出来、納竿前の12時半までにトータルで18匹のクロを釣って納竿となった。

回収の船に乗り込み地磯の3番に乗ったF迫さんに状況を聞くと10匹のクロが釣れたとの事で初釣りとしては納得の様子であった。
次に回収に向かったイキツケは2名で3枚、長瀬も数枚、双子島のミッシーは40枚と大釣りで、ミッシーの横は12~3枚といった状況で水温も17度前後で安定し白子をようやく持ち始めたので、この状況で2月の末頃までは続くのではと石原船頭も言っていたので1日も早い次回の釣行を予定しようと思う。


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